「ようこそ“闇忍者ランド”へ!」
「僕は忍者が大好きすぎてね、伝説の忍者たちの闇クローンを作っちゃったんだ〜!」
「うわ〜いいねいいね〜!このまま世界を闇で包んでしまおうよ!」
プロフィール
身長/204cm
体重/201kg
闇形式/マーイ894-VS
闇装備/忍者刀系ステッキ
概要
大の忍者マニアで、忍者のことしか興味がないマッドサイエンティスト。
頭脳は明晰であるが、性格はわがままで、子どもっぽい。普段は陽気な態度で振る舞うが、いざ本気になれば凶暴な本性を現す。口癖は「いいね!」。
「闇留学」から帰還し、自分の部下として伝説の忍者たちの闇クローンを作り、手元に置いている。そして最終的には、闇クローンをMIXした最強のハイブリッド忍者を作り出し、世界を闇で包もうと企む。そのために、十六夜九衛門と手を組み、ニンニンジャーたちに妖怪ワニュウドウを仕向け、闇忍者ランドへ連れ去ろうとする。
人間態は、眼鏡と帽子を身に付け、赤いメッシュが入った男性で、怪人態では、顔が溶接マスク、帽子が巨大な電球に変化し、武器として左手に巨大な爪と『忍者刀系ステッキ』を装備する。その戦闘力は非常に高く、トッキュウ6号を圧倒し、アカニンジャーやトッキュウ1号と互角に戦える程。
ちなみに、元シャドーラインの虹野明については、対面時にお互いを名前で(思い出したように)呼び合っていなかったことから、恐らくではあるが面識がなかったものと思われる。
映画での活躍
闇忍者ランドにて、伊賀崎天晴の前に姿を現し、闇クローンの服部半蔵や風魔小太郎、猿飛佐助を繰り出す。そして、彼ら闇クローンと天晴の忍タリティをMIXし、ハイブリッド忍者・闇アカニンジャーを誕生させる。変身できない天晴を「出涸らし」と侮辱し、始末しようとするが、ライトに邪魔をされ、逃がしてしまう。
その後、闇アカニンジャーと共に、世界を闇で包むために本格的に行動を開始する。さらに、他のニンニンジャーやトッキュウジャーに邪魔されないように、闇忍者ランドの入口に、闇クローンの石川シュバルツ五右衛門や望月ノア千代女、霧隠ネロ才蔵を配備する。
しかし、そこへ天晴とライトが駆けつけ、闇アカニンジャーと対決。そんな自分は、そこへ現れた虹野明ことトッキュウ6号と対決、圧倒する。
その後、闇クローンの3人やクローズ、ジュッカラゲを率いて、闇アカニンジャーを倒して元に戻った天晴、他のニンニンジャーやトッキュウジャーたちと対決。しかし、コレクションである闇クローンの3人を失ったことで、遂に吹っ切れてしまう。何もかもを闇に沈めてしまおうと、激しく攻撃するが、アカニンジャーとトッキュウ1号の必殺技「トッキュウ忍烈斬」を受けてダウン。
しかしそれでも倒れず、クライナーたちを呼び出し、空全体を闇で覆ってしまう。そして、ニンニンジャーが倒した2体のクライナーロボと自身のクライナーロボを合体、超超クライナーロボを繰り出し、覇王シュリケンジンを圧倒する。しかし、ニンニンジャーとトッキュウジャーが覇王トッキュウダイオーへと合体したことで、形勢は逆転。最期はニンニンジャーとトッキュウジャーの連携した必殺技「オトモ忍レンケツアッパレクラッシュ」を受けて敗北、「マッドサイエンティストよりマッドすぎるよコレ〜ッ!!」と叫びながら超超クライナーロボと共に爆散した。
余談
闇形式の由来はそのまま「博士」の語呂合わせ。
脚本を担当した下山健人氏は、初期のイメージは「チャーリーとチョコレート工場」のウィリー・ウォンカや「アリス・イン・ワンダーランド」のマッド・ハッターを演じた、ジョニー・デップをイメージした。演じた山里亮太氏については、当初は真逆のイメージではあったものの、あまりにもはまり役で素晴らしい演技力であったという。
デザインは、トッキュウジャーのキャラクターデザインを手がけた篠原保氏が担当し、トッキュウジャーでの未使用アイデアから「電球頭」と「溶接男」を組み合わせている。衣服は白衣をモチーフとしているが、白は闇の皇帝ゼットの色であるため、作業着風のグレーとなった。
尚、演者のスケジュールの都合なのか劇中では人間態の出番が少なく、怪人態としての登場がほとんどだった。
関連タグ
手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー シャドーライン
戦極凌馬、蛮野天十郎、西園寺主税・・・トッキュウジャー・ニンニンジャー放映時に暗躍していた、東映特撮のマッドサイエンティストたち。
紅蓮神官サラマズ:前作のVSシリーズに登場する芸人が演じたゲスト怪人。
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク