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水木一郎

みずきいちろう

水木一郎とは、日本一有名なアニソン歌手である。愛称はアニキ。(1948年-2022年)
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人物編集

日本が世界に誇るアニソンの大御所。1948年1月7日生まれ。東京都出身。

その偉業の数々から「アニソンの帝王」または親しみを込めて「アニキ」と呼ばれている。


不朽の名作『マジンガーZ』のOPテーマで知られ、他にも数多の名曲を世に送り出している。

特徴はその熱い歌声にあり、その拳のきいた歌い方と唸るようなヴォイスと力の入った効果音はちょっと聴いただけでアニキだと分かる人も多いと思われる。

還暦を超えてもなお大観衆の前で歌い続けたアニソン界の不沈艦である。


テーマソングの「Z!」は水木一郎の代名詞的なシャウトとして有名である。ちなみに放送当時のオリジナル版ではさして叫んではいなかったが、歌い重ねるうちにzの部分を絶叫するようになった。それが後の「ゼェェェェェット!」に繋がったと思われる。


熱血ソングばかり取り沙汰されるが、ルパン三世 愛のテーマからも感じ取れるように切なくセクシーなバラードも得意としていた。


1999年では「フジテレビ快進撃TVうたえモン」にて【24時間1000曲ライブ】を開催。合間に休憩を入れながら見事1000曲を歌い切った。なお、緊急時に備えて影山ヒロノブらが控えていたそうである。


特撮ドラマ仮面ライダーWにはカラオケ大会の審査員・大貫一郎太として出演。語尾に「ゼーット!」とシャウトする・歌に対する姿勢の在り方はほぼ本人のまま。


ちなみにゲームも大好きであり、あつまれどうぶつの森は2600時間、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを3000時間プレイしていたことを語っている。なおTVの紹介で、プレイ時間を本人のSwitchから見せているため事実である。縛りプレイのようなやりこみプレイまでしていた。


2代目「うたのおにいさん」編集

実は過去にNHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」で、「うたのおにいさん」を務めていた時期がある・・・という、アニソンの帝王という現在の姿から、少し想像し難い(?)意外な経歴を持っている。1976年4月から1979年3月まで務めた。

愛称である『アニキ』はこれに由来していたりする


※ちなみに、ほぼ同じ時期「復活のイデオン」「銀河旋風ブライガー」「トライダーG7」「最強ロボダイオージャ」等で有名なたいらいさお氏も、水木のアニキと一緒に「うたのおにいさん」を務めていた。

たいら氏は「うたのおにいさん」としては3代目。任期は1977年4月から1979年3月まで。


明日の希望 悲しみよありがとう 高江常男物語編集

北海道赤平市の光生舎(こうせいしゃ)の会長、高江常男(たかえつねお)氏の人生を描いた劇場アニメ。この物語の主人公である高江氏は幼少期の事故で片目を失い、2度目の事故で腕を失うことになる。水木氏の役は高江常男氏の青年期~老年期。光生舎が創設されるまでと、その後の話が語られる。


闘病と死去編集

2021年に声帯不全麻痺を発症したことを告白、その後は検査と治療に励んでいた。同年4月に肺ガンであることも発覚し闘病生活となってからも、車椅子姿でステージに立つなど、「生涯現役」を貫こうしていた。


そして2022年12月6日に74歳で死去したことが同年12月12日に発表された。最後のステージは、亡くなる僅か9日前の2022年11月27日であり、アニキは最後の最期まで現役を貫き通したのだ。


水木が亡くなったのはライフワークでもあった『マジンガーZ』が放送開始50周年を迎えてからわずか3日後のことで、作曲した渡辺宙明が亡くなって半年後の事だった。ちなみにその翌月には『マジンガーZ』に出演した声優の大竹宏も亡くなっている。


また、上記の通り「おかあさんといっしょ」のうたのおにいさんでもあったが、今井ゆうぞう(10代目)以来2人目の物故者となった。


その訃報が伝わると、歌手のささきいさお堀江美都子串田アキラ森口博子高取ヒデアキ高橋洋子、スーパーロボット大戦シリーズのプロデューサーである寺田貴信(及びスーパーロボット大戦シリーズスタッフ一同)、マジンガーZの原作者である永井豪ダイナミックプロ、親交のあった中川翔子ももいろクローバーZ水樹奈々、非常勤で所属していたJAMProject(及びメンバーと元メンバーの影山ヒロノブ奥井雅美遠藤正明福山芳樹きただにひろし松本梨香さかもとえいぞう)、音楽関係者の上松範康田中公平、うたのおにいさんの後輩であるたいらいさお坂田おさむ速水けんたろう、秋田県のご当地ヒーロー超神ネイガー、応援歌「燃えよドラゴンズ」を歌っていた中日ドラゴンズと監督の立浪和義といった著名人・団体から追悼のコメントが寄せられた。


