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マジンカイザー

まじんかいざー

ゲーム「スーパーロボット大戦F完結編」で初登場した”最強のマジンガー”。本記事では機体について記述する。
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概要

マジンカイザーとはマジンガーシリーズのOVA及び、その主役機のスーパーロボットのこと。
『最強のマジンガー』をコンセプトに、他のマジンガーを束ねし存在という事で「カイザー」の名を冠して生み出された。
後述のゴッドマジンガーの反省から、永井豪が最も完成度が高いと自負していたグレートマジンガーを母体としてデザインされた。

誕生経緯

時はまさに世紀末。
元祖スーパーロボットとしての地位を不動のものとし、スーパーロボット大戦の常連となっていたマジンガーZ。作品の看板として大活躍…していなかった。
当時のスパロボはゲームバランスがちゃんと調整されている近年のものと異なり、序盤から仲間入りする機体は後半息切れすることが多々あった。

最序盤から参戦するマジンガーZも例外ではなく、酷いときにはフル改造しても役に立たない場合すらあった。第四次のシナリオ「あしゅら男爵の最期」は今でも語り草である(あしゅら撃墜後、6ターン以内にMAPから全機脱出しないとゲームオーバー。移動力が劣悪なマジンガーであしゅらを倒してしまうと、まず脱出出来ない)。
更にはグレンダイザーデューク・フリード役の富山敬氏の死去によって第4次スーパーロボット大戦以降のフルボイス化の煽りを受けグレンダイザーが参戦できなくなってしまう。

結果、ゲッターロボのように主人公が後継機に乗り換えるという形で新しい機体を出すという運びとなる。「戦力的にマジンガーZじゃ終盤辛いし……」という非常にゲーム的な理由により生み出されたのが当初のマジンカイザーだったのである。

そんな理由のため、新スーパーロボット大戦で既に現在のスパロボでは当たり前である「ゲーム上のパラメータのみの強化」を行っていたこともあり、登場当時は古参ファンから賛否両論を巻き起こした。これを予測していたのか、マジンカイザーがスパロボに登場する際は初登場時のF完の頃からパラメータを強化したマジンガーZとの選択式、またはマジンガーZが残留するという仕様が今に至るまでの伝統となっている。

機体性能

誕生経緯もありその設定は作品によって大幅に異なるが、大別してOVA版とオリジナル版に分けられる。

OVA版とオリジナル版の明確な違いは、「翼の扱い」「3つのモードの有無」。一方で多くの作品でおおむね共通している基本的な設定は「グレートマジンガーをも超越する性能を誇る、究極かつ最強のスーパーロボット」という点である。

マジンガーのウリである装甲は宇宙合金グレンをも超越した「超合金ニューZα」。
OVAでは強奪されたマジンガーZの攻撃を一切受け付けず、グレートマジンガーのブレストバーンの近接照射でも装甲が温まるだけ。マグマの中に落とされてもビクともせず、宇宙に持ち出されて更に精錬された際には、宇宙から自由落下で大気圏に突入しそのまま大地に激突して巨大なクレーターを作っても全くの無傷であるという鬼畜な強度を発揮し、一度も破損していないという超合金ぶりを発揮する。唯一壊れたと言えばパイルダー内の操縦桿が電撃攻撃でショート・破損したくらいで、劇中カイザー自体には一切、寸分の傷すら付かなかった。
物理的に破壊するのはほぼ不可能とされ、破損描写はコミカライズ版最終話のカイザーノヴァによる自壊しか存在しない(これを後に終焉の魔神に狙われてしまった説がある)。
動力源はマジンガーZやグレートマジンガーに使われている光子力エンジンを遥かに凌駕する出力を持つ光子力反応炉。元々は光子力エンジンの試作機だったが、あまりの出力と制御の難しさから封印されていたらしい。
オリジナル版とOVA版で若干差異があるが、共通して操縦者の肉体・精神に多大な負荷がかかることが挙げられる。OVA版では兜甲児も初搭乗時負傷していた事もありパイルダーオンしただけで気絶、以降も制御に四苦八苦していた。この設定は後に髑髏の魔神皇帝にも引き継がれる。

