「天空剣! Vの字斬りぃぃぃぃ!!」
人間サイズのものについては『天空の剣』の記事を参照。
概要
『超電磁マシーン ボルテスV』の主役機であるボルテスVの主武装。ボアザン軍の侵略兵器を数多く撃破した最強武器である。
通常時はボルテスVの胸部にマウントされており、メインパイロット剛健一の「天空ゥ剣!」の掛け声とともに下部から柄が展開、これをボルテスVが掴んで眼前に掲げると上部から刀身が展開、両刃の直剣に変形する。
その刀身は超電磁フィールドで覆われており、標的の分子結合を破壊することで問答無用の切れ味を実現している。
剣技
特に多くのエピソードでとどめの一撃に用いられた「天空剣・Vの字斬り」が有名だが、他にも「天空剣・唐竹割り」「天空剣・一文字斬り」などの剣技も用いられている。
この攻撃に際して技名を叫ぶ演出、及び「○○剣・××斬り」というネーミングは後続の多くの作品に影響を及ぼしており、特に(東映つながりで)戦隊ロボの系譜においては長期にわたりお約束として継承された。
劇中でボアザン軍が超電磁フィールドへの対策としてマキシンガル合金の装甲を持つ鎧獣士を投入してくるが、超電磁加重砲による超電磁ボールでマキシンガル合金を劣化させる戦法が編み出された。『スーパーロボット大戦』では天空剣の展開、超電磁ボールの射出、Vの字斬りまでをまとめて「超電磁ボールVの字斬り」という技名が与えられている。
さらに『スーパーロボット大戦』におけるコン・バトラーVとのオリジナル合体攻撃として、超電磁タツマキと超電磁ボールで標的を捉え、超電磁スピンとVの字斬りを同時に叩き込む「超電磁スピンVの字斬り」が実装されている(タイトルによっては超電磁ボールがないなど、細部に違いがある)。
グランディアシリーズの天空剣
RPG『グランディア』シリーズで、初代主人公であるジャスティンをはじめ複数のキャラクターが習得する必殺技。
ジャスティンは基本技としてVスラッシュを習得するが、こちらはボルテスVのVの字斬りを意識した技で、その強化版であるWブレイクのさらなる上位版が天空剣。
『グランディアエクストリーム』ではティトが、『グランディアIII』ではユウキが、ともに基本技として天空剣を習得する。
関連タグ
SRX、ソルグラヴィオン、マジンカイザー:胸部に最強武器の剣がマウントされているロボット繋がり。