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「儂が許せんのは、裏切りを重ねる貴様だ!ここで消えてもらうぞ!」


プロフィール

初登場回始発駅「特急列車で行こう」
身長203cm
体重180kg
闇形式ネイ860-1
闇装備銃器系ステッキ、ブーメラン系トップハット
シャドー怪人蘊蓄ネロ男爵の得意技は自分で編み出したオリジナルのホールド、「マックラツイスト」
CV福山潤
スーツアクター清家利一

概要

シャドーラインの幹部である闇の男爵

カラスのような仮面とサソリのような意匠が施されたシルクハットを着け、常にステッキを携えている。シャドーライン幹部の中では唯一帽子を脱ぐシーンがあり、ハットの下の強く撫でつけたオールバックを見せている。

イケボだが、一人称は「わし」である(中の人の役柄からすれば珍しい)。


ノア夫人とは互いの失敗を嘲り合う仲で友好的ではなく、ノア夫人が皇帝の為に妃候補である娘のグリッタ嬢を飾るのに対し、闇の生成とシャドーラインの拡大にこだわっている。それ故に輝きを求める皇帝の態度には困惑気味。

また非常にプライドが高く、見下した対象には名乗らず他人に自分の事を紹介させる等、その振る舞いは正しく貴族で、その気品な振る舞いに違わず、闇の皇帝は優美に出迎えるべきと考え、「華」のないシュバルツ将軍を卑下するが、ゼットに対しては卑屈にさえ思える程の低姿勢で接する面が多い。

上品でない行動を嫌う性格からか、ステッキや帽子を使った華麗な攻撃を主体とするが、意外にもプロレス技が得意で、「マックラツイスト」と呼ばれる我流ホールドを持ち、トッキュウ6号と一緒にクロスカウンターで固まっていたりと、意外と肉弾戦も好んでいる模様。


先端から銃撃も可能なステッキ『銃器系ステッキ』ブーメランとして飛ばすハット『ブーメラン系トップハット』を武器に、トッキュウ2号トッキュウ3号の二人をいなしたり、ハットの中から闇のエネルギーを収束させ強力なビームを放って、トッキュウジャー全員をまとめて変身解除にまで追い込んだりと、シュバルツ将軍程ではないが戦闘において相当の実力を持つ。

また、単独で超クライナーロボを操縦し、圧倒的な火力でビルドダイオーを後一歩まで追い詰めたシーンも。

作戦においても、バクダンシャドーを陽動の為に差し向けつつも、その裏でマリオネットシャドーを暗躍させ、更にそのマリオネットシャドーが敗れて闇駅を潰されても、皇帝専用の線路を造る為に必要な闇の確保を成功させる等、策略家としての面を見せている。


闇の存在でありながら「キラキラ」を求めるゼットを諌めたり、彼のために密かにグリッタを抹殺しようとした彼の行動の数々は、ゼットからは快く思われておらず、ゼットからはよく吹き飛ばされていたが、婚礼を機にシャドーラインを乗っ取ろうと面従腹背を続けていたノア夫人や、ゼットのことを『思うがままに暴れる為の目の上のたんこぶ』と思っていたシュバルツ将軍とは違い、彼だけはぞんざいな扱いを受けながらも忠誠を誓っており、皮肉にも幹部の中で彼の死を悼んでいたのはネロ男爵のみであった。

ゼットへの忠誠心は強く、グリッタがゼットを飲み込み女帝として即位した際は、真っ向から反発していたり、最終決戦の際、レンケツバズーカによるユウドウレインボーラッシュの一撃を受けて重傷を負ったゼットの為に自らの命を差し出す等、最後までゼットへの忠誠を貫き通した。

ゼットがグリッタを取り込み復活した時には祝福し、「『光』すらも呑み込む強大な『闇』」であることを悟り、彼の言うキラキラについて思い直した上で、改めて忠誠を誓った。


モルク侯爵の登場で彼女がシャドーラインの指揮を執る際も、不満を抱きながらもゼットの為、モルク侯爵の命令に忠実に従って行動を示した結果、自分(モルク侯爵)が出撃する間の皇帝の護衛を任されたり、「(ネロ男爵の)忠誠だけは認めてもいい」と言わせる等と信頼を得て、一定の信頼関係を持つようになった。


最終決戦時では完全な闇の力に覚醒したゼットの為に、地上侵攻及びトッキュウジャー1号と6号(ザラム)を始末すべく、自らクライナーを乗って出撃する。

キャッスルターミナルへ向かう1号のレッドレッシャーを他のクライナー2台と共に攻撃するも、6号が搭乗するビルドレッシャーに阻まれ、そのまま互いに烈車を変形及び合体させて、ビルドダイオーVS超クライナーロボの戦いに発展する。

