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モルク侯爵

もるくこうしゃく

「烈車戦隊トッキュウジャー」に登場する幹部怪人。(画像右)
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CV:鈴木れい子

概要

第27駅より登場した新幹部。マイクを思わせる網目模様の帽子をかぶるふくよかな老婦人の姿をしている。
シャドーラインの最古参幹部でありネロ男爵ナイル伯爵より高位の「侯爵」の地位を持ち、ゼットの力を試すために斬りかかるなどの行為も許される実力者である。
性格は非常に口煩く、ネロ男爵やノア夫人などの幹部に対し高圧的な態度を取り、度々大声で小言や怒鳴ることも多く、その煩さにゼットも辟易している。
また、ゼットがグリッタ嬢を取り込めていないこともいち早く看破し、ゼットに彼女を消すよう進言したり、城の地下に幽閉した筈のボセキシャドーが現れた際、ノア夫人の仕業と感づいたり、配下のシャドー怪人を使い、ゼットがキラキラを執着する原因がトッキュウ一号であることを見抜いたりするなど状況を把握する冷静さと優れた洞察力と判断力を持ち合わせている。

かつてはゼットの乳母をしていたこともあり彼に対してべったりであるが、一方で彼の闇が弱いことを歯に衣着せず指摘するなど、御意見番の役割も果たしている。但し、ゼットに強く怒鳴られると逆らえない。
ゼットを抱きしめてそのまま地面に倒れたり、ソファにてゼットの隣に座り寄りかかるなどべったり具合は尋常ではないが、体格が体格なのでゼットには「・・・重い。」と嫌がられている。
ゼットに対して厳しく意見しながら、我が子のように愛情を注ぐなど、お袋さん的存在で、その為、シャドーライン、特にゼットへの裏切り行為をする者に対しては決して許さず、一度は娘と共にゼットを裏切ったノア夫人に対し、シャドー怪人と同等の扱いをした。
常にゼットの身を案じ、最終決戦ではトッキュウジャーに追い詰められたゼットを支えるため、自らの肉体を闇に変え、ゼットの力として、礎にするなど、思いやりを見せる一面を持つ。

常に手にしている杖『侯爵系マイクロッド』は攻守が優れてた万能武器で、さらにアナウンスマイク機能を持ち、これによりクライナーのアナウンスを流していた模様。

シャドータウンの統括責任者で、シャドーラインによって闇を生み出され、闇を出しつくし、闇に沈んだ街「シャドータウン」を管理・守護する役目を担う怪人「管理人」を束ねている他、直属のシャドー怪人や通常のクライナ-に擬態させた専用クライナーを保有している。
クライナーロボの操縦も上手く、その操縦技術はハイパーレッシャテイオーと互角の戦いを演じた程。


劇中の活躍

初登場の際に腕試しとばかりに杖でゼットに連撃を仕掛けるなど、皇帝相手とは思えない態度が目立つがゼット曰く「お前が無礼じゃなかったことはねえ」とのこと。
当初はシャドータウンの統括責任者を任され、配下のシャドー怪人と提携して管理を行っていたが、
第27駅でシャドーラインの弱体ぶりにキャッスルターミナルに来賓し、上記のようにゼットに力を試すために斬りかかり、キラキラを求めるゼットを「火に吸い寄せられる虫」と評してそれを「弱さ」と見なし、ゼットを連れて、トッキュウジャーと管理人ビショップとの戦いを観戦、トッキュウ一号がハイパートッキュウ1号となり、その眩い光に目が眩み、そのキラキラに渇望していたゼットが戦いに参戦し、その激闘をビショップと共に見守った。
ゼットに止めを刺そうとダイカイテンキャノンを構えるハイパートッキュウ1号からビショップに命じてゼットの盾としてゼットを助け、共に撤退した。
28話では敗戦続きのシャドーラインの弱体化を憂い、自らシャドーラインの指揮を執る事を宣言、キャッスルターミナルに移り、ゼットの補佐として戦線メンバーに加わった。
その実力、実績からネロ男爵からは一目置かれている一方、ノア夫人からは影で「うるさい古狸のおばば」呼ばわりされ、目の上のたんこぶの様に思われ、ネロ男爵も内心では手柄を取られる恐れるなど、メンバーからの評判は全く良くない事が窺える。
しかし、ゼットに対し揺ぎ無い忠誠を見せ、彼の為に様々な作戦を展開するネロ男爵に対し、次第に信頼を得るようになり、自身が出撃する際にゼットの護衛を任せたり、「(ネロ男爵の)忠誠だけは認めてもいい」と発言するなど、信頼関係を持つようになった。
その為、ネロ男爵と行動を共にする一面が多く見られた。

第39駅ではクリスマスの日に人々のイマジネーションが最高潮に達してシャドーの闇が著しく弱まる「ヤミベリ」に乗じて、ノア夫人やシュバルツ将軍の攻撃からゼットを守ろうと奮戦し、トッキュウジャーと交えて、三つ巴の戦いを繰り広げた。
自身も専用クライナーロボに乗り、トッキュウ一号が搭乗するハイパーレッシャテイオーと互角の戦いを演じるも、敗北。
その後、ネロ男爵と共にグリッタを消そうとしたが、それに怒ったゼットに攻撃され、さらにグリッタが開放された事で、抱えていた闇の力が増幅し、さらに新たな姿へと変化したゼットがあふれ出る闇を御し切ることができず、どんなに求めても結局は『キラキラ』に手が届かないことに不満を覚え、自分に闇ばかり見せる事への不満をぶつけながら斬りかかれるなど、八つ当たりにされた。

