概要
『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ31「華麗なる挑戦」に登場したカレーの通称である。
経緯
サンシーターとディスレースは何故かカレー屋「ウマさノーブレーキ! ハシリ屋カレー」を経営していたが、これはディスレースの「タイパ重視」な作戦によるものだった。
というのも、彼らが練った今回の作戦は「カレーを提供する際にトケイグルマー・セカンズの力で客がカレーを食す瞬間の時間を超加速させ、客から“カレーを腹いっぱい食べた”という認識を奪い、『体感的には一口しか食べていない』と認識させて永遠にそのプロセスを繰り返させ満たされない苦しみからギャーソリンを発生させる」というものであった。しかもそのカレーは(もちろんトケイグルマーの力でコスパ重視の「3秒クッキング」と称した超短時間で調理した上で)ディスレースの呪術を掛けることで満たされない苦しみに病みつき、すなわち中毒症状を加えさせるというもの。
最終的に客達はおかわりを求め続け、一度支払いを終えて店から退店してもすぐにまたカレーを求め並ぶという無限ループを起こしているのだった。
大也は一派の策略に気づき客達にこのハシリ屋カレーは危険だということを伝えるもカレーを食べ続けた者達は既に正気を失っており、中には 「このカレーがないと私もう生きていけない!」「(ハシリ屋カレーを)潰さないでくれ!!」と懇願する者も。
その中には先斗とビュンディー、大也からの頼みで調査に来たシャーシロと錠もおり、虚ろな目をしながら「帰れ」「帰れ」と迫りつつハシリ屋カレーを潰す者と認識して他の客と共ににじり寄り、敵対意思を示すのであった。
このリアクションがどう見てもカレーじゃないヤバい何かに依存しているものだったことから30分前の特撮番組である『仮面ライダーガヴ』の闇菓子(こちらも人外種族にとってだが中毒性が強い食べ物である)を連想した視聴者が続出し、ネット上では「どうする? 二度と闇カレーに関わらないか···この場でオレに倒されるか!」といった反応が飛び交い、このカレーには「闇カレー」なる通称がつけられトレンド入りした。実際のところは、東映公式サイトでも匂わされていたインド屋のブラックカレー(漫画『包丁人味平』)が元ネタと思われる。
ちなみに“闇カレー”に見初められた者達はちゃんととある人物達の「タイパに真っ向から勝負した、丁寧に時間を掛けて作られたカレー」で無事浄化(?)され、正気に戻っている。詳しくはトケイグルマー・セカンズの記事を参照のこと。
関連タグ
爆上戦隊ブンブンジャー 華麗なる挑戦 トケイグルマー・セカンズ
闇菓子:通称の元ネタ。
ブラックカレー、ブラックパンダラーメン:元ネタと思われる。