主な固定武装は以下の通り。

  • 光子力ビーム
マジンガーZでお馴染み目から発射するビーム。ただし破壊力は段違いで、マジンガーZのものが一撃で敵を融解させるのに対し、カイザーのものは発射するだけで制御しきれないほどの反動を伴い、当たれば容易く機械獣をバラバラにし、空高く飛ぶ飛行要塞グールの翼を地上からあっさり切断してしまうという、どこぞの光子力ビームに勝るとも劣らない威力がある。
  • ルストトルネード
ルストハリケーンの強化版。同じく強酸性の竜巻で敵を腐食させて破壊する武装なのだが、富士山麓を山ごと大きく抉り削る程の威力があるため、強酸性の意味が若干薄いような気がしなくもない。
  • ターボスマッシャーパンチ
マジンガーシリーズ伝統のロケットパンチ。使用時はグレートマジンガーのドリルプレッシャーパンチのように螺旋状の鋭利な突起が展開する。発射する際に腰を据えて飛ばさなければカイザーの体勢が揺らぐほどの回転力と威力(余波で竜巻を纏うレベル)を持ち、戻ってきた時も身構えていなければ反動で後ろに大きく仰け反ってしまう。
  • ギガントミサイル
ミサイルパンチやネーブルミサイルと同じ腹部から発射するミサイル。一発で機械獣を粉々にする大爆発を引き起こす。マジンガー系の例にもれず機体内で生産して放つためほぼ無限に撃てるが、ミサイル自体が大きいため基本は単発。スパロボではなぜか「ギガスミサイル」名義だったことがある。
  • ファイヤーブラスター
マジンガーの必殺武器、胸の放熱板から放つ超高熱線。破壊力はブレストファイヤーやブレストバーンの比ではなく、直撃すれば一瞬で蒸発、避けたとしても余波だけで融解するほど。あまりの威力にOVAでは歴戦の猛者の甲児でも中盤までは完全に制御しきれず、発射の反動で後ろに吹き飛んだり、ボスボロットビューナスAに後ろから支えてもらいながら発射していた。

その他の武装は出典によって若干差異がある。
  • 冷凍ビーム
OVA死闘!暗黒大将軍で使用した、マジンガーZと同じく耳の突起から発射する冷凍光線。ミケーネ7大将軍の悪霊将軍ハーディアスをあっさり氷結させるだけでなくそのまま粉々に砕く威力がある。
  • カイザーブレード
両肩と胸に搭載された西洋剣。オリジナル版では「ショルダースライサー」名義で両肩のみ搭載。スパロボでは胸部から取り出したものを「ファイナルカイザーブレード」と呼び、カイザーに宿った「大いなる意志」からカイザーの真の乗り手として認められて初めて使用可能になった。肩のカイザーブレード・ショルダースライサーはシンプルな形状の剣だが、ファイナルカイザーブレードは鍔に「Z」の文字が入った赤い玉が付いている。
  • スクランダーブーメラン
カイザースクランダーをぶん投げる豪快な武装。カイザースクランダー自体が巨大で、無敵要塞デモニカを真っ二つにした。オリジナル版では「ジェットブーメラン」名義で、こちらはグレートブースターのようにスクランダーを分離して発射する。
  • カイザーノヴァ
マジンカイザー最大最強の必殺技。コミカライズ版が初出であり、後にαシリーズにて映像化された。光子力反応炉を全開にし、最大出力以上の光子力エネルギーを纏って突撃する。スパロボにおいては、真ゲッターロボの最強技である「ストナーサンシャイン」及び「真シャインスパーク」に比肩するとされる。一種のマジンパワーの発現に近い物らしい。

スパロボ全体の立ち位置としては真ゲッターロボと対比されることが多く、どちらかが暴走した時にはもう片方がカウンターとなる、という立場になっている。(なお両方暴走したときはお察しください。)

