戦闘時は恨みの籠った二刀流と斬撃で畳み掛ける近接戦が主だが、ハシリヤンのマーク付きの文字盤と共に交差斬撃を放つ『10時10分斬り』なる必殺技も持つ。二刀流から繰り出される剣戟や斬撃は、車等鋼鉄製の物体を容易く切断する破壊力があり、制服警官の装備程度ではまるで歯が立たない凶悪な存在であるのは間違いない。

また体表面が古くサビている故に苦魔獣共通の特徴のネジも、錆び付きネジ穴が潰れた状態にあり、ネジ外しによる外装の解体を無効化している。

戦闘能力の反面、自分の恨みの感情に忠実な嫉妬深い性格で、一応の生み主であるサンシーターの3人が加勢しようとしても圧を掛けて静止させた程。この為味方との連携が出来ず、終始単独行動しか取れずに終わってもいた。

加えて動くものへの恨みに忠実過ぎる性質から、動くものへの逆恨みに塗れた長台詞をしばし呟く一方、動かないものへは一転して興味を失う極端さも持つ。他にも視線に動くものが入るとそちらに興味が移ってしまう等、全体的に偏執的かつ注意散漫気味な気質が見受けられる。

また、以前の苦魔獣がモチーフに沿った能力を振るい戦っていたが、壊れて動かない物を素体にした影響か、時計モチーフの怪人にしては珍しく、時間を止めたり戻す等の能力を持っておらず、戦法自体は力任せで暴れるだけの実態を考慮すると、総合的な戦闘能力は低い部類かと思われる。

本編での動向

前回でギャーソリンを収集失敗したサンシーターは、案の定その報告を受けたマッドレックスに咎められ恫喝紛いの叱責と催促を掛けられる。

マッドレックス「ハシリヤン、ナメんなよ?」

これに慌ててイターシャが手近な壁にあった柱時計にハシリヤンイグニッションキーを装填、「大きなのっぽの、古時計……!」と呟きながら誕生した。

「さあ、次に動いて斬られる奴はどいつだ～っ!?」

そして街中に現れるや、すれ違った車を横一閃に斬って捨てる等の無差別破壊を展開、人々の悲鳴を煽りギャーソリンを発生させていく。

対して迎撃に現れたブンレッド・ブンブルーは、早々に動かないものへ無関心な習性に気付きだるまさんが転んだ戦法で動きを一旦止め隙を見せたら反撃するやり方で様子を窺っていたが、たまたま通りすがった警察官が自分の自転車を斬撃で真っ二つにされたので、トケイグルマーを静止させようと割り込んで来た為に奇妙な三つ巴の戦闘に発展。

その上で届け屋の仕事中の未来が玄蕃から提供されたママチャリに乗って周りをうろついたので、その内に未来へ興味が移り斬撃で周りを蹴散らしつつその場から離脱する。

「動くんじゃねぇっ! 当たれぇぇッ!!」

未来「当たるかぁぁっ!! ぎゃあっ、うお～っ!?」

「当たった～ッ!」

ママチャリで田舎の山道を登る未来の後を走って追い掛けた末、斬撃を連続で浴びせての爆風で転ばせて足止め。散々追い掛け回した苛立ちか、倒れて動けないにも拘らず斬り付けてトドメを刺そうとしたが、大也と射士郎を乗せたブンブンスーパーカーが割り込み、不意打ちのブースター噴射で盛大に吹っ飛ばされてしまう。

そこから立ち直るまでにブンブンジャー3人も集合。名乗りに対し「名乗るな～!」と怒りつつ交戦に入るも、猛攻を掻い潜りながらの多方向よりの反撃に押され、その末でバクアゲハンドリングドライブ（ロッドVer.）が炸裂、「ボーン・ボーン・ボーン……」と呟きつつ敗北。

その後、ヤルカーを介してギャーソリン大暴走体になり「時計〜!」と呟きつつ巨大化し復活。繰り出されたブンブンジャーロボとビル街で剣戟を打ち合う。

ウエディングドレスグルマー戦時と同様に、外装をブンブンオフロードのドライバーで外装を外されそうになるも、ネジが古くて錆びついていた故に失敗。そこから二刀流による攻撃力の差で圧倒、10時10分斬りも浴びせて勝ち誇る。

レッド「古いな」

レッド&ブンブン『9時、15分斬りっ!!』

だが「ならば」とばかりにブンブンジャーは、ちょうど最終チューンアップが終わっていたブンブンクラシックを召喚、それを左腕に装備し同じく二刀流に。こうして攻撃力の差を埋められた上での剣戟で追い詰められた挙句、起死回生の10時10分斬りも対抗して繰り出された『9時15分斬り』に押し負かされて機能停止レベルの致命傷を喰らい、「今はもう動かない……そのと〜け〜いィィ!!」と無念と哀愁漂う辞世の句を残し爆散。返り討ちにあってフィニッシュした。