エピソード編集

  • 歌手になっていなければ落語家を目指しただろう、とのこと。そのため、バラエティ番組でその叫びがネタにされることも嫌悪感はないそう。「笑ってはいけないシリーズ」に仕掛け人として登場したことも何度かある。そのときも「ゼェェェェェット!」と叫ぶという役回りで、ガキ使出演者にケツバットを喰らわせ、視聴者の腹筋を破壊していった。驚いてはいけないの脅かし役だったこともある。
  • スーパーロボット大戦シリーズの熱心なファン。BGMセレクト機能は氏の考案で、初搭載された『第3次スーパーロボット大戦α』では全てのユニットのBGMを「Zのテーマ」「マジンカイザー」にしていたそう。ほかにもラスボスの声を担当して主題歌ネタを披露していたり、『スーパーロボット大戦Z』ではタイトルコールで「ゼェェェェェット!」を聞くことができる。
  • ボボボーボ・ボーボボがアニメ化される前に出たPS2専用ソフト「ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭」のオープニングを担当した他、なんとボーボボの声も担当している。「ゼェェェェェット!」というセリフももちろんある。
  • 1982年に自ら吹き込んだ主題歌がトータル700万枚以上を売り上げ、ギネスブックに掲載されたことがある。

主な歌唱曲編集

OP:オープニングテーマ

ED:エンディングテーマ

IN:挿入歌


テレビアニメ編集

1970年代編集

原始少年リュウ

「原始少年リュウが行く」(OP)


マジンガーZ

「マジンガーZ」(OP)


バビル2世

「バビル2世」(OP)


グレートマジンガー

「おれはグレートマジンガー」(OP)


宇宙の騎士テッカマン

「テッカマンのうた」(OP)


鋼鉄ジーグ

「鋼鉄ジーグ」(OP)


超電磁ロボコン・バトラーV

「コン・バトラーVのテーマ」(OP)


氷河戦士ガイスラッガー

「氷河戦士ガイスラッガー」(OP)


宇宙海賊キャプテンハーロック

「キャプテンハーロック」(OP)


ルパン三世(第2シリーズ)』

「ルパン三世愛のテーマ」(ED)


1980年代編集

ムーの白鯨

「ムーへ飛べ」(OP)


とんでも戦士ムテキング

「ローラーヒーロー・ムテキング」(OP)


百獣王ゴライオン

「斗え!ゴライオン」(OP)


わが青春のアルカディア

「おれたちの船出」(OP)


プロゴルファー猿

「夢を勝ちとろう」(OP)


ジャングル大帝(1989年版)』

「サバンナを越えて」(OP)


1990年代編集

炎の闘球児ドッジ弾平

「夢のボール」(ED)


ゲッターロボ號

「ゲッターロボ號」(OP)


学級王ヤマザキ

「戦え!ぼくらの学級王戦士Yマン」(IN)


特撮編集

仮面ライダーシリーズ編集

仮面ライダーV3

「少年ライダー隊の歌」(ED)


仮面ライダーX

「セタップ!仮面ライダーX」(OP)

「おれはXカイゾーグ」(ED)

「Xライダーアクション」(IN)


仮面ライダーストロンガー

「仮面ライダーストロンガーのうた」(OP)

「今日もたたかうストロンガー」(ED1)

「ストロンガーアクション」(ED2)


仮面ライダー(新)

「燃えろ!仮面ライダー」(OP1)

「男の名は仮面ライダー」(OP2)

「はるかなる愛にかけて」(ED1)

「輝け!8人ライダー」(ED2) ※劇場版『8人ライダー対銀河王』ではささきいさおが歌唱


仮面ライダースーパー1

「ジュニアライダー隊の歌」(ED2)

「九人ライダー永遠に」(IN)


仮面ライダーBLACKRX

「永遠のために君のために」

「11ライダー大讃歌」


スーパー戦隊シリーズ編集

バトルフィーバーJ

「バトルフィーバー大出撃」(IN)

「バトルフィーバー賛歌」(IN)


太陽戦隊サンバルカン

「輝け!サンバルカン」(IN)

