概要
武器はドラムマガジンの短機関銃が備わったハンドアックス。
いわゆる戦闘員ポジションで、主に上級怪人であるシャドー怪人の部下としてトッキュウジャーと戦う。クライナーロボを操縦して、巨大戦にも参加する。
トッキュウジャーを後ろから不意打ちしようとしてトッキュウ3号に怒られる、変身の際に出てくる白線からはみ出してしまい慌てて戻る、「セヤ!」と関西弁で喋るなど、コミカルなシーンも非常に多い。倒されると「チョールヌイー!!」という叫び声を上げる(ロシア語で「黒」という意味)。
『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー』にもヘイ大公の部下としても登場。
コミカルなシーンもある上、トッキュウ7号に「つまらん!お前の話はつまらん!」と大滝秀治のモノマネでチョップを食らった際、「すいませんでした」と言ってその場を去るシーンがある。
『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#11で登場したプロパガンダの戦闘員は黒くリペイントしたクローズの頭部が使用されている。
戦闘員史上最もおしゃれ。
本来、特撮番組における戦闘員とは、全身タイツや奇抜ながらも画一的な衣装、○○兵など組織の中でも下級と分かる名前等、客観的に見て「弱い」とわかりやすい要素で構成されている。
しかし、トッキュウジャーのクローズに関しては、名前からして不良漫画のタイトルや、後年のヒーローの名前に採用されているほどスタイリッシュなもので、これだけでも戦闘員として破格の扱いなのだが、それだけでなく。
- 服装は黒のロングコートと白マフラーを身に着け、ソフト帽を目深に被ったギャングファッション。
- 口元には薄ら笑いを浮かべているような不気味ながらもクールで印象的な模様。
- 集団での戦闘に際しても、シャドー怪人の号令を受け影から集団で現れ、全員でステップを踏みながら隊列を組み、帽子のツバを片手でつまんで構えるという統率の取れた動きを見せる
等、下級の戦闘員ポジションでありながら、さながらマフィアやギャングのようなスタイリッシュな姿を見せており、下手な下級怪人よりもよほど格好よく洗練されたビジュアルをしている。
後にも先にも、此処までカッコいい戦闘員は存在しない。
雑魚キャラとは思えないほどのこのお洒落ぶりに魅了されているユーザーは多く、投稿数も多い。
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歴代スーパー戦隊の戦闘員