OVA版

後述のオリジナル版からリデザインされ、金色の意匠や手足の色の変更が行われた。
設定としては兜十蔵博士がマジンガーZ・グレートマジンガーを開発した後に新たに開発したことになっているが、実際にいつ開発されたかは不明。(ただ弓教授がカイザーの存在を知っている様子が見られたので、構想自体はかなり前からあったのかもしれない。)
OVA本編開始時点で既に十蔵博士本人は生死不明となっており、マジンガーと甲児の危機、そしてマジンガーが悪となる可能性が出た時に自動的にカイザーの格納庫に向かうようにホバーパイルダーがプログラムされていた。
格納庫でホログラムとして登場した際、
「マジンガーZがあればお前は神にも悪魔にもなれる!だがマジンカイザーがあれば、お前は神を超えられる!悪魔をも倒せるのだ!」
「神を超えて世界に君臨するのも、悪魔を倒して世界を滅ぼすのもお前の自由!世界はお前のものだ!」
と、マジンガーZを甲児に託した時を彷彿とさせる言葉を伝えた。この「神を超え、悪魔をも倒せる」という言葉は「神にも悪魔にもなれるマジンガーZを超える存在」という意味を持つマジンカイザーを表す代表的な言葉となった。
悪のマジンガーの存在を感知し自動で行動する、というオリジナル版の「魔」モードに相当する機能も持っており、上記の負荷もあって甲児の制御下から外れると暴走する。

翼は後付け式であり、カイザースクランダーと合体することで初めて飛行可能になる。
装備した状態ではデッドウェイトになるらしく、地上戦を行う際は分離する。
OVA版カイザースクランダーはオリジナル版と比べると用途に応じて多様な形に瞬時に変形するようになっており、作中では上記のカイザーブーメランとして使用したときに、漫画版デビルマンを彷彿とさせる悪魔の翼のような形状から、TV版デビルマンの翼に似た形に変形している。
スパロボではファイヤーブラスターやカイザーノヴァ使用時に大きく変形する様子が見られる。

スパロボにおいては第2次スーパーロボット大戦αから弓弦之助が改造を加えたという形でαシリーズ途中でデザインのみOVA版に変更される。
翼や一部の武装を喪失(グレート同様の弱点を克服するための代償と言える)したが、続く第3次スーパーロボット大戦α兜剣造がカイザースクランダーを新造し飛行能力が復活した。

その後は完全にOVA版準拠で凱旋し、GC(及びリメイクのXO)、J、Wなどに参戦している。
オリジナル版同様、真ゲッターと同等の存在として扱われる事が多い。

オリジナル版

スーパーロボット大戦F完結編スーパーロボット大戦α外伝までの初出時の姿。
ただしオリジナル版の名義が与えられたのはスーパーロボット大戦Xにおいて復活参戦してからである。
その誕生経緯からやはり真ゲッターと同等の存在として扱われる事が多い。
また、悪のマジンガーに対するカウンターとしての側面がクローズアップされている。

後のOVA版と異なりスクランダーは収納式で、作品によってはグレート同様の弱点が存在することもある。やはり真ゲッターと対等で同等の速度を叩き出せるという。

オリジナル版最大の特徴は「魔」、「神」、「Z」の3つのモードが存在する点である。
「Z」モードが通常の運用。「魔」モードは事実上の暴走状態であり、悪のマジンガーを感知した際に自律起動して排除に向かうとされる。このためオリジナル版のカイザーパイルダーは魔神皇帝を制御するための安全装置でもある。最後の「神」モードはというと、具体的な描写がほとんど無い謎のモード。マジンパワーの一種と言われているが詳細不明。そのため、カイザーの全貌は初登場から20年以上経った現在もなお謎が多く、強さの底も知れない

オリジナル版の武装には体当たりの「ダイナマイトタックル」、腕の突起を展開して回転させつつそのまま直接殴る「カイザーナックル」等がある。また、肩の剣は当初は「ショルダースライサー」という名称であった。
ただし、ゲームという都合上作品によって武装は度々変化する(上記の固定武装も省略される場合あり)。
設定に至っては武装以上にバラバラである

F完結編
「マジンガーZにゲッター線を浴びせて変異、進化させた」存在。
この頃は東映版マジンガーZの延長線上の存在であったこともあり、テーマ曲であるマジンカイザーはなかった(ただし、後述のように曲自体はこの時点で完成していた)。

