『イナズマンF』に登場するキャラクターで、ガイゼル総統率いるデスパー軍団の大幹部。
軍団の本拠地である「幻影都市・デスパーシティ」の市長の地位を任じられており、拉致してきた5万人の人々に恐怖政治を布いている。
ウデスパーがイナズマンに敗れて後は、ガイゼルの参謀としても活動している。
ウデスパーα・ウデスパーβが破壊されてからは、ガイゼルの僅かな身振りでその意思を把握する様子も見せた。
顔の単眼を光らせて相手を洗脳したり、強力なサイコキネシスを使用したりすることが可能。作中ではウデスパーのようなロボットなのか、ブラックデスパーらのようなサイボーグなのかは明らかにされていない。鋼鉄のムチや、アイアン・メイデンの如く装甲を開いて棘で相手を突き刺す格闘戦も得意とする。
名前の由来は「左大臣」と「サディスト・デスパー」であり、イナズマンを操って人類の敵に仕立てたり、死人を操ったり、大量の芥子を用いたりなど、名前通り悪辣な戦法を多用する。
最終話で、ガイゼルの人工太陽計画を阻止すべくデスパーシティに潜入したイナズマンと交戦するが、実力を発揮する間もなく、ゼーバーイナズマンフラッシュを喰らって倒れた。