トケイグルマー・セカンズ

「トッ、ケーイ! 早送りタイパ・1000倍速!!」

「出たな! 先代は時代遅れの『10時10分斬り』だったが、俺は『9時15分斬り』をマスターしたぜ!」

CV：柳原哲也（アメリカザリガニ）

スーツアクター：榮男樹

データ

全高/187cm(ギャーソリン大暴走体/44.3m)

重量/249kg(ギャーソリン大暴走体/590.6t)

エンジン/懐かしい古時計

スピード/クッキング最速

カスタム/長針セイバー、短針ブレード、早送りタイパ(100倍速、500倍速、1000倍速)、スロータイパ一万分の一倍速、9時15分斬り

ナンバー/0915

ファーストラウンド(コース/ハシリ屋カレー)

ファイナルラウンド(コース/夕焼けのビル街)

概要

バクアゲ31に登場。

ハシリヤンが、懐かしい古時計(こちらは壁掛けサイズの木時計)の燃えるタイパ魂をイグニッションし、地球に再納車された再建パワー苦魔獣。

製造元が別個体かつ、内部機構に致命的な故障が無い品質だったからか、あくまでモデルが被っているだけの別の苦魔獣となっており、時間操作能力を持った時計モチーフに相応しい怪人ともなっている。

元になった器物に与えられた役割が果たされている為、性格も恨みと偏執性に凝り固まった前個体と正反対で、テンションが高くノリの良いポジティブな物。ナンバープレートのナンバーも「0915」になっている上、色合いも微妙に明るくなっている。

「セカンズ」とは2番目、2位などの意味を持つ英単語。従事した作戦の内容的に、「(呪い入りカレーで)虜にした客を店に“2”度通い(リピーター)させる」という意味合いも含んでいるのだろうか。

頭部の文字盤の針を動かす事で、任意の場所の時間加速『早送りタイパ』や遅延『スロータイパ』が可能。速度調整もお手の物で、早送りタイパは100倍速・500倍速・1000倍速を、スロータイパは一万分の一倍速を使用した。

戦闘では早送りタイパにより超加速させた長針セイバーと短針ブレードの投擲による視認不能で必中の一撃を放つ他、スロータイパで敵の銃撃を遅くさせ間を縫う様に回避する芸当を見せる。

また、前個体が使っていた剣技『10時10分斬り』を超える『9時15分斬り』をマスターしているのだが、相手が先んじて9時15分斬りを使ったブンブンジャーロボだったのでそちらの実力はパッとしなかった。

そしてこの苦魔獣を用いてディスレースが企てた作戦とは、早送りタイパによる調理時間と客の回転率を短縮したカレー屋・『ウマさノーブレーキ! ハシリ屋カレー』の経営。

これだけだと、ディスレースが好むタイパ=タイムパフォーマンスを体現した真っ当な商売に聞こえるもここで提供されるカレーはディスレースが呪いを仕込み、中毒性を持たせた代物で、食べた者は次第にここのカレーを食べなくてはならないとの欲求へ駆られる強い依存症に陥る。

加えてカレーを食べる客は、口にカレーを入れた瞬間に早送りタイパが掛かって『カレーを味わう過程』がすっ飛ばされ、いつの間にかカレーを完食していた結果だけを認識。代わりに『味わった感覚が無かった』との不満な感情が残り、それがカレーに仕込まれた中毒性とも合わさってより依存性が加速する状態に。

このサイクルに嵌って呪い入りカレーの中毒へとなってしまった客は、精神と肉体がまるで満足しない感覚の齟齬へ苦痛を覚えてギャーソリンを捻出。それをトケイグルマー・セカンズ(以下トケイグルマー・S)が回収と同時にハイウェイ空間を介してハシリヤン本家に直接納入する仕組みが構築されている。

言ってしまえば、地球人を疑似的な違法ドラッグ中毒者にして、快楽を満たせない生き地獄に追いやり苦しめるのが当作戦の実態で、他者をギャーソリン生成の道具や資源などとしか見ていないディスレースの下劣残酷で悪逆無道な価値観や本性等が如実に表れているとも言えよう。加えて依存症に陥った人々が事態を収束させようと動く者を自発的に妨害し肉の盾となってくれる事から、武力等での実力行使で止めるのが困難な副次効果まである。

一方、呪いの正体は「美味しいカレーを食べていい気分になりたい」との欲求を起点にした一種の暗示洗脳の様で、カレー自体には心身に害のある物は入っていない。それ故に、呪い入りの物とは別の美味しいカレーを提供されれば客にされた人々は欲求不満が解消され、暗示洗脳が根底から消失する弱点かつ、正攻法の解決策も存在している。