なんとマジンガーZから改造を引き継がない
ユニット性能は威力と燃費の良さを両立した武器に加えて、高い装甲値やHP回復能力が特徴。スーパー系としては運動性が高く、終盤の敵に攻撃を当てるのも容易い。HP以外は本作最高峰のユニットであるガンバスターとほぼ同等である。
パイロットの都合で宇宙の地形適応がBになるものの、気力を上げて攻撃力と防御力を高めてしまえばそんなことは無関係とばかりに大暴れできる。

選択入手可能な強化型マジンガーZと比べると、大車輪ロケットパンチを追加可能なあちらよりも近距離での戦闘と継戦能力を重視した調整となっている。

αシリーズ
「事故で大破したマジンガーZのプロトタイプが自己修復と自己進化を行った」存在。動力炉の暴走事故が原因で光子力研究所の第7格納庫に封印されていた。建造当初はパイルダーが無く、αシリーズのパイルダーは暴走を懸念した弓教授らがあとから造ったもの。カイザーが原因の地震も観測されており、パイルダー・オンで兜甲児の制御下に入るまでは「皇帝」と呼ばれ禁断の存在となっていた。
作中では量産型グレートの群れが研究所に迫った際、自らの意志で起動。直後にパイルダー・オンに成功し、正義の魔神「マジンカイザー」として戦列に加わった。ただし、強化型マジンガーZを選択した場合は再び封印される。
その後、イージス計画の失敗した未来の地球である惑星ゾラで甲児の帰還を待っており、熟練度次第では一時あしゅら男爵に奪われるが奪還されて戦列復帰(もう一つのルートでは真ゲッターにバット将軍が乗る)。以後、弓教授らによる改修でOVAデザインに変化し武装も変更されたが、正義の魔神として戦い抜いた。ちなみに未来のカイザーは現代に持ち帰られたが、元々現代に存在したカイザーについてはその後全く触れられない(これは真ゲッターも同じである)。

カイザー自身が魂を持つらしく、その意志は兜十蔵博士が与えた使命「悪のマジンガーを倒すこと」の他に「ヒトの心が他者によって変貌させられることを絶対に許さない」という方向性を持っている。そのため人類補完計画にはゲッター線などと共に明確な敵意を露わにし、悪のマジンガーは関係ないにも関わらずカイザー自身の意志で阻止行動を取っている(暴走したわけではなく、甲児の制御は受け付けている)。
なお、この魂の正体は不明。冬月曰わく、「ヒトの魂を持った魔神」「兜博士がどのような手段で機械に魂を宿らせたのかはわからない」。その強大さ故に敵に奪われることもしばしばあるが、カイザー自身は自身が悪用されることは望んでいないようである。

ゲームシステム上では、「α外伝」までは基本性能及びHP回復の存在が売りとなり(強化型マジンガーZは燃費の良さがメリット)、「第2次α」以降はカイザーの方が火力や性能で上回るが、マジンガーZは合体攻撃が出せるというメリットがある(DC版「α」ではカイザーも合体攻撃ができ、強化型では出せない技がある)という差別化がされている。
ただしPS版「α」では強化型が異常に強く(HPが多少劣る以外はカイザーと同性能、ファイヤーブラスターとほぼ同等の攻撃力で燃費は半分以下かつ有射程のブレストファイヤー、ターボスマッシャーパンチの完全上位互換の大車輪ロケットパンチを持つ)、カイザーが勝てる要素が上記のHP回復くらいしかないため、戦力面で見た場合は強化型の方が有利になっている。
一方で「第2次α」でOVA準拠のデザインになってからはOVA最終話までカイザースクランダーが登場しなかったため、完結前に発売された「第2次α」では空が飛べなくなってしまった(そのため、マジンガーZは最初から空を飛べるというメリットが生まれた)。その上最終話までファイナルカイザーブレードが出なかったため切り払いも失い、ショルダースライサーに当たる側のカイザーブレードはOVA第2作にならないと登場しなかったため、こちらもオミットとOVAシリーズの進行の影響を大きく受けている。
第2次αから実装された小隊戦闘システムにより、1ユニットに最大4機が編成された敵が多数出現したことで、小隊全体に攻撃できる高火力武器のファイヤーブラスターによる殲滅力という点でマジンガーZ大きく突き放すようになり、上記の差別化がより明確になる。ただし最強武器のファイヤーブラスターが全体攻撃なために援護攻撃には不向きという欠点もあり、対ボスで見た場合は高火力の合体攻撃があるマジンガーZに軍配が上がる。
第3次αでは最序盤に少し使えて以降オーバーホールとなり、中盤あたりで復帰。その後終盤で新たにカイザースクランダーによる飛行能力と最強武器にカイザーノヴァが追加される。
なお、ファイナルダイナミックスペシャルはDC版「α」ではカイザーと真ゲッターでないと出せないが、「第2次α」以降はマジンガーZとゲッタードラゴンでないと出せない。いずれもパイロットはカイザー・Zのどちらでも甲児を乗せ、グレートに鉄也を乗せておかなければならない。この合体攻撃を使うのであれば、相対的にカイザーの出番が減ってくることになる。マジンガー系のパイロットであれば乗せ換えができるので、基礎性能の高さを活かして他のパイロットにカイザーを任せると無駄がない。

