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超神ネイガー

ちょうじんねいがー

説明しよう! 超神ネイガーとは、秋田県で活躍しているヒーローである!
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超神ネイガーとは編集


農家の青年「アキタ・ケン」が豪石して変身したヒーロー。にかほ市(旧・金浦町)を中心に秋田県で活躍する。名前の由来は、ナマハゲの叫び声『泣ぐ子は居ねがぁ』からである。変身後の姿は、ナマハゲに代表される日本海沿岸を中心に全国に分布する来訪神であるナモミハギの力を借りているため、ナマハゲを模している。

変身前の「アキタ・ケン」はにかほ市に住み、トレーニングを趣味とし、隆々の筋肉が自慢の負けず嫌いで正義感の強い青年。だじゃく組合によるカメムシ大発生作戦になすすべもない状態の中、田を守るために戦ったことをナモミハギに認められて「豪石玉」を授かった。

変身後のイメージカラーは赤。これはナマハゲの赤い面やトラクターの色などから。頭には赤いナモミハギの角と牙を持ち、肩には出刃包丁型のプロテクターをつけている。他人と肩がぶつかっても謝らないような悪い奴には、ネイガーがぶつかりに行くためらしい。胸のプロテクターにもナモミハギの顔がある。4点式シートベルトのような肩と脇の鋭い爪は、狙った悪を逃さない正義の象徴、であるとのこと。ひざに手桶型のニー・パッドがついている。本来手に持つべき道具が膝についているのでハンドフリーで戦える。ももには紙重(神社の注連縄についている、雷を表す紙の飾り)がついている。ベルトには秋田県の「ア」型マークが輝き、更に九星や陰陽が施され、風水のパワーも身につけている。



ネイガーの武器、必殺技編集

主な武器は「キリタン・ソード」。これを使って必殺技「比内地鶏クラッシュ」と「比内鶏クラッシュ」を繰り出す。「比内鶏クラッシュ」は天然記念物級の技。いずれも技が炸裂した際に「コケコッコー」という鶏の声が聞こえる。

他に、ハタハタ型の銃「ブリコガン」(ブリコとはハタハタの卵のこと)を持っている。必殺技は「男鹿ブリコショット」。腕に嵌める「カマクラ・ナックル」もある。必殺技は「横手豪雪パンチ」など。

鳥海キックはネイガー最大の必殺技であり、2236mもの標高を持つ鳥海山の力を込めた強烈なキック。

防具は「カントウ・シールド」。カントウは関東ではなく、東北四大祭の1つ、竿灯のこと。これに使われる提灯が多数ついた竿を模している。これは、カントウマンから託されたもの。大気圏突入が可能。

乗り物は二条刈りのコンバインやハタハタ型のオートバイ「マシン・ショッツラー」(秋田の伝統的な魚醤しょっつるにちなむ)。ショッツラーは出力10万bp(ブリコ・パワー、10万bpは約47馬力)、燃料はしょっつるである。ブリコ・パワーを馬力に直すとどうなるのかは不明。

決めゼリフは「海を、山を、秋田を守る、超神ネイガー!!」



ネイガーの仲間達編集

アラゲ丸編集

漁師の青年「ハチモリ・リュウ」が変身したヒーロー。


ネイガー・ジオン編集

林業に従事する青年「フジサト・シロー」が変身したヒーロー。


ネイガー・マイ編集

女性版のネイガー。田沢湖龍神により力を授かって変身する。

変身前は、米屋の看板娘「アキタ・マイ」。アキタ・ケンの親戚関係らしいが不明。ネイガーに対し、「あなたの妹分ってことにしておいて」と話す。

ばあちゃんの教えにより女性に手出しできないネイガーに代わり、女怪人を倒す役目を担う。

変身後のイメージカラーは白。田沢湖のもつ深い藍色の瞳に加え、額には龍の頭が施されている。「額に龍」と言えば、延年チョウクライロ舞(旧象潟町小滝)の羅陵王にも通じる“美しさと強さ”の証、なのだという。肩からはベールのような薄布が垂れ下がっている。これで空中戦が可能になっているらしい。背中には「米」の文字を図案化した赤い模様が描かれている。胸には「美」のマークが入っている。

ピンク色の空飛ぶ龍に乗って移動を行っている。

かなりのパワー型で、プロレス技を得意とし、激しい戦いを展開する。必殺技は「辰子ツイスト」「辰子ウィザード」。

決めゼリフは「秋田の未来を!秋田の平和を!華麗に守る!ネイガーマイ!!」



カントウマン(竿灯マン)編集


何の神の力を借りているかは不明、よって正式な超神かどうかも不明。竿灯まつりそのものの化身とも言われる。

変身前は、秋田市大町に住む公務員(市役所職員)の青年「クボタ・ジョー」。

変身後のイメージカラーは祭りの夜空を象徴する紫。自称「提灯ネイガー」。

武器や必殺技などは特にない。戦闘では、カントウシールドを用いての専守防衛に徹する。転ぶと一人では起き上がれないので、「どっこいしょー、どっこいしょー」と竿灯のかけ声をかけることで起き上がれるようになる。

後にカントウ・シールドをネイガーに託した。

背中には「祭」の文字が書かれている。

決めゼリフは「人呼んで、戦う東北四大まつり!カントウマン!」



ネイガービガビガG編集


時空を超えて悪さをしようとやって来た100年後のハンカクサイ「スコタマハンカクサイ」を追って、現代の秋田にやってきた、100年後の超神ネイガー(スコタマは凄くの意。ビガビガジイはぴかぴか輝いているの意)。

変身前はネイガーことアキタ・ケンのひ孫「アキタ・ケンタ」。ネイガーを「伝説のネイガー」と呼んで尊敬している。

変身後はメタルヒーロー風のマジョーラカラーの戦闘スーツ「ビガビガG」を「豪石装甲」し、サンダーブリコガンや、カマクラナックル(小)、赤飯で出来たオゴワ・キリタンソードを武器に戦う。必殺技は、曾祖父ネイガーと同様、鳥海キック。二人で「鳥海ダブルキック」を放つこともある。

決めゼリフは「海を、山を、秋田を守る、超神ネイガー、ビガビガG!」

何かというと「G(ジー)ッ!」と叫んでポーズを決める。



ザッパー・ジール編集

ネイガーに弟子入りし、修行を積んでいる見習い超神。名前の由来はザッパ汁。

ネイガーに似た姿をしているが、基調色は白で、さらに肩や頭部がネイガーに比べ簡略化されている。背中の文字は「成」で、拳には「学」の字が刻まれている。

勉強熱心で、ネイガーから授けられた「超神心得」を守り、常に読書とトレーニングを怠らない。得意技は本で覚えた整体。攻撃の他、ダメージ回復にも使われる。

しかし仮豪石の身であるため、まだネイガーを名乗ることは許されていない。強さはホジーネ以上だが、怪人とはタイマンでなんとか戦える程度。複数で襲われるとピンチになってしまうこともしばしばである。


だじゃく組合編集

だじゃく組合バックル

ネイガーの敵である悪の組織。

詳細はだじゃく組合を参照。


うらあきた編集

うらあきたは秋田県によく似た異世界。まるで秋田の地理が裏返った地形をしており、海岸線で「表」の秋田県とぴたりと合わさる形をしている。そのため「裏秋田」とも呼ばれるが、周囲が海に囲まれた、あるいは他県に隣接せず自給自足が可能な閉じた世界であるため「浦秋田」が正しい表記であるらしい。どこにあるかは不明だが、秋田県の金浦(にかほ市)・大浦(由利本荘市)・北浦(男鹿市)などといった「浦」のつく土地と道路が時に繋がることがあると考えられている。うらあきたは理想郷・桃源郷とも称される“超美の国”で、こちらの秋田県とは何もかもが正反対である。住むものは皆正義にあふれ、よってホジナシはひとりもおらず、当然だじゃく組合も存在しない。GDPも出生率も全国一位、年間を通じて日照時間も長く、年中温暖、とても豊かで美しく実り溢れる土地に、美男美女らが明るく正しく健康に住み暮らす日本一の大都会である。しかし、そこには恐ろしい巨悪が存在している・・・


