ゴッドカブト
ごっどかぶと
チキューに伝わる三大守護神の一角を担う、カブトムシの特性を備えたシュゴッド。基本カラーは黒と金色だが、差し色としてグリーンが入っている。カラーリングを全体を見てヘラクレスオオカブトを連想させる構成になっている。
シュゴッドの中でもゴッドクワガタに匹敵する大きさを誇り、ツノの色が左右で異なる。
鎧兜のように頑丈なボディから繰り出す突進し、発達した角で相手を力任せに跳ね上げる戦法を得意とする。また角の先端がキャノン砲になっており、キングオージャーを一発で合体解除させるほどの威力を持っている。
単独で変形することで巨大武器「カブトキャノン」に変形し、キングオージャーの右腕に合体することで「カブトキングオージャー」が完成する。
ゴッドクワガタを「クワゴン」と呼ぶのと同じく、ギラは「カブタン」と呼ぶ。
第6話でのクワゴンとギラの会話の様子によるとギラが名付けたというよりはカブタンこそが本名、もしくはシュゴッド同士(もしくはクワゴンがつけた)のニックネームらしい。
ちなみにゴッドスコーピオンのサソリーヌに惚れられているが、本虫は気付いていない様子。
ヤンマ曰く三大守護神は人間嫌いであるが、ラクレス・ハスティーはそれを見越してか従順になるよう作り替えた。つまり洗脳させていた。その証拠に、琥珀色であるはずのシュゴッドソウルが紫色に濁っていた。
第3話でラクレスがカグラギ・ディボウスキにギラを捕まえる条件でソウルを引き渡した。
フンジーム撃破後のタイミングを計り、カグラギの操縦でイシャバーナにいるギラを狙った(クワゴンが庇ったがイシャバーナへの爆撃といっても過言では無い)。
タニジーム戦で乱入し、ゴッドクワガタの一騎打ちになるが、ギラの「操り人形には何も守れないが、小さな命も守るのであれば俺様の仲間になってラクレスを倒せばいい」と訴える。そして「カブタン、お前も仲間になれ!」との呼び声と共にゴッドカブトを抱きしめたことで洗脳が解け、ギラの仲間となった。
洗脳が解けたことで、ソウルも琥珀色に戻った。
第25話ではゴッドキングオージャーのパイロットとしてクロダが搭乗した。