スーパーロボット大戦X
ミケーネ帝国によってよびだされた、最大最凶の闇のマジンガー『ZERO』。その力で理を越えた場所、因果の果てへと落とされてしまう甲児と鉄也。彼らの仲間はヴィルキスサイコフレームで想いを届けようと呼びかける。わずかだが理は揺らぎ、闇の中で意識を取り戻した甲児と鉄也はゼウス神と邂逅、その導きの元にZEROも知らない新たなマジンガーを呼ぶ、そんな彼らの消えぬ闘志に答えるかのごとく、もう一体の魔神皇帝と共にマジンカイザーはアル・ワースに駆けつけた。様々な平行世界のマジンガーの中でも最強の力を持つ存在が本作のカイザーであるとのこと。
図鑑の内容は「どこかの平行世界の十蔵が造った」とぼかされているが、中身はαの設定になっている。α世界では無印α、α外伝にはオリジナル版、第二次α、第三次αではOVA版が参戦しており、これは参戦作品の変更以外にも「カイザーと真ゲッターは強力すぎるため、世界の因果律が働くことで同じ世界に同じ機体が2体存在しないようになっている。」という設定があるとのこと。(オリジナル版はスクランダーを初めから持っていたが、第二次α時点のOVA版はスクランダーを持たず、第三次αで新開発されているのもこの設定によるもの。)このためα外伝までのオリジナル版カイザーはOVA版への切り替りに合わせて消失している事になるため、もしかしたらこのカイザーはαの世界からやってきたのかもしれない。ちなみに真ゲッターのデザインもα外伝までと第二次α以降では微妙に異なっているためこちらも同様かもしれない。

ゲームシステム上は基本性能はカイザーが上、最大火力はカイザーノヴァ追加まではマジンガーZが上(カイザーは継戦能力が勝る)。ただしシークレットシナリオで魔神双皇撃を早期に追加した場合は火力でもカイザーが上になる。なお、条件を満たすと入手できるマジンガーZEROには性能面でやや劣るが、燃費と合体攻撃の存在が売りになる。ただし、サイズ差補正無視属性のある武装を持たないので、大きな相手は苦手。甲児にサイズ差補正無視技能を持たせよう。改造段階はマジンガーZから引き継ぎ、マジンガーZEROに引き継がれるので無駄にはならない。乗れるのは甲児だけだが、鉄也にはエンペラーがあるので問題ない。
なお、真マジンガーの甲児が乗るが、BGMはオリジナル版の「マジンカイザー」が採用されている。

劇場版(INFINITISM)

劇場版マジンガーZ/INFINITY本編には登場しないが、グレンダイザー同様に設定上は存在しており、HGのプラモデルで劇場版仕様のデザインにリファインされ立体化されている。雑誌連載などでもその存在は語られており、グレンダイザーのマリアの協力を得て、兜甲児が祖父・父・自身の持てる技術を結集して製作したとされる。ベガ星連合軍との戦闘を見据え開発されており、デザインはOVAのものがベース。ただし、3つのモードがある、という点はスパロボの設定も一部引き継がれているようだ。
そして2021年7月11日にライブ配信された「スーパーロボット大戦 鋼の超感謝祭2021」にて、同年10月28日発売のスーパーロボット大戦30に参戦することが発表された。先行PVで戦闘映像も公開されており、甲児が搭乗してターボスマッシャーパンチを放っている。