邪神クレーガ編集

秋田にナモミハギが住むがごとく、うらあきたにはクレーガという邪神が棲んでいる。その悪は一人でうらあきた全土の善と釣り合う程。より過ごしやすい地を求め、秋田県に目をつける。そして秋田県の人気ヒーローネイガーと入れ代わろうと画策、秋田に現れては交替を迫る、宿敵ポジションのキャラクターとなったのだ。

外見は設定通り真っ黒なネイガーで、うらあきたのナモミハギ(ナマハゲ)から力を授かっている邪神。背中の「米」の字は歪んでいる。戦闘能力は高く、まともに闘えばネイガーにも勝てる上、ネイガージオンとネイガーマイを同時に相手取る事も可能。

ショーなどでは相手の戦闘力を数値化する能力を持っている。(クレーガいわくネイガーとアラゲ丸の戦闘力は共に95万パワーであるらしく、その程度かとあしらっている)

名前の由来は「黒ぇネイガー」から。彼の場合変身に当たる「ゴウシャク」の意味も異なり、故郷を切り裂き蹂躙する者という意味を込め郷裂という漢字を当てる。

変身前の人物は不明だが、本人曰く「濡れ手で粟のIT長者様」。しかしクレーガは生身で秋田県を訪れる事ができない。そこで秋田県に現れる際には秋田県の人物に依代を定め、その人物にクレーガの力を込めた黒い豪石玉で「郷裂」させる事で、その人物の肉体を借り秋田県に現れる。ゆえにその力は依代の人物に左右されるが、彼がよく利用するのはだじゃく組合の下っ端戦闘員ホジーネ。にもかかわらず目茶苦茶強いが、依代次第ではクレーガとしての意識が保てず人格崩壊する場合もある。

武器は「コゲタン・ソード」。焦げたきりたんぽを武器化した剣。一本でキリタンソード二本を圧倒するほどの破壊力を持つ。影・鳥海キックはネイガーの鳥海キック以上の威力を持つ技だ。


テレビ番組編集

ABS秋田放送テレビで2007年10月6日から2008年3月29日まで、毎週土曜日の9時25分から9時30分の間にローソン協賛の元に放送された「ローソンプレゼンツ 超神ネイガーVSホジナシ怪人~海を、山を、秋田を守れ!~」と2008年10月4日から2009年3月28日まで、同時間に放送された「ローソンプレゼンツ 超神ネイガー~あきた観光地大決戦!~」がある。

どちらもDVD化している。

ローソンがスポンサーという事もあり、変身前のケンたちがご婦人達からだじゃく組合の悪事を聞き込みする場所はローソンの店内。

2013年10月から2014年3月にかけ、花王提供の元に「超神ネイガー 勝ぢ抜ぎ大バトル!」が放送された。

秋田弁消滅を企む謎の敵「ラスボスX」によるバトルトーナメントという形で、「秋田弁を守るため」に敵・味方を超え、新キャラを含む16キャラがラスボスXとの戦闘枠を賭けてトーナメント方式で戦いを繰り広げる。戦闘中には画面の上にライフゲージが表示されており、ライフゲージが0になると負け。

ABS秋田放送テレビでは2015年から年末特番を放送している。

他にも多数の関連番組や関連商品があり、全国放送で取り上げられることも少なくない。

また、作中のテーマソング「豪石!超神ネイガー ~見だがおめだぢ~」を歌うのはかの水木一郎アニキだったりする。


関連タグ編集

ローカルヒーロー

怪人開発部の黒井津さん:ゲスト出演


外部リンク編集

公式サイト

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