圧倒的な火力でビルドダイオーを追い詰めていたが、キャッスルターミナルが突如闇の巨獣へと変貌した事に驚いている隙を突かれ、至近距離から捨て身の斉射を食らい、超クライナーロボを失う(一方、ビルドダイオーも戦闘不能に追いやられているので、実質的に相討ちとなった)。


終着駅(第47駅)では、破壊された巨獣から弾き出されたゼットやモルクと合流し、トッキュウジャーたちと戦闘を開始。クローズ達を差し向けるも一撃で全滅させられ、更にゼットの力の一部であった闇の巨獣を失っていた為に、闇の力が弱く劣勢に陥る。6号との激しい衝突の末に攻撃も見切られ、ユウドウブレイカーの連撃を受けて大ダメージを受けてしまう。


その後、自身のダメージよりもゼットの事を身を案じ、モルク侯爵と共にゼットに自身を闇の力として捧げる事を志願した。

その際、ゼットから自らの忠誠心からの献身を「キラキラ」と指摘されるも、最期まで自身の忠義を見せた2人の意志を受け入れ、偉大なる闇に再会する事を約束して別れを告げ、自ら闇に変えて吸収され消滅した。


他の幹部に遅れを取ったり、モルク侯爵に叱られる等、頼りない一面を見せるネロ男爵だが、シャドーラインの繁栄とゼットへの揺るがない忠誠を誓い、最期までゼットに対する忠義を貫き通す忠臣振りを見せた。その最期は潔く誇り高い紳士の姿であった。


『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』では二大戦隊と創造主デビウスの最終決戦にゼット、ノア、モルクと共に援軍として参戦する。

その際、キョウリュウジャー(元スピリットレンジャー組)の名乗りに続き「漆黒の男爵、ネロ!」と名乗るも他3人は無言だった為「わしだけ!?」と嘆く羽目になった。

『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー』では、ヘイ大公によってノアシュバルツモルクと共に復活。上記と同じ名乗りをしたが、またも同じ結果になってしまった(しかし、シュバルツ将軍は小声で名乗りをしている)。


霧隠ネロ才蔵

「闇に還るでござる〜!」

闇博士マーブロによって生み出された、ネロと霧隠才蔵の闇クローン。頭に髷がある。武器は錫杖。必殺技は、霧を発生させて相手の目を眩ます、「シャドー忍法 霧出すの術」。

女性の色気に弱いが、カグラ風花より、女装したキンジに目が行くと言う、何ともコミカルな性格となっている。名前のテロップ表示でも、他の2人と比べて、やたら小さく表示されていたり、カラスの鳴き声が出てくる等、異質な扱いとなっている。


余談

闇形式の由来は「バロン(男爵)」の語呂合わせ。


名前の「ネロ」はイタリア語で「黒」を意味する。


トッキュウジャーは2014年の作品であるが、福山氏は同時期にあるアニメの2期で(ある意味)闇にまつわる主人公を演じていたため、中の人繋がりでネタにされやすい。

福山さんも遂に特撮初参加ですね〜


更に同じく2014年のアニメ作品のなかにトッキュウジャーと同じく鉄道をテーマにしたアニメ(ただし実際の中身は鉄道よりも色気が多いが‥‥。)があり、そこでも福山氏は主人公を演じていた。(もちろん正義の人物。)


尚、福山氏はトッキュウジャー放送の12年前に鉄道ロボ絡みのアニメにてレギュラーキャラを演じていたが、こちらは彼とは立場が逆転した味方である。


トッキュウジャー放送の7年後にはまたしても鉄道ロボ絡みのアニメにてレギュラーキャラを演じる事になるが、こちらも彼とは立場が逆転した味方である。


上記の劇場番での名乗りや、彼のキャラソンの題名が『Darkness ~闇の勇者~』等から考えると、ヴィランでは珍しくヒロイック嗜好の持ち主だと推測される。


同時期のニチアサ作品男爵の名を持つ仮面ライダーが登場している。


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烈車戦隊トッキュウジャー シャドーライン

闇の皇帝ゼット

ノア夫人 シュバルツ将軍 グリッタ嬢  モルク侯爵


薄皮太夫:自分を助ける為に無理をしたドウコクの為に命を尽くし、ドウコクの復活を促した。消滅するも力の一部はドウコクに吸収された。


邪霊姫ディーナス:敬愛する兄・ジルフィーザの為に自らの命を捧げて復活させた。上記の2例とも、終盤で自らの命を差し出して消滅した幹部である。


富樫勇太中の人繋がりで上記にもある通り本作と時期に始まったアニメ作品の主人公で、自称ではあるが闇にまとわる言葉を発する点が共通する。


高山直人:中の人繋がりで本作品と同時期に放送された、鉄道を題材にしたアニメの主人公。ちなみに、上司中の人ワゴンである。


矢琶羽:中の人&一人称繋がりだが、ポジションとしてはシャドー怪人に近いキャラ。

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