概要
「謎」を食料とする魔人・脳噛ネウロと、人間の女子高生・桂木弥子を中心に織り成す探偵物。「探偵」と銘打ってはいるが「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」であると作者自身が語っており、推理には重きを置かず、代わりに突出したガジェットや荒唐無稽なトリック、犯人の異常な心理と奇怪なリアクションを大きな特徴とする。
また、主役のネウロと弥子は共通して食に対するこだわりを持ち、本作には「グルメ」「食事」といったテーマが根底に流れている。全202話でジャンプコミックス全23巻、集英社文庫全12巻。連載開始前の読み切りパイロット版の2話が存在する(文庫版に収録)。公式の英題は「Private Evil Eye Nougami Neuro」(第32話表紙より)だったがそのうち Neuro:Supernatural Detectiveがよく使用されるようになった。
あらすじ
『謎』を食糧とする突然変異種の魔人・脳噛ネウロ(以下:ネウロ)。魔界の「謎」を喰い尽くしてしまった彼は「究極の謎」を求めて地上を訪れる。ネウロは「謎」を追った先で、女子高生桂木弥子の父親・桂木誠一が殺された事件に遭遇。ネウロは弥子に目をつけ、人間界で目立たず生活する為の奴隷人形…もとい隠れ蓑として探偵役になることを強要。
警察の捜査は難航する中、ネウロは「前菜」として近場の喫茶店で起きた事件を『魔界777ツ能力(どうぐ)』を駆使して解決、そして桂木家の謎もあっさりと解いてしまう。その後もネウロはヤコに引き続き探偵役を強要し、弥子を「女子高生探偵」として売り出していく。
始めは、嫌々探偵役を引き受けていた弥子だったが、孤独の歌姫アヤ・エイジアや怪物強盗X達に出会い、彼女自身に「人の心の底の想いを理解する能力」が芽生えてくる。
登場キャラクター
アニメ
週刊少年ジャンプ2007年33号にてマッドハウス(他)制作のTVアニメ化を発表。日本テレビで、毎週火曜深夜25時29分から放送。当初は関東ローカルだったが、2008年1月より読売テレビと広島テレビで1クール遅れ、同年3月より日テレプラス&サイエンス、中京テレビ、札幌テレビで約5か月遅れで放送。
基本的に一話完結で一話一話は原作通りだが、全体的な流れはアニメオリジナルシナリオで進行する。序盤こそエピソードのカットや順番代え程度の差異だが、HAL編以降はエピソード自体もオリジナルの物が増え、全体的な流れや一部の設定も変更されている。
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
ゲーム
魔人探偵脳噛ネウロ ネウロと弥子の美食三昧 推理つき グルメ&ミステリー
上記のアニメ版の声優が起用されている。
ニンテンドーDS用のソフトとして2008年6月12日にマーベラスから発売された。ジャンルは「魔界(イビル)アドベンチャー」。
魔人探偵脳噛ネウロ バトルだヨ! 犯人集合!
プレイステーション2用のソフトとして2008年8月28日にコンパイルハートから発売された。ジャンルは「魔界バトルアドベンチャー」。
関連イラスト
関連タグ
魔界777ツ能力:ネウロの能力。
DCS(ドーピングコンソメスープ) :作中に登場する料理(?)。
ネウロNL:男女CP。
ネウロ100users入り、ネウロ500users入り、ネウロ1000users入り:評価タグ。