演:神前元
CV:鳥海浩輔
概要
『王様戦隊キングオージャー』の登場人物の一人。
初登場時より「黒子」というキャラクター名で登場していたが、第9話にて正式なキャラクター名が「クロダ」であることが判明した。
トウフ王国の城主・カグラギの側近、もしくは付き人を務める素性不明の黒子の人物。
顔の布部分にオレンジ色で笑顔が描かれているという特徴を持つ。ギラ曰く「良い声」とのことで、第8話以前までは全く喋らなかったが、「クロダ」としての初登場となった第9話では一転して饒舌なキャラクターとなった。
彼以外にも複数の黒子がタキタテ城で働いており、中には熱された鍋を素手で受け止めて微動だにしない強者も存在する。
第25話では、ゴッドカブトのパイロットとして、セバスチャンとモルフォーニャとの連携を披露した(ゴッドカブトのパイロットになった理由は、元パイロットのカグラギから、性能を教えられたからだと思われる)。
このように外見の同じ黒子の中でも別格の扱いを受けているが、第37話では食料を独占したイロキに対し、カグラギやスズメと共に一揆を企てた勢力の1人であった(当時は頭巾を被った装束で、城に潜入してコメの隠し場所などを探っていた)ことが判明。
王殿に即位したカグラギの側近となったのはその縁と考えられ、グローディ・ロイコディウムがトウフの米に毒を仕込んだ際には、その極秘回収・処分という汚れ仕事も担うほどに尽力している。
戦闘力もあるようで、第49話ではダグデドが作り出したコピー怪ジーム軍団を軽い身のこなしから繰り出す格闘術で渡り合っている。
余談
セバスチャンのように本名かどうかは不明だが、名前の由来は「クロスズメバチ」から取られていると思われる他、文字通りの黒子から取られたとも、或いは戦国時代に軍師として知られ、カグラギのイメージモデルの一つと思われるかの武将、豊臣秀吉に仕えた戦国武将の1人である「黒田官兵衛」からも取られているのではないかと考えられる。その為、ある意味歴史の勉強になるキャラクターと言える。
演じる神前氏はJAE所属の俳優であり、前々作『機界戦隊ゼンカイジャー』ではステイシーザーのスーツアクターを担当。前作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』では手裏剣鬼、轟轟鬼のスーツアクターのほか、車泥棒役で顔出し出演していた。
声を演じる鳥海氏は『ゼンカイジャー』のヒドケイワルド以来2年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演で、戦隊側キャラを演じるのは『烈車戦隊トッキュウジャー』のレインボーラインの総裁以来9年ぶりとなる。
関連タグ
カグラギ・ディボウスキ トウフ(キングオージャー) 王様戦隊キングオージャー 黒子 イケボ
黒子(シンケンジャー):スーパー戦隊33作目に登場する黒子の先輩で、複数人いるのも共通。Twitterのスーパー戦隊OFFICIALアカウントに投稿されたキングオージャー第4話の感想ツイートにも登場している。
五色田介人/桃井陣←ドゥーガ/シオカラ/セバスチャン/モルフォーニャ/クロダ/ゲロウジーム→ブンドリオ・ブンデラス/ビュン・ディーゼル/細武調