詳細
国王 | ヒメノ・ラン |
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守護神 | ゴッドカマキリ |
役割 | 各国への医療供給を担っている |
国章 | カマキリと花 |
気候 | 晴天が多い |
交通 | 木造船、馬車、荷車 |
特徴 | 水の都。自然が多く残り、歴史的建造物とSF建物が混在。各地に人口は分散。街並みは色彩豊かで花々を多数配置。 |
テーマソング | World Is Mine! |
概要
シュゴッダムから見て東に位置する医療と芸術が発展した国。いくつかの小さな島国で構成されおり、城へはロープウェイらしきものを使う。首都は大きな樹木の上に花の形で広がっている。
国中の道路や建物は美しく整備されている上に四季折々の木々や花々が咲き乱れており、城の庭にはサクラらしき樹も植わっている。女王ヒメノ・ランが国の景観には相当に力を注いでおり、景観を良くするため強硬策に出ることもある(ただし、その過程で立ち退く人へのフォローは決して忘れない)。
科学水準は概ね近世ヨーロッパ並みの様だが、医療技術は群を抜いて発達しており、医療・福祉は最新鋭の設備を備えて充実している。
ただし、流行や関心の基準が女王たるヒメノや、貴族に該当する上級国民の気まぐれによって成り立っている貴族主義傾向があり、我儘や気分次第で生活転換を余儀なくされたり見向きもされなくなる……所謂「飽きられたら終わり」となれば途端に落ちぶれてしまうため、シュゴッダムやンコソパ程ではないが貧困に喘ぐ下級国民も少なからずいる。
とはいえども、生活品質が低下する=衛生の劣化に伴う健康被害の多発にも繋がるため、必要に応じて支援金を出す制度や新しく清潔な住居の提供などと、国によるバックアップも整っている。
なのでたとえ今は貧しくても、国に頼りきりにならず「自分の夢や願望」のため、文字通りひたすら我がままに努力と根気を重ねれば起死回生も可能となるので、国民の幸福度は概ね高いと思われる。
物語開始より15年前、神の怒りと呼ばれる災厄のどさくさに紛れ、何者かによる毒殺でヒメノの両親である先代の国王ディードと王妃メタリーが命を落とす悲劇に見舞われている。
軍事力は五大国の中でもかなり低く、戦力足り得る人間はほぼヒメノ1人である。
「芸術」に関する文化体系は作中であまり触れられていないが、チキューで放映されているアニメはイシャバーナで制作されている(「もっふん」が登場する『もっふんといっしょ』について、東映公式サイトでは『イシャバーナのアニメ』と説明している)。
『もっふんといっしょ』のアニメ自体が、神の怒りによって幼くして即位に至ってしまったヒメノを支えるために、イシャバーナの民が作った経緯が後に判明した。
第33~34話の半年間で宇蟲五道化の一角のカメジム・ウンカに支配されていたが、続く第35話にてヒメノの手で政権奪還に成功した模様だが、ヒメノがカメジムが化けた偽物であることが判明し、お見合いと称して皆殺しにしようと企むが、セバスチャンの素顔を知らなかった事が仇となり、本物のヒメノによってカメジムは逃走したことでイシャバーナの奪還に成功する。
主な住人
国民のうち富裕層らしい人々は19世紀のヴィクトリア朝に似たドレスと燕尾服姿だが、貧民層にあたる人々はシュゴッダムと変わらない質素な服を着ている。
医療従事者は黄色の看護師服に白の看護帽子、背中に銀色のバックパック型医療キットを背負い、必要に応じてゴーグルを装着する。
国王
側近
メイド長
医師長
国民
- フォーツカ・フォーチュン(声:大塚芳忠)
- ロマーネ・ディアーボーン(演:美波)
元国民
先代国王・王妃
シュゴッド
施設・土地
イシャバーナの居城。詳細はリンク先参照。
- 花畑
ギラとヤンマが来る前日に即席でヒメノが作らせた花畑。近くに古い家があった為、住民を綺麗な家に住まわせる事を条件に爆破した。決定から爆破迄に引っ越しする時間があったようには見えないが、上述理由の為かとくに不満は寄せられておらず、子供に至っては新しい家に住めると喜んでいた。
余談
- 作中の女王と民のトラブルは0では無いが、民のヒメノへの信頼はかなり厚く、簡単な事では信用を失う描写もかなり少ないので、民度の良さはブッチギリのトップと視聴者からは評される事が多い。
小ネタ
キャラクターの名前の由来
現時点ではカマキリが由来となっているキャラクターが多い。
キャラクター | 昆虫 | 備考 |
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ヒメノ・ラン | ランハナカマキリ | 蘭の花に擬態するカマキリ |
カーレ/エッダ | オオカレエダカマキリ | 通称「ドラゴンマンティス」。枯れ枝に擬態するカマキリであり、これに倣ってかヒメノ・ランとは境遇も全く異なる |
エレガンス・モーン | ヒョウモンカマキリ | 学名がTheopropus_elegans |
クレオ・ウルバヌス | トガリメニシキカマキリ | 学名が「クレオブロッター・ウルバヌス(Creobroter urbanus)」 |
ディード/メタリー | ケンランカマキリ | 学名がMetallyticus_splendidus |
ロマーネ・ディアーボーン | ニセハナマオウカマキリ | 学名が「イドロマンティス・ディアボリカ(Idolomantis diabolica)」 |