30での設定は「未来の兜甲児が新たに作り上げたマジンガー」で、光子力によってそれを具現化させる事と、その世界線を作り出す事に成功している。
カイザーを具現化した現代の甲児は「マジンカイザーを作った未来の自分が生きている世界は平和になったのか、それとも新たな敵が現れ、戦いが続いているのか」と疑問を抱きつつも
その大いなる力を現代で起きている戦いを終わらせるために使う事を新たに決意するのであった。
なお甲児がカイザーに乗る場合、Zの方は必然的にシローが乗る事になるが、この組み合わせだとZの最大必殺技である「超光子力ロケットパンチ」(甲児専用)が使えなくなるため、特にこだわりが無ければシローにカイザーを託してみるのもいいかもしれない。
実際、カイザー最大の特徴はZやグレートよりも高レベルのEN回復による継戦能力な為、エースボーナスで精神コマンド「熱血」の消費が減るシローとの相性はかなり良い。
ちなみに、カイザーは基本能力も最大火力(+無補給での最強技使用回数)もグレートマジンガーを上回っていること、搭乗可能キャラで唯一自力で精神コマンド「魂」を覚えることなども踏まえて考えると鉄也を乗せてみたくなる所だが、そうなると鉄也の精神コマンド「突撃」が腐り気味になり、移動後に使用できないというZとグレートの合体攻撃の欠点をカバーしにくくなる為、最大限に活かそうとするなら鉄也はグレートに乗せたい所である。
上記の通りのデザインに合わせてか、必殺技はOVA版と同じくファイナルカイザーブレードとなっている。しかしBGMは旧来からのファン待望のオリジナル版が採用された。


VSマジンガーZERO

もう一つの「最強のマジンガー」たる終焉の魔神とは、存在そのものが互いにカウンターと呼んで良い関係といえる。

  • 「悪に堕ちたマジンガーたるZERO」と「悪のマジンガーを討つマジンガーたるカイザー」
  • 「原点たるマジンガーZから生まれたZERO」と「可能性の光から生まれたカイザー」
  • 「原点のみを唯一至上とする終焉の魔神」と「可能性の光と共に歩む始まりの魔神皇帝」
  • 「マジンガーZを復古させたZERO」と「新たなマジンガーの原点となったカイザー」
  • 「回帰を謳いながら原点から離れる終焉の魔神」と「可能性の光から生まれ原点へと至る魔神皇帝」
  • 「自ら際限なく暴走する終焉の魔神」と「人の頭脳に自らを委ねる魔神皇帝」
  • 「人の心を持たないマッドサイエンティストの兜十蔵が作ったZERO」と「孫や世界を愛した心優しき科学者の兜十蔵が作ったカイザー」
探せば他にもまだあると思われる(特にF完結編のマジンカイザーはZEROが否定すれば自己否定にもつながりかねないし、‪α‬のマジンカイザーはそれすら否定するとマジンガーの誕生の可能性が閉ざされるというオリジナルの中でも特に特殊な位置にある)。中にはネタ気味に「マジンガーZが大好きなZERO」と「兜甲児が大好きなカイザー」と言っている人も。

そしてスパロボXでは遂に両者の直接対決が実現。
真マジンガーZEROVS暗黒大将軍」での描写から、長らく「マジンカイザーではZEROが因果律兵器で因果を探り当てると負けてしまうのではないか?」という考察がなされていたが、今回のカイザーはZEROが因果律兵器で紡ぎ出してきたOVA版ではなくオリジナル版
すなわち、ZEROの天敵とも言える「可能性の光から生まれたマジンガー」である。
グレートマジンカイザーがZEROに敗れたにも関わらずエンペラーGが2度目の直接対決となっても一蹴されないのは、カイザー同様に可能性の光から生まれたマジンガーであるからだろう。

更には、今回のカイザーはカイザーノヴァの発動時に7つのチャクラを模した光を発現させ、ZEROのファイナルブレストノヴァ発動時と酷似した空間を展開している。
もしこれが「魔神パワー」であるのならば、カイザーはZEROと同じ領域に達していることになる(これまでのオリジナル版カイザーの遍歴を見てもZERO同様の「自己進化」「自らの意志」と言った要素がある)。

