「センちゃんがいる限り大丈夫じゃ!」
CV:鈴木れい子 / 演:近野成美
データ
- 身長:178cm
- 体重:68kg
- 出身地:シンノー星
概要
全ての住民が嘘や曲がったことを嫌うシンノー星出身のエイリアン。
地球に宇宙漢方薬の材料を求めてやってきたエイリアンで、普段は少女の姿をしているが実際はかなりの歳のお婆さんである。地球での拠点は洞窟に築いた隠れ家となっている。
決して悪人ではないのだが、気難しい所があり、正体を現した途端SPシューターを向けてきたデカレンジャーに対して不信感を抱いてしまった。曰く、「地球人は外見で判断しすぎるきらいがある」為らしい。ただし、傷を負ったセンちゃんを憎まれ口を叩きながら気遣うなど本質は心優しいエイリアンである。
漢方の材料となる薬草を集めている際にスピリト星人ビョーイが人間に憑依するところを目撃し、ビョーイにも見られてしまったため命を狙われることになり、少女の姿に変身してデカレンジャーたちに助けを求めた(そもそも地球に来たのもビョーイをおびき出す薬草を探しに来た為である)。
事件解決後は薬草探しのため宇宙へ旅立つ旨を語るも、自分を必死に守ってくれたセンちゃんに惚れこんでしまい、箱を開くと老化する薬で彼を老けさせてしまった(EDで薬の効果が切れて元に戻っている)。
その後34話で再登場。センちゃんとの結婚資金を稼ぐために地球に残って漢方屋を経営していることが判明した。
チャンベーナ星人ギンからは「ハクタクばあちゃん」と呼ばれており、手癖の悪い彼を鬱陶しく思っているが、センちゃんが話を付けたことで漢方を作ることになった模様。
最終回前のミニコーナーにもギンとともに登場し、不安がるギンを上記の台詞で励ましデカレンジャーたちを応援した。
余談
名前の由来は中国神話に登場する薬学の神・神農と中国の瑞獣・白澤。
声を担当した鈴木れい子女史は本作がスーパー戦隊シリーズ初出演であり、10年後の『烈車戦隊トッキュウジャー』ではクライナーのアナウンスおよびモルク侯爵の声でレギュラー出演している。
関連項目
豪血寺お梅、豪血寺お種:ハクタクの顔のデザインがこのキャラクターの顔を彷彿させるデザインである上に美少女に変身する能力を持っているという共通点がある。