「天に満月、地に月見草、船に錦の大漁旗!炎の漁師、アラゲ丸!!」
概要
漁師の青年「ハチモリ・リュウ」が変身したヒーロー。アラハバキの力を借りて変身し、秋田の海を守る。気性は荒く、誰かれ構わず勝負を挑む。しかし女房には勝てず、かがぁは“最強”と言われている。戦闘中、かがぁに携帯電話でどやしつけられ、呼び戻されることが多い。
変身前の「ハチモリ・リュウ」は漁船「碇丸(いかりまる)」の操業主。漁船にて季節の魚を捕るほか、素潜りでカキ、アワビを獲って生計を立てている。モデルは象潟漁協の佐々木健一さん。
変身後のイメージカラーは青。そのスーツには、海や漁業に関したパーツが多い。額に錨、顎は漁船、後頭部には船外機がついている。肩にはテトラポッドが装着されており、腕にも碇がついている。拳には“岩をも砕く日本海の荒波パワー”が「波」という字で表現されている。実は肩のテトラポッドはこの拳の力を抑えるためにあるとか?胸にはある魚を模したプロテクターがついている。背中には、文字ではなく大きな錨がデザインされている。襟は防波堤をイメージして、首を守っている。ベルトは魚群探知機で、どんな山奥にいても魚群を発見すると「さかなだよ」と鳴って知らせてくれるが、時々ネイガーのショッツラーやブリコガンにも反応する。
主な武器は、鱈型の小型砲「タラ・バズーカ」。これを使う必殺技は「おう、そこのはんかくせぇ(愚かな、などの意)の、これ持ってれ」などと言って「タラ・バズーカ」をハンカクサイに渡すこと。「タラ・バズーカ」は本来一人では持てないほど重いらしい。
他に、イカ型のカッター「イカ・スライサー」がある。必殺技は「日本海・怒濤・波の華切り」。
乗り物は、小型漁船の「いかり丸」。必殺技は「シラセ・氷砕・アタック」。「ハチモリ・リュウ」が所有する2隻の漁船のうち小さい方。
ネイガーをライバル視しており、「戦斗漁船」「漁協の狂犬」「港の暴れ馬」などの異名を持つ。
だじゃく組合に接待を受けて、用心棒として雇われたことがある。ネイガーとは別に、専用のテーマソング「俺は漁港(みなと)の暴れ馬」を持っている。