管理人ナイト
かんりにんないと
「はじめまして。私はこの町の管理人、ナイトでございます。そして、これが我が愛馬ジャスタウェイです!」
「馴れ合いは無用!早速ですが貴方たちを排除させていただきます。このジャスタウェイの力でね、ヒヒ~ン!」
自身が常駐するシャドータウン「あちこち町」の警護を担当するナイト駒系管理人。
常駐する「あちこち町」は、分かれ道に差し掛かるとアナウンスが入り、どちらを選んでも死の危険が待つと言う理不尽な選択肢で人間を苦しめて闇を生集めていた(悩んでる間に「時間切れ」のペナルティとして上空から大量の水をぶっかけられる)。
「愛馬」と称する馬頭の戦斧「ナイト系ジャスタウェイ」(カグラ曰く「なんかカワイイ!ファンになっちゃいそう!」)で武装し、この武器に跨る事で驚異のギャロップで走り続ける事がで可能で、高速移動による戦闘を得意とし、相手を寄せ付けない管理能力でシャドータウンを支配している。
敬語で丁寧な口調で喋るが、トッキュウジャーの変身解除を狙って時間稼ぎに奔走するなど知略家の一面もある。
自分の街に侵入したトッキュウジャーを発見すると上記の台詞を放ち(カグラから名前をライトと間違えられて「ナイトです!」とツッコミをした)。林道で襲撃し、1号と4号と交戦する。
トッキュウジャーたちにシャドータウンでの変身時間が制限されていることを熟知しており、超高速スピードで次々と攻撃を回避し続けて時間を稼ぎつつ、加勢する方法に葛藤していたトカッチと彼を庇う明を手から光弾を発射して攻撃。崖から転落させるが、4号イエローのシンゴウハンマーによる衝撃波で残りのメンバーの退却を赦してしまう。
その後、ライトたち4人が「銃撃と爆撃」の道の選択に立ち往生している間、「恐竜と毒蛇」の分岐点にいたトカッチと明を襲撃。
非力なトカッチを逃がそうと単身で挑む6号を圧倒し、彼がザラムの姿に戻って抵抗しても尚も攻撃の手を止めなかったが、その明の言葉に従わずに「(優柔不断な自分を捨てて)誰かを犠牲にしない選択」を選んだ生身のトカッチのトッキュウブラスターの攻撃で反撃され、さらに「爆撃の道」を強引に突き進んで到着したライトたちも合流してしまう。
再戦時も再び回避能力でトッキュウジャーたちの変身時間を削ろうと目論むが、トッキュウジャーたちは敢えて5人全員で変身し30秒以内で倒す作戦を決行する。
息のあった連係プレーで行く手を遮られ、誘導された先に潜んでいた2号の斬撃(トカッチ斬り)を受けてしまう。
体勢を立て直して逃げようとするが、今度は足元でひれ伏したまま気配を消していたザラムに気付かずに彼にジャスタウェイを取り上げられ、ジャスタウェイを宇宙の遥か彼方へと投げ飛ばされてしまう。
「ジャスタウェイが、ファラウェーーーーイ!?」
ザラム「さらばだ…ジャスタウェイ…」
「自慢の脚」を失って上記の台詞とともに動揺している隙を突かれ、2号がハイパーレッシャーで変身したハイパートッキュウ2号とザラムがドリルレッシャーを中心に他のサポート烈車のトッキュウレッシャー(ディーゼルレッシャー、カーキャリアレッシャー、タンクレッシャー、ファイヤーレッシャー、ポリスレッシャー)をダイカイテンキャノンにセットして放ったハイパー五連結クラッシュを受け敗北(それと同時にシャドータウンも解放された)。
その直後、闇暴走を起こして巨大化する。
超超トッキュウダイオーとハイパーレッシャテイオーに肉弾戦を挑むも圧倒され、全速力で疾走し始めると攻撃しながら逃走しようとするが、ジャスタウェイなしでは大したスピードも出せないのか、簡単に追い付いた超超トッキュウダイオーに攻撃され、最期はハイパーレッシャテイオーのハイパーレッシャテイオージャイアントフラッシュを受け爆散した。
闇形式の由来は「ナイト(7=ナ、1=イ、10=ト)」の語呂合わせ。
「ジャスタウェイ」の由来は、この回の脚本を担当した大和屋暁氏の所有する競走馬である。詳しくはこちらの項目を参照。薀蓄にあるものの、その後のジャスタウェイが具体的にどうなったのかは不明。
設定画ではジャスタウェイの馬頭は黒、柄の部分は金色だったが本編では馬頭の部分の色は茶色、柄の部分の色は緑と黒を基調としており、それぞれジャスタウェイの毛色と大和屋暁氏の勝負服を意識した色遣いになっている。
ちなみに「あちこち」というワードは実は主題歌の歌詞にもある。
スーツは管理人ビショップの改造。
声を演じる阪口氏は『百獣戦隊ガオレンジャー』の人体標本オルグ以来、13年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている…のだが、その台詞回しや脚本家繋がりで眼鏡が本体のツッコミ役を連想した視聴者も少なくなかった。
スーツは後に城の番人ポーンに改造された。