「それはねー、お兄さんが、君を、倒しに来たのさ~~!さぁみんな、かっかれ~~!」
プロフィール
登場作品:烈車戦隊トッキュウジャーVS獣電戦隊キョウリュウジャー THE MOVIE
主:闇の皇帝ゼット
闇形式:ゼヤ9629-VS8
闇装備:長針系ソード、短針系ソード
作戦運行:サラマズの支援
闇駅名:なし
心の闇:なし
シャドー怪人蘊蓄:なし
概要
「チックタックチックタックボーンボーン!」という時計のような歌で相手を若返らせる能力をもつ時計系シャドー怪人。
それぞれ長針と短針を模した剣・『長針系ソード』と『短針系ソード』で武装している。
ただし、この歌はシャドーラインの者には効かない。Eテレ(NHK教育)の歌のお兄さんのような明るい話し方をする。
自身の能力は闇を直接集める能力でないため、組織での地位は低かったようだが、ゼット配下なだけあって能力は相当凶悪である。
創造主デビウス復活までの時間稼ぎとしてゼットから紅蓮神官サラマズに貸与され、彼の作戦に従事。クローズと共にクライナーで出撃し、「古里山」という駅にてレッドレッシャ―に単身乗り損ねた空蝉丸を襲撃する。 駆け付けたトッキュウジャーに自身の歌を聞かせて彼等を子供に、彼等より長く聞いていた空蝉丸を幼児化させたが、シャドー出身ゆえに若返らなかった6号が呼び出したビルドレッシャーにより彼らの撤退を許す。
その後、彼らをクライナーで追撃しようとした際に突如ニンニンジャーが参戦、妖怪と勘違いされて戦闘になり、変幻自在の戦法に圧倒されるも、招集されたクライナーロボにその場を任せ撤退する。
砕石場にて守護騎士カンブリ魔やゾーリ魔、クローズを大量に召喚してキョウリュウジャー・子供トッキュウジャーを襲撃させ、自身は能天気に応援を決め込む。
だが二大戦隊に戦闘員を全滅させられた末、自身もユウドウレインボーラッシュを受け爆散(その際「さあみんな!大きな声で~、さよ~なら~~!!」と遺している)。
直後闇が放出されるが、本性を現したサラマズに闇を吸収され、巨大化することはなかった。
サラマズのもう1つの目的、それは貸与されたシャドー怪人が死ぬ際の闇を横取りし、己の戦力とすることで、自身の手で二大戦隊を葬ることであった。
余談
闇形式の由来は「クロック」の語呂合わせ。
サラマズに闇を吸収されたためシャドー怪人で唯一巨大化していない。
スーツはハウンドシャドーの改造。ボディ部分が金色系にリペイントされて再使用されている。
デザインした篠原保氏曰く、顔は獣風にしたとのこと。
声を演じた小野坂昌也氏は本作がスーパー戦隊シリーズ初出演である。
関連タグ
アレッシー:小野坂氏が演じる、同じく相手を若返らせる能力を持つ悪役。
時計仮面、タイムラー、タイムモンガー、タイムヅノー、ジクウマンモス、時計オルグ、ギガノイド第3番「時計」、タイマーのバクトフージER、時計モチーフの戦隊怪人の先輩。
錦鯉(SMA):これらを連想させる挨拶の仕方。
妖怪ネコマタ、妖怪マタネコ、ヒドケイワルド、未来鬼:時計モチーフの戦隊怪人の後輩達。
トケイグルマー、トケイグルマー・セカンズ:針を使った二刀流を使う時計モチーフの後輩怪人。ただし、クロックシャドーは明るい話し方をするに対してトケイグルマーは無口で動いている人や物を見ると持っている剣で切り裂こうとするなど嫉妬深い性格で後に復活したトケイグルマー・セカンズは中の人の関係と対象者の時間操作能力(こちらは時を戻す能力に対し、こちらは時を進め依存症を起こす)故か、性格も能力もより近い性格になった。
さらに言えばトケイグルマー・セカンズ登場の次の話はトッキュウジャーのコラボエピソードとなっており内容とトケイグルマー・セカンズの声からある意味彼とサラマズと同じ関係性を持つ。
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
宇宙大恐竜ボルドス/ネオグリフォーザー/ネオガイルトン←クロックシャドー/創造主デビウス/紅蓮神官サラマズ→妖怪ワニュウドウ/闇博士マーブロ