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ソナー

そなー

SONAR(Sound navigation and ranging)の略。つまり水の中を音で探るレーダーのこと。 水中の音を聞き分ける「聴音ソナー(パッシヴソナー)」と、水中で音を鳴らしてその反響で物体を捉える「音響ソナー(アクティブソナー)」に大別される。
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ソナーとは、船舶に装備させる機材の一種である。

概説

SONAR(Sound navigation and ranging)と書く。
日本語訳すれば「音響航行測距儀(おんきょうこうこうそくきょぎ)」と出来るだろうか。

水中の状況を音を利用して探査し、その状況を把握するために用いられる。

歴史

古くはレオナルド・ダ・ヴィンチが、ラッパパイプ聴診器を組み合わせた即興の水中聴音機を作成し、水中の音の伝達を調べたことがある。これによって、空気中よりも水中の方が音がよく反響することが判明した。

その後1912年にタイタニック号沈没事故を機に、水中の氷河を避けるための対策として米英の間でソナーの開発が始まり、1914年にはアメリカで音響ソナーの原型が発明され、2マイル(約3218m)先の氷山の発見に成功した。
この直後に第一次世界大戦がはじまり、ドイツ軍によるUボートへの対策としてソナーは軍用に開発が進んでいく。
この過程で隠密性を重視した聴音ソナーも登場し、ソナーは軍用機器としての色を濃くしていく。

最終的にはブラウン管に投射して結果を目視できるソナーが確立され、その後は小型軽量化が進んでいったことで、戦後は軍用のみならず様々な用途に使用されるようになった。
日本でも戦後に魚群探知機の開発に利用され、日本の漁業史を大きく塗り替えている。

形式

大きく分けて「active(自発的)」と「passive(受動的)」が存在する。

アクティブソナー

音波を水中に発し、その反響を利用して水中を探査する。
いわゆる「やまびこ現象」を利用したもの。
音を一定方向に集中させて投射し、その方向から帰ってきた音を収集・分析して、物体の規模と自身との距離を計測する。

● エコーサウンダー
水上から直線状に音波を発するタイプ。
魚群探知機に使用されるものも、この原理で機能している。
エコーサウンダーを前方、もしくは回転式台座に固定した『オブスタクル・アヴォイダンス・ソナー(Obstacle avoidance SONAR)』もあり、初期の軍用ソナーはこのタイプである。

● サイドスキャン・ソナー
船舶の真横から斜め下に設置し、広域を調査するためのソナー。
より正確な計測結果を得るには船舶本体が異動する必要があるのが欠点。
一方で広域を上から俯瞰するように探査できるため、海底の表面の状況を把握することに長けている。
低周波でも高い信頼性を得ることが出来るため、海底に沈んだ機雷の発見にも利用される。

パッシヴソナー

水中の音を拾い集め、そのから状況を判断するタイプ。
軍用、特に水中での隠密性が重要となる潜水艦で索敵や警戒のために用いられる。

しかし現在ではそのほとんどがアクティブソナーへ切り替わり、潜航時、長距離航行時、戦闘などの非常警戒時などにやむを得ず使用されるに留まっている。

関連タグ

機械 道具 音響
兵器 レーダー

艦隊これくしょんでのソナー

対潜掃討



DMM.comの艦隊育成SLG『艦隊これくしょん』でも、対潜装備として実装されている。
現在登場しているは、「九三式水中聴音機」「三式水中探信儀」「四式水中聴音機」「零式水中聴音機」の四つ。
2017年の『秋の秋刀魚祭り』に前後し、ランカー報酬として「Type124 ASDIC」「Type144/147 ASDI」と「HF/DF+Type144/147 ASDIC」の三つの英国海軍の高性能ソナーが配布され、うちType 124は秋刀魚祭りの秋刀魚任務の最終報酬として用意された。

内、前者二種は工廠で駆逐艦軽巡洋艦秘書艦に据えることで開発することが出来、「四式水中聴音機」は2015年9月25日の更新で改修工廠にて九三式ソナーを更新することで入手可能となっている。
「零式水中聴音機」は大型艦(戦艦/正規空母)と、揚陸艦航空巡洋艦潜水母艦のみ装備可能。ほかは駆逐艦・軽巡洋艦と、軽巡の派生である重雷装巡洋艦、また潜水艦補給艦秋津洲改に装備させることが出来る。

艦これにおいては「対潜やるならソナー」と言うぐらい、対潜爆雷以上に重視される装備で、これのあるなしで潜水艦に対する対潜攻撃の威力と命中率大きく変わってくる。
また爆雷と同時装備することで相乗効果を発揮し、その破壊力と的中率を大幅に上昇させる
一方、潜水艦も命中率上げるために装備できるが、現状ではどの潜水艦も装備スロットが二つまでが限界のため、レア装備である「61cm五連装(酸素)魚雷」や艦首魚雷などの命中に補正が付く魚雷で補助するのが一般的となっている。また現状のシステムではダメージ計算の際、艦娘の基本対潜値を無視して対潜装備の合計値で算出される仕様で、艦娘の対潜値を形骸化させいるため、システムの見直しを訴えるユーザーも少なくない。
その後2016年の6月末に「先制対潜爆雷攻撃」が実装され、五十鈴改二は特権として無条件で、その他の対潜艦は装備込みで対潜値が“100”&ソナー装備で、先制雷撃フェイズの前に爆雷攻撃を叩き込めるようになり、潜水艦による同中事故の確率を減らせるようになった。
これに伴い、ソナーや爆雷による対潜値の底上げが重要になり、また先天的な対潜値にようやく意味を持たせることになった。

開発に必要な資材は大変リーズナブルで、「燃10/弾10/鋼10/ボ20」で済むため、デイリー任務の開発ついでに気長に回していればポロっと出てくることが多い。ただしその分、上位の三式ソナーは中々出づらいため、狙うなら根気強く開発し続ける必要がある。
また三式ソナーと四式ソナーは改修工廠で入手できるが、今度は改修素材(ネジ)をと資材が馬鹿にならないため、気軽に改修出来るものでなくなっている。
零式ソナーは、現在ランキング報酬でのみ配信されている。

ちなみに零式ソナー以外は五十鈴改二がいれば入手可能
さすがは対潜女王である。
四式ソナーは香取改秋月型で改修出来る。

関連タグ

艦隊これくしょん 艦これ

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