曖昧さ回避
本来の意味での黒子はこちら。→黒子
概要
志葉家に仕えている家臣の中で、黒装束を身につけている者達。
普段は屋敷内外の掃除や料理、メンバーの怪我の看病、出陣時の陣幕やのぼり旗の用意、メンバーの着物の着付け、戦闘時の市民の避難活動や街の清掃活動等多岐に渡る仕事を行っている。
モヂカラを持たないためアヤカシとの戦闘には参加できないが(かんしゃく玉の投擲による威嚇程度なら可能)、人々を守りたいと思う気持ちはシンケンジャー達と同じである。
いわゆるモブキャラであるが、志葉家に欠かせない存在であり、最終幕も彼等が屋敷の門前を掃除する場面で終了する。
存在は侍達は勿論のこと町の住民にも認知されており、積極的に町のボランティアに参加している姿から、「町の鑑」とも言われている。
千明からは「黒子ちゃん」、その他の家臣からは「黒子の皆さん」と呼ばれている。
志葉薫に仕えている黒子は、紋付きを着ており丈瑠達側の黒子とは異なっている。
最終幕では、両者の黒子が別れを惜しむように抱き合っていた。
基本的に喋らず、身振り手振りで感情を表しており、顔見せも通常は行わず名前も判明していないことが多いが、後述の朔太郎は名前付きで顔見せしている。
また、違うヒーローの世界から来た通りすがりのコイツが混じっていたこともある。
そして後のスーパー戦隊作品にも志葉薫と共に登場している。
小松朔太郎
演:綱島郷太郎
志葉家の元黒子。先代シンケンレッドの死がきっかけで志葉家を去っていたが、第七幕で舵木折神を釣り上げようとしていた池波流ノ介と出会い、「あの殿なら命を預けられる!」という彼の言葉から再び黒子として復帰する。
その後は流ノ介にも正体を隠したまま黒子として活動していたが、第四十七幕で本当の主君である薫への忠義と丈瑠との絆の間で苦悩する流ノ介を見かねて遂に正体を明かし、
「確かに姫は大事だ。だが人は犬じゃない!主は自分で決められる」
と流ノ介の背中を押した。
また、このやり取りをこっそり聞いていた薫は自分の行動が結果として丈瑠達を追い詰めていたことに気づき、後悔している。
他にも、薫が暴走する丹波を諫めるためにハリセンを渡したり(薫はこれをかなり気に入っており、その後も度々使用している)する一面もある。
関連タグ
クロダ:こちらは令和戦隊第4作に登場する黒子で、殿様の側近。
黒子ロボ:こちらは21世紀平成戦隊忍風戦隊ハリケンジャーに登場する黒子をモチーフにしたロボット。