「キメラ、俺について来い。明日は俺達の物だ! 行くぞ!!」(第50話)
演:林健樹
動向
ダークナイトとなって暗躍していたメギド王子が、父・アトンと、自らを千年洞窟に追いやったゼノビアに意趣返しをし、正体を現した後アトンの形見にして帝王の証である帝王剣をキメラから手渡されてジャシンカの新帝王となった。
ダイナマンとの最終決戦では男4人を相手に帝王剣で圧倒する活躍を見せるが、レッドのマッハアローを左肩に受けて負傷。敗北を悟りキメラだけでも生かすべく撤退命令を出すが、彼女の意を汲み共に最後の戦いに挑む。
ジャシンカ帝国の本拠地である戦闘母艦グランギズモに乗り込み、グランギズモの口からの砲撃や強烈な火炎放射でダイナロボに挑むが、ダイナロボの科学剣・稲妻重力落としの前に敗北。地上へ墜落するグランギズモの中でキメラと共に互いの名を呼び合いながら最期を遂げた。
その衣装も千年洞窟に幽閉された影響か、王子時代と比べて全体的に泥で汚れたようなくすんだ色になっていた。
王子時代にはキメラとは喧嘩友達に近い関係だったが結婚後は素直に愛情を示しており、最終決戦で自らが重傷を負い敗北を覚悟した際にはキメラだけでも逃がそうとしている。後年の出渕の画集には「ジャシンカ帝国初代『神聖』皇帝メギドと『女王』キメラ」という2人のオリジナルイラストが収められている。
関連タグ
カイザーブルドント:本キャラと動向・立場・共通点が非常に多い。