「森の悲鳴を聞きつけりゃ、木霊の速さで駆けつけるッ!その名も、ネイガージオン!!」
概要
林業に従事する青年「フジサト・シロー」が変身したヒーロー。ネイガーと同じくナモミハギの力を借りる。
変身前の「フジサト・シロー」は呑気で気の優しい青年であり、秋田の自然とおいしい水(……酒?)をこよなく愛する。仕事柄か、山神鎮守の御神酒を常に携行している。御神酒を入れるひょうたんには「師恩(ジオン)の酒」と書かれている。
変身後のイメージカラーは森林の緑。その姿は、ネイガーと同じくナモミハギの力を借りているため、ナマハゲを模している。緑のナモミハギの角と牙を持ち、全体的にギザギザしている。後頭部には杉らしき模様も付いている。顔面にはイヌワシやクワガタ風の牙の模様がある。肩には松ぼっくり型のプロテクターがついている。胸のプロテクターは、ネイガーがナモミハギの目の部分を模していたのに対し、ジオンは顎の部分を模している。背中には「酒」の字、手の甲には「刃」の字が刻まれている。
身軽で、武器を使うよりも徒手空拳を得意とする。豪石後、山神鎮守のために持ち歩いている御神酒を口にすることで酔拳を使えるようになる。必殺技「クマゲラパンチ」は、あたかもクマゲラが木を突くように、目に見えない早さで敵に無数のパンチを叩き込む技である。他にも「キリトンファー」「キリタンチャク」などの武器や、「カモシカキック」というキック技も使う。
アキタ・ケンの正義感に心を打たれ、弟分として「ジオン」と名乗っている(これは、秋田弁で弟を「おんじ」と呼ぶことから)。また、ネイガーを師と仰いで「師恩」とサインすることもある。
酒を飲んでテンションが上がってくると巻き舌で「とぅるッふー♪」と言う。
普段の乗り物は不明だが、NHK秋田の2007年正月特番では、ジャックされた局を守るためにカモシカ2頭立てのソリに乗ってやってきた。カモシカの名前は「ジャッキー」「リー」。名前の由来は明らかにアレである。