本編での動向

「功績を挙げてディスレースに認めてもらい、マッドレックスを元に戻してもらう」決意を胸に動く事を決めたサンシーターだったが、『タイパ』を『タコパ』の要領で『たい焼きパーティ』と勘違いしてたくさんのたい焼きをディスレースに差し入れすると、早速行動がズレ始める。

このしょうも無さに対し、タイパとは何かと教えてやるとばかりにディスレースは近くの棚にあった古時計へイグニッションする事を促し、イターシャが予めパワーを込めてあったキーを装填した事で「トケイグルマァーー!!!セカーンズ!!」の産声と共に二刀流でポーズを決めながら誕生した。

再納車後、サンシーターがコックとして詰めるハシリ屋カレーの厨房へアシスタントとして配置される。サンシーターが地道に仕込むカレーの調理工程を早送りタイパ・1000倍速で短縮し、完成したカレールウへディスレースが呪いを加えたのを使ったカレーライスを手早く客へ提供した後、客が一口食べた瞬間でも早送りタイパを発動。

先斗「ありのままに今起こった事を話すぜ。俺が今カレーを食べようとしたら、皿は既に空になってたんだ」

ビュンディー「はっ?」

先斗「確かに食った。美味かった。だが、食った気がしねえ。

俺に……俺にカレーを食わせろぉぉぉっ!」

ビュンディー「先斗? 大丈夫か? おい、誰に話しているんだ!?」

過程が知覚されない様時間を超高速で進行させて、気付いたら皿がからっぽになっている状況を作り、満腹感はあるのになぜか食べ足りない客の感情を煽り、無限ループさせて呪いの進行を促進。加速度的に客を呪いのカレーへ依存させていく。

ディスレース「コイツで更にイノベーションだ! …ようし、これで呪いが掛かるってワ・ケ・よ! 一度食べたらこのカレー無しでは、生きていけなくなるぜぇ? これぞ、コンシューマーのニーズに対応した、ドラスティックなプランディングってヤ・ツ・よ!!」

やがて、依存症に陥った客は長蛇の列を作ってでもハシリ屋カレーのカレーを食べようとするが満たされず、次第に苦痛を覚えギャーソリンを発生。これをトケイグルマー・Sは回収しハシリヤン本家へ納入していく。

しかも客の中には、興味で初入店してまんまと嵌った先斗に、相棒を止めようと後を追ってしまったビュンディー、更に後述の理由で敵情視察に現れた射士郎や錠と、ブンブンジャーの面々もいた事から偶然にも敵の戦力を半分以上削る事へ成功する。

そしてこの成果に浮かれたサンシーターは、マッドレックスを元へ戻してもらう為ディスレースに面従腹背するのも忘れて大喜び。

直後ディスレースは鍋に細工を加え、呪い入りカレールウが当面の間自分抜きで作れるお膳立てを整えると、しばらく自身が手を加えなくてもサンシーターだけで仕事が回ると判断し店を後にした。

それからしばらく後、未来のバイト先であるカレーショップゴンがハシリ屋カレーに客を奪われ困窮しているのを知った届け屋/ブンブンジャーが事態を改善しようと介入して来たが、前述の様に敵情視察に向かった射士郎と錠は呪いのカレーに毒されて戻って来ず。

これを案じた大也が直々にハシリ屋カレーへ赴き、裏手で食材を運び込むネジレッタを見付けた事でハシリヤンの暗躍を察知。店先に並ぶ客や仲間達を説得しようとするも、既に依存が末期状態に達した彼らは大也の言葉に耳を貸さず敵意を向ける最悪の状態となっていた。

そんな四面楚歌状態の大也を嘲笑おうと、サンシーターと一緒にトケイグルマー・Sも店から出て来た上で客に当たるのも承知で大也へ武器を投げるも、咄嗟に人の波を掻き分けた大也のブンブンチェンジで失敗。それならばと早送りタイパ・100倍速を用いた視認不能の超高速投擲でブンレッドを吹っ飛ばし、ブンブンハンドルガンモードの銃撃もスロータイパ・一万分の一倍速で悠々と回避(しかしかわした銃撃は後方で突っ立っていたサンシーターを襲った)。

更にデコトラーデが「おいお前ら!その赤いのに店潰されてもいいのかぁ!?」と発破をかけた事で客が暴徒兼肉の盾としてレッドに纏わり付き、まともに戦えない状況へと追い込んだ。