「悪のマジンガーを討つマジンガー」と「最強にして最凶のマジンガー」、その史上最大の戦いはまだ始まったばかりである。


登場作品

マジンカイザー(OVA)/マジンカイザー死闘!暗黒大将軍
該当記事参照。

マジンカイザー(津島直人版)
OVA版のコミカライズ。一部展開が異なっている。
ちなみにZEROが因果律兵器で紡いできたため少なくともこの世界のカイザーではZEROには勝てない。

マジンカイザー(丸山功一版)
漫画版最終回から分岐したパラレルワールド的作品。Dr.ヘル駆るデビルマジンガーが登場。

マジンカイザー対真ゲッターロボ
こちらは東映まんがまつり的世界観の作品。「グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣」より後の時期とおもわれる。

マジンカイザー 新魔神伝説
兜十蔵やDr.地獄(ヘル)、あしゅら男爵などに新解釈が加えられており、本作の設定の一部は真マジンガー衝撃!Z編に受け継がれる。

マジンカイザー(ラジオドラマ)
該当記事参照。


テーマ曲:「マジンカイザー」

明日をつかめ デビルマシン マジンカイザー

作詞:永井豪、作曲:渡辺宙明、歌:水木一郎という最強の布陣で歌われる名曲中の名曲。通称「ズババン」
マジンカイザーの誕生に合わせて制作された曲で、F完結編の時点で既に完成していたもののゲームには採用されず、次に登場したαで初めて実装された。その後αシリーズでは(デザインこそ「第2次α」からOVA版準拠になりつつも)一貫してこの曲がテーマBGMとして採用されており、水木氏は第3次αにおいて全ての機体をこの曲に設定して遊んでいたらしい。
非常に根強い人気を誇っており、OVAをはじめとした派生版が登場するにつれて新しい公式主題歌が生まれ、スパロボでもそちらが採用されるケースが増えつつあったものの、「X」や「30」で再びこの曲が採用された。特に30は上記の通りデザイン等の設定的にはOVA版に近いINFINITISM設定版に使われたため、ファンを歓喜させた。


関連イラスト

皇帝な魔神
OVA版


こいつはお返しだぜ!ファイヤーブラスターーー!!




余談

グレンダイザーとの関係

「最強のマジンガー」というコンセプトがグレンダイザーと重なっているため、スパロボ等では意図的に競演させていないという俗説が流れているが、寺田プロデューサーによると実際は偶然とのこと(スーパーロボット大戦Zでは、ルビーナの没セリフでマジンカイザーの武装のものがあったほか、黒歴史の映像では甲児の知らないマジンガーとして存在が示唆されていた。ちなみにボスによればボスボロットの細部も微妙に違っていたらしいので、この時示唆されたのはOVA版マジンカイザーである)。
後にスーパーロボット大戦X-Ωで遂にグレンダイザーとも共演し、OVAの衣装の兜甲児弓さやかも登場した。

カイザーの源流

そもそもの源流はグレートマジンガーの続編として企画されていたゴッド・マジンガー』(石像じゃないよ!)であった。
そのゴッドマジンガーでは、『グレートマジンガーが弁慶の立ち往生の如き最期を遂げるという犠牲を経て生み出された、究極のマジンガー』というブロットが組まれており、動力源はなんと某最強不動明王ロボに先駆けての反陽子エネルギーが採用されていた。しかし、グレートマジンガーの玩具展開の不振と、空飛ぶ円盤ブームがゴッドマジンガーが世に出ることを許さなかった。

結果、「ゴッドマジンガー」は主役機のデザイン、物語の基本ブロットまで出来上がっていたのにも関わらずお蔵入りとなってしまった。グレートマジンガーの後番組はかのUFOロボグレンダイザーが担うこととなり、永井豪はスポンサー主導で作られたグレンダイザーに不満があったという。一説によれば、頓挫の一因には主役機のゴッドマジンガーの旧来のマジンガーとはかけ離れたデザインに玩具メーカーが難色を示したからともされる。
小説スーパーロボット大戦には、ゴッドマジンガーが登場。そのデザインには、マジンカイザーがベースとして使われている。