「君はパンサー」(IN)

「海が呼んでいる」(IN)

「太陽マーチ」(IN)

「あしたがあるさ」(IN)


百獣戦隊ガオレンジャー

「百獣合体!ガオキング」(IN)

「サンバ de ガオレン」(IN)


百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊

「燃えろ!スーパー戦隊魂」(ED) ※堀江美都子とデュエット


魔法戦隊マジレンジャー

「メイク・レジェンド!マジレンジャー」(IN)

「Song for Magitopia」(IN) ※串田アキラ影山ヒロノブと歌唱


轟轟戦隊ボウケンジャー

「NEVER ENDING VOYAGE」(IN)


獣拳戦隊ゲキレンジャー

「道(タオ)」(ED)


天装戦隊ゴセイジャー

「ドラスティック・グランディオン」(IN)


海賊戦隊ゴーカイジャー

「KANZEN TREASURE」(IN)


特命戦隊ゴーバスターズ

「ライオー!見参!チャンピオン!」(IN)


メタルヒーローシリーズ編集

時空戦士スピルバン

※ベン博士/ドクターバイオ役で俳優としても出演。

「時空戦士スピルバン」(OP)

「君の仲間だスピルバン」(ED1)

「結晶だ!スピルバン」(ED2)


超人機メタルダー

「タイムリミット」(ED)

「一瞬のチャンス」(IN)

「瞬転!夢の戦士」(IN)


特警ウインスペクター

「ジャスト!ギガストリーマー」(IN)

「夢もひとつの仲間たち」(IN)

「ヒーローはやってくる」(IN)

「勇者ウインスペクター」(IN)


ビーロボカブタック

「大追跡! ~スターピースを追いかけろ~」


ウルトラシリーズ編集

ウルトラマンオーブ

「オーブの祈り」(OP)


その他の特撮編集

超人バロム1

「ぼくらのバロム1」(OP)

「友情のバロム・クロス」(ED)


変身忍者嵐

「嵐よ叫べ」(OP)

「われらは忍者」(ED)


人造人間キカイダー

「ハカイダーの歌」(IN)

「三郎のテーマ」(IN)


ロボット刑事

「ロボット刑事」(OP)

「進めロボット刑事」(ED)


白獅子仮面

「白獅子仮面の歌」(OP)


がんばれ!!ロボコン

「がんばれロボコン」(OP1)

「おいらロボコンロボットだい!」(OP2)


アクマイザー3

「勝利だ!アクマイザー3」(OP)

「すすめザイダベック」(ED)


ザ・カゲスター

「輝く太陽カゲスター」(OP)

「スター!スター!カゲスター」(ED)


忍者キャプター

「斗え!忍者キャプター」(OP) ※堀江美都子とデュエット

「大空のキャプター」(ED) ※堀江美都子とデュエット


快傑ズバット

「地獄のズバット」(OP)

「男はひとり道をゆく」(ED)


大鉄人17

「オー!大鉄人ワンセブン」(OP)

「ワンセブン讃歌」(ED)


恐竜戦隊コセイドン

「恐竜戦隊コセイドン」(OP)

「コセイドンマーチ」(ED)


ボイスラッガー

「ほえろ!ボイスラッガー」(OP)


ゲーム編集

がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり

「おれはインパクト」(IN)


『がんばれゴエモン でろでろ道中オバケてんこ盛り』

「ダブル・インパクト」(IN)


グランブルーファンタジー

「ロボミ」(IN)

「愛・鋼戦士」(IN)


その他編集

「ゴロンタ音頭」(「おかあさんといっしょ」)

「フンフン・フンコロガシ」(「むしまるQ」)

「なんのこれしき ふろしきマン」(「みんなのうた」)


関連イラスト編集

還暦だズエェェェッット!!

マジンガァァァ

ズエェェェェェェェッッット!!!


関連タグ編集

超人女子戦士ガリベンガーV:氏が主題歌とナレーションを務める、バーチャルYouTuberのバラエティ番組。死去後もナレーションのバンクなどを利用して出演中。

ローカルヒーロー:いくつかのヒーローに主題歌を作曲・提供している。

中日ドラゴンズ:応援歌「燃えよドラゴンズ」を歌った年がいくつかある。

ウルトラマンZ:Zだけど主題歌は歌っていない。ただし、登場するロボットの手は飛ぶ。担当していたのはこっち

鈴置洋孝水谷優子:同じくで亡くなった中日ドラゴンズファン

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