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ザリガジーム

ざりがじーむ

ザリガジーム (ZARIGAJIM)とは、『王様戦隊キングオージャー』に登場する怪人・怪ジームの一体。
目次 [非表示]

「必ず辿り着くよ、チキュー真ん中の太陽!燃えてきたーっ!!」

「燃えるねぇ~!あと少しで、チキューの太陽だっ! 燃えちゃうぜ~!!」


CV:阪口大助

スーツアクター:井口尚哉

登場話:第24話「狭間の王VS奈落の王


データ編集

身長/46.8m(異常成虫時)

体重/358.9t(異常成虫時)

分布/シュゴッダム(昼)

好物/釣り餌

観察ポイント/エサに見えたものにはついつい飛びついてしまうようである。


概要編集

地帝国バグナラクの王・デズナラク8世チキュー破壊計画」の為に送り込んだ、立派なハサミを持つ甲殻類ザリガニ」のBNAを備えた怪ジーム


上を向いて丸まったザリガニを落とし込んだ上半身を持ち、頭頂部から背中を覆うザリガニの尾を模した超耐熱仕様の外套型装甲『ザリガニクスシールド』を被り、右手のハンドクローと左手の二又剣から成る『ハサマレソード』で武装している。

なお装備品はいずれも外付けで、それを外すとシンプルでスマートなシルエットの素体がある。


ザリガニクスシールドの耐熱能力により2000度以上の超高熱下での活動を可能にする、昆虫界のヒートキング。先述のチキュー破壊計画の下準備としてチキューの核へと直通するトンネルの開通任務をデズナラク8世に任せられ、秘密裏に行動していた。

一方掘削作業の途上で、掘ったトンネルを通じて地下のマグマの熱気が地上に噴出、それを原因とした異常な暑さを発生させ、チキューの地上の国々を苦しめて(副次的にだが)奈落へ落とそうとした。


昆虫最終奥義は、ハサマレソードを擦り合わせて刀身に着火、高熱の炎を纏わせて放つ火炎ザリガニ斬り。推測するに星の核近くの堅い岩盤を掘削する方法として編み出した、高熱で岩盤を溶解させる能力を攻撃に転用した物と考えられる。

これと前述の超耐熱能力を合わせた地中潜行能力は総合的に、デズナラクをも超えていると評せる一方、パワー面が少々心許ない等戦闘力には難がある。


自身がチキューの核による熱気で焼かれてしまう危険と隣り合わせで、かつ目立たない裏方仕事を極秘に進める命令を受けても、腐らずやる気を燃やして励む前向きな精神性の持ち主。強大な敵と戦う羽目になっても俄然闘志を燃やす等、結構熱い性格をしている。側近のカメジムにも黙って進めた、デズナラク独断のチキュー破壊計画が決行に移されたのも、手を抜かずトンネル開通を完遂し前段階を済ませてくれたザリガジームの努力があってこそだった。

一方、ひたすら岩盤を穿つ変わり映えの無い掘削任務に邁進した反動か、エサに見えてしまう物体を見付けるとついつい飛び付いてしまう困った癖も持つ。


活躍編集

第24話編集

チキュー破壊計画を実行すべく、前々よりデズナラクの極秘命令で地表からチキューの核に続く穴を開通させる掘削作業に従事。また、これによりチキュー中が真夏以上に暑くなる異常気象を引き起こす要因となった。


そして地下トンネルを開通させる任務を達成した後、昼のシュゴッダムで五王国が開催するチキュー祭りの最中に異常成虫で巨大化し襲撃。

ギラ王様戦隊エクストリームキングオージャーを呼び出し応戦するも、ザリガジームは簡単には倒されまいと自身の掘った穴に身を隠す。穴はかなり深く、どうにか引きずり出せないかと考えていたところで、ギラにくっついてきたブーンの提案によりザリガジームを釣り上げる作戦を決行。カブトキャノンを釣竿代わりにゴッドアントに糸を支えてもらいゴッドクモを穴に垂らしたところ、 「おや、美味しそう♪」 と見事に食い付き釣り上げられ、地上へ引っ張り出される。


それでも怯まず、 「バグナラクの火に焼かれて、燃え尽きなっ!」 と啖呵を切ってザリガジームは火炎ザリガニ斬りで真っ向から立ち向かうも、エクストリームキングオージャーの装甲には歯が立たず高熱も効かない。それでも何とかしようと闇雲に攻撃をしていた隙に、カブトキャノンの砲撃で反撃されスコーピオンクローで追撃、ホッパーアーマーの大上段体当たりと三大守護神を用いた攻撃で追い詰められた末、最期はレジェンドシュゴッドフィニッシュを喰らい「ぬあ~っ! 燃え尽きた~っ!!」と言い残しながら敗北、爆散した。


しかし、その後襲来したデズナラクがキングオージャーとのせめぎ合いの末にザリガジームの開けた穴に落下。チキュー破壊計画は実行に移される事となった。

どうやらデズナラクの準備の時間を稼ぐ目的で勝ち目の無い戦闘を仕掛けた様子らしく、終始主人の望み通りに命令を果たして散ったデズナラクの配下として理想的な生涯を遂げたとも言えよう。


第40話編集

ダグデドに生成されたコピー体が登場。

「自身がダグデドに作られた生命体」と言う真実を伝えられ、四面楚歌の状況に追い詰められたギラによって強制合体させられたエクストリームキングオージャーに率いられ、コピーイラガジーム共々シュゴッダムを蹂躙しようとする。


しかし、エクストリームキングオージャー=シュゴッド達が生みの親であるダグデドの支配から逃れようと対抗する姿勢を見せ、困惑している所で放たれた「レジェンドシュゴッドフィニッシュ」で消し炭にされた。


余談編集





関連タグ編集

王様戦隊キングオージャー バグナラク

怪ジーム

ザリガニ


ジゴクジーム:同じく地中潜行能力に長けた怪ジームで、こちらは機動力と奇襲戦に優れる。

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