では、真・ゲッターと肩を並べるほどのマジンガーは他になかったのかというと、実は存在していた。
それが、88年にアメリカで発表された「MAZINGER U.S.A. Version」。
そして、91年に日本で連載開始した「マジンサーガ」。両作品に登場する『マジンガーZ』である。

MAZINGER U.S.A. Version」は、アメリカ・トレヴィル社の「First Publishing」1988年12月号に発表された作品で、後に1999年に単行本化。日本でも邦訳されて発売された。
こちらの「Z」はガンダムのように、軍隊で使用されている巨大ロボット兵器で、身長はオリジナルのマジンガーとほぼ同じ(ただし、パイルダーは無し)。
このZを駆るキャプテン・カブトが、Zとともに地球から別世界に転移。マジンガーと同じ身長の巨人族の世界で、その国の姫・クリシュナのために戦うという内容。
デザインは、グレートをベースにした鎧の騎士といったイメージで、西洋の騎士のように腰にマジンガーブレードを帯び、背中にはマントを羽織っている。
作風もあって、一見したら騎士そのものにしか見えない。しかし、石像のゴッド、および没企画版ゴッドのデザインと比較すると、元のマジンガーに近く、顔及び全体のデザインもグレートそのものの発展形であり、後述する「マジンサーガ版Z」にも、マジンカイザーにも極めて似ている
グレンダイザーから途切れていたマジンガーの系譜が、このUSA版で復活し、マジンサーガに至り、そしてデザインとしてカイザーに継承されていったと考えると、このUSA版Zこそがマジンカイザーのデザインの原型であり、過去のマジンガーからマジンカイザーに至るミッシングリンクと呼べる存在と言える。

そして、91年に日本で連載開始した『マジンサーガ』。
こちらは、壮大なスケールで語られるはずだった魔神神話であり、こちらにもマジンガー『Z』が登場するのだが、『マジンサーガ』はロボット作品では無い。本作に登場する『Z』は、甲児が超物質Zによってマジンガーそのものになるという設定であった。
ただし、デザインは前述したUSA版マジンガー、そしてマジンカイザーにかなり近い。
「マジンサーガ」は1991年頃に連載。その作風はスーパーロボットものというより、「デビルマン」「凄ノ王」に近い
というか、「バイオレンスジャック」のような、様々な永井豪作品からのクロスオーバーもの、という側面もある。

その他のマジンカイザー

現在では「マジンガーZから生まれた可能性の光」たるマジンカイザーとは別に「マジンカイザーから生まれた可能性の光」も現れ始めている。

グレートマジンカイザー

偉大なる勇者を超え、


真マジンガーZEROVS暗黒大将軍において登場したグレートマジンガー版カイザー。
で、あったが…。
本作は元祖マジンガーZのファン向けなためか、マジンカイザーそのものは兜甲児のフラッシュバックにおいて非常に小さい一コマしか登場していない。
本作の存在により、スパロボXで再登場するまではマジンカイザーの「悪のマジンガーに対するカウンター」の地位は大きく揺らぐことになる。

マジンカイザーSKL

マジンカイザー SKL


詳細は該当記事を参照。兜甲児の乗らないマジンガー。
危険なと共に、「戦いたいから戦い、潰したいから潰す」闘争本能の『地獄』。

マジンカイザー刃皇

ダイナミワンドロ5月分まとめ
マジンカイザー刃皇


バイオレンスジャック」に登場するスラムキングをモチーフとした鎧武者のような姿をした新たなるマジンカイザー。

マジンカイザーライガ

ダイナミワンドロ4月分まとめ


獣神ライガーモチーフと思われる新たなるマジンカイザー。

マジンカイザーゴウヴァリアン

ダイナミワンドロ5月分まとめ


サイコアーマーゴーバリアンをモチーフとしたマジンカイザー。

関連タグ

マジンガーZ
グレートマジンガー
グレンダイザー
マジンカイザーSKL
グレートマジンカイザー
ゴッドマジンガー
マジンサーガ

マジンエンペラーG‥‥同じくスーパーロボット大戦オリジナルのマジンガーである。
マジンガーZERO‥‥宿敵

永井豪 石川賢

先取り約束機‥‥スパロボ30での出現・入手方法がまさにこの道具。

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親記事

マジンガー まじんがー

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