その後、ゼットの「キラキラ」への執着に苦言を呈しながらもその原因を突き止めようと暗躍し、ゼットが「キラキラ」を求める事に心当たりがあり、それを確かめる為に配下のドールハウスシャドーを差し向け、トッキュウ4号、5号を誘拐し、それをトッキュウ1号の反応を確かめた。
その結果、ライトから闇を出てきた事から、ゼットが「キラキラ」を求める原因がライトである事が突き止めることに成功した。

第44駅では烈車で闇の障壁を突き破り、侵入してきたグリッタやトッキュウジャーたちの存在を感知、城の番人であるポーンを差し向け、ネロ男爵と共に城の最上階で迎え撃とうとした。
当初はグリッタの目的がシュバルツやノアの仇討ちと考えていたが、本当に狙いはキャッスルターミナルを元の深い闇に戻すことで、トッキュウジャーを注意を引く間にターミナルのコントロールルームを奪われ、移動されてしまう。しかし、黒いトッキュウ1号になったライトの姿を見て自分が闇でしかないことを悟り、グリッタを始末した(実は消さずに放置していた事が最終駅で判明)ゼットが遂にキラキラを潰すために地上への侵攻を決意、キャッスルターミナルを浮上させ、地上への侵攻を開始する。
しかし、一人でキャッスルターミナルへ向かうライトが現れ、多数のクローズを差し向けるが闇の力を身を纏ったトッキュウ一号の猛攻により全滅、ネロ男爵と共に立ち塞ぎ、トッキュウ一号の攻撃を受けながらもしぶとさを見せ、次第に闇の力に抑えきれないトッキュウ一号を追い詰めるも、トッキュウ6号により逃してしまう。

その後、キャッスルターミナルがゼットの内なる闇の力で闇の巨獣へと変貌し、膨大な闇を放出し、一時はレインボーラインさえも闇に呑み込む事に成功する。しかし終着駅で合流したトッキュウジャー達のイマジネーションによって闇を突破され、再起動したハイパーレッシャー以外の烈車の突撃により闇の巨獣が破壊され、闇の力を弱体化してしまう。
ゼットと共に脱出し、ネロ男爵と合流、トッキュウジャーと最期の戦いを挑む。

最終決戦では2~5号の4人と交戦、闇の力を弱体化されながらも互角以上に奮闘するも、5号の自己強化の接近技や3人のチームワークで繰り出す2号の突撃技を受け、大ダメージを負う。

その後、ダメージを負いながらも、ゼットの身を案じ、失われた闇の代わりとしてネロ男爵と共に自らの肉体を闇に変え、ゼットの力として吸収されることを望むも、ゼットから自分たちも自覚していなかった他人を思いやる心(キラキラ)が芽生えていたを知らされ、拒否されるも、「それは心外」と皮肉な返答をしつつもどこか嬉しそうに答え、最期は彼らの忠義を尊重したゼットにより吸収され、消滅した。

シャドーライン古株の幹部であり、ゼットの乳母として、彼を支えたモルク侯爵だが、厳しくながらも我が子のように愛情を注ぎ、常に彼の身を案じるなど、その姿は母親のように思えた。
ネロ男爵同様、その忠誠心からの献身を「キラキラ」と指摘した上で悪態を付かされるも、ゼットへの思いやりと忠義にゼットは受け入れ、最期までゼットを思いながら自らの命を捧げて吸収されるその姿は切なさを感じる。

余談

モルクはスウェーデン語で「暗い」等の意味を持つ。

演じる鈴木氏は、クライナーのアナウンスの声も担当している。と言うか、モルク侯爵がわざわざアナウンスを吹き込んでいたのかもしれない。想像するとちょっとシュールである。

また、鈴木氏は同時期に放送されていた『ジョジョの奇妙な冒険』でエンヤ婆を演じており、立ち位置や雰囲気も似たものとなっている。また初登場の第27駅では配下の「ビショップ」役にエンヤ婆の息子であるJ・ガイルを演じた桐本琢也氏が出演し、「親子共演」と一部ファンの間で話題になった。
なおこの二人に限らず、シャドーラインとDIO配下には重複する出演者が少なくなかったりする(中にはジョースター一行の方もいるが…)。

スーパー戦隊において爵位持ちの怪人は男性が殆どで彼女のような女性怪人は珍しいが、実際の貴族の歴史上では、女性も爵位を持つ事ができる。

彼女の登場により残す爵位は子爵と公爵を持つ怪人だが、未登場。更に彼女の配下はドールハウスシャドーを除きチェスの駒がモチーフで残すはキングとクイーンの駒に当たる怪人だがこちらも未登場。

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ネロ男爵 ノア夫人 シュバルツ将軍 グリッタ嬢
マツコデラックス…体型が似ている。

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