「いやお待ちを! 我が主はぜひとも手を組んでいただきたいと申しているのでございます! その代わり、そちらにとっての邪魔者、トッキュウジャーを潰すと」
「用無しなのはテメェだよ、闇の力は手に入ったンだからなァ!」
CV:天野ひろゆき
データ
身長:203cm
体重:182kg
成分:ナマズ、サラマンダー、マグマ、新幹線など
配合:プロミランス
特記事項:神官が大爆破
概要
映画『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャーTHE MOVIE』に登場する悪役。武装の炎を模った杖・プロミランスで紅蓮の炎を司り、エネルギーを自在に操る。
創造主デビウスの側近であり、地上活動のための肉体生成に遅れているデビウスの為にシャドーラインと接触。恭しい言葉をかけて皇帝ゼットに跪いてマントにキスをするなど遜った態度を取り、ゼットに気に入られる。
その後デビウスを保護するべく、彼が憑依する宇宙ステーションの墜落地点に闇のバリアーを展開させた後、対価としてトッキュウジャー抹殺を請け負うべく、クローズとクロックシャドーを借り受けた。
しかし、本当の目的はデビウス覚醒のためのシャドーライン利用であり、クロックシャドーがトッキュウジャーとキョウリュウジャーに倒されると本性を現す。キスをした所からゼットのマントを燃え上がらせキャッスルターミナルに放火、その最中にクライナーを奪いつつ逃走。
そして、クロックシャドーが闇暴走で放出した闇とクローズを吸収し、究極態となった。
サラマズ究極態
「トッキュウジャー、キョウリュウジャー。貴様らに我が主の覚醒の邪魔はさせん!」
サラマズがクロックシャドーの起こした闇とクローズを吸収して巨大化した形態。
……なのだが、その姿は新幹線のハリボテ状になったサラマズに5体のクローズが電車ごっこしていると、物凄くかっこ悪い。だがその実力は本物で、トッキュウジャーとキョウリュウジャーを大いに苦しめた。
武器は敵に体当たりする『サラマズアタック』と敵に巻き付いて電撃を放つ『サラマズスパーク』。
キョウリュウジンとトッキュウオーを大いに追い詰めるが、最期はハイパーギガントイマジネーションを発動させたトッキュウレインボーとギガントキョウリュウジンの一斉砲撃を受け爆死した(その際主君の名を叫んでいる)。
余談
声を担当した天野氏は意外にも悪役として声優出演が多く、特撮作品『牙狼』シリーズのザジや、アニメ版『魔人探偵脳噛ネウロ』の犯人の役まで演じられていた。
サラマズ究極体は、パンフレットでは「巨大怪人」と表記されている。
関連タグ
センログルマー:後にトッキュウジャーとコラボする戦隊に登場するトッキュウジャーに関係した物モチーフの後輩怪人でこちらも電車ごっこを行う(こちらは人質が対象)シュールな場面が見えた。また彼と、前回戦った怪人と比べると芸人が声を当てている時計モチーフ怪人という彼とクロックシャドーという奇妙な縁を感じていた。
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
宇宙大恐竜ボルドス/ネオグリフォーザー/ネオガイルトン←クロックシャドー/創造主デビウス/紅蓮神官サラマズ→妖怪ワニュウドウ/闇博士マーブロ