未来「みなさ～ん! 美味しいカレーを届けに来ました～!!」

しかしこのタイミングで、ブンブンのアドバイスによりカレーショップゴンに残されたレシピを完成させた未来がゴン謹製のカレーを持って参上。

先斗「う……美味いぞおぉぉぉぉぉぉ!!」

ビュンディー「美味い〜〜っ!!この味には何人たりとも追いつけない!!」

錠「こんな美味しいカレーが、この世にあるなんて…!!(泣)」

射士郎「今まで食べていたカレーはなんだったんだぁ〜〜っ!!(泣)」

彼女に直接カレーを食べさせると、そのあまりの美味さに先斗とビュンディーは口から光線を放ち、射士郎と錠は感動で大号泣。

呪いを浄化され、他の客も未来の誘導でブンブンとゴン店長・江戸川レイカが用意した露店に案内されてカレーを食べ、呪いを解除された。

そしてゴンのカレーをたらふく食いまくる先斗とビュンディーを除いた、ブンブンジャー4人が臨戦態勢に入る中、ちゃっかりゴンのカレーを食べようと、任務失敗の責任を押し付けこの場を引こうとするサンシーターに後詰めを押し付けられたトケイグルマー・Sは納得がいかないも了承。「カレーを悪用するなんて、絶対許さない!!」と怒った未来/ブンピンクへ早送りタイパ・500倍速を用いた超超高速投擲攻撃を仕掛けるも、怒りでエンジンがフルスロットルなピンクはブンブンチェンジャーで加速機能をオンにして超超高速投擲攻撃を感覚で回避。

更にその勢いで接近されて四方八方からフルボッコにされ「何という、カレー(華麗)な攻撃～!」と返すも、続けざまにピンクからブンブンツイストドライブを受けて激しく大回転させられ「時計回り～～!!」と叫びながら地面へ叩き付けられた所にバクアゲハンドリングドライブ(ロッド&ハンドルVer.)を叩き込まれ、「時が…止まった……!!」と悲しんで敗北した。

直後にヤルカーのハイウェイ光線でギャーソリン大暴走体となり(実際のシーンはカットされた)、「時を越えて、再び営業開始～!」と言いつつ夕焼けのビル街に再出現。

ピンク主導で繰り出されたブンブンジャーロボ119に対し、先代を超えたと豪語しつつ9時15分斬りを繰り出すも、相手はバクアゲシールドで難無く防御。更に「おっくれてる～!時代は1・1・9!!」と返したピンクの操作で繰り出されたV字型の剣戟『11時9分斬り』が炸裂。

「この俺が、時代遅れだと～!?」と困惑している内に容赦無い追撃も浴びた末、トドメのバクアゲレスキュー・ブンブンフィニッシュが時雨の如く頭上から降り注ぎ直撃。「時間切れぇぇっ! これにて営業終了、します…!!」との遺言を残し爆散した時点を以て勝負はタイムオーバーとなり、フィニッシュになった。

今回の事件を以てレシピの完全再現を達成、先代の味を多くの人に知らしめたカレーショップゴンは、客足が戻るに留まらず大繁盛する店となった。またこの店のカレーに魅せられたブンブンジャー3人も来店するが、働いている未来に満席を伝えられしばしの待機をお願いされるのであった。

余談

プレートのナンバーはそのまま「“10”時“10”分」から取られている。なお10時10分というのは、多くの腕時計メーカーがアナログ腕時計をショーウィンドウに展示する際、「時・分・秒の針が重ならない」「美しく、引き締まって見える」「ブランドロゴが隠れない」という理由で設定している時刻である。
- また、昔のハンドルの持ち方で覚えたという人もいる為か、トケイグルマー・Sのプレートのナンバーもそこからの通しで「“9”時“15”分」から取られている。

必殺技である10時10分斬りの元ネタは昔の運転免許講習におけるハンドルの持ち方を表した物と東映公式で記載されており、先述の10時10分からの連想込みで考えられた物と思われる。対してこの技を打ち破った9時15分斬りは、現在の持ち方を暗示している。
- ちなみに『未来戦隊タイムレンジャー』のベクターエンドを思い出した視聴者も多いが、実は今回繰り出されたパターンのビート(斬撃)は無かったりする。
- 更にバクアゲ31で9時15分斬りに対抗して繰り出された11時9分斬りは、戦隊ロボの系譜元に当たる五体合体ロボの必殺剣技を彷彿とさせるが、これはその原典がフィリピンで実写リメイクされ、日本でも放送される事を祝った演出と思われる。

CVの藤沼氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となる。
- トケイグルマー・SのCVの柳原氏は『魔進戦隊キラメイジャー』のムシバ邪面以来4年ぶりの出演。これも車スーパー戦隊で素体が共通する怪人である。

トケイグルマー・Sの能力とディスレースの呪術を合わせたカレーを食した者達のリアクションがどう見てもカレーじゃないヤバい何かに依存している物だった事から30分前の特撮番組である『仮面ライダーガヴ』の闇菓子(こちらも人外種族にとって中毒性の高い食べ物である)を連想した視聴者が続出し、ネット上では「どうする? 二度と闇カレーに関わらないか···この場でオレに倒されるか!」といった反応が飛び交い、このカレーには「闇カレー」なる通称がつけられトレンド入りした。