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水ト炎ノ戦士ソルディア

みずとほのおのせんしそるでぃあ

水ト炎ノ戦士ソルディアとは熊本県阿蘇市のローカルヒーロー、なのだが…。
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概要編集

水ト炎ノ戦士ソルディアとは熊本県阿蘇市(自治体側からは非公認)のご当地ヒーローである。「阿蘇に新しいローカルヒーローを作る会」が制作した。企画段階では「水ト炎ノ戦士ゲン」という名称があった。

2021年4月10日から5月5日までのクラウドファンディングで集めた資金を元手に生み出されたのだが、後述の著作権問題を引き起こすことになる。


ちなみに阿蘇山ゆかりの火と水モチーフのローカルヒーローとしては「グランパワーヒノクニ」がいる。こちらは著作権上の問題がない。2005年11月から活動しているベテラン戦士コンビである。


作品解説編集

阿蘇のエネルギーを狙うアクシャー軍団から阿蘇の平和を守っているという設定の熊本県のご当地ヒーロー。


登場人物編集

紹介映像に登場している者だけを紹介

ソルディア編集

元お笑い芸人の社長のような造形の体に赤と青の配色をしたヒーロー。予告からわかる情報だと神社(ロケ地は阿蘇山上神社とみられる)に保管されていたこれまたどこかで見覚えのあるようなベルトを装着し、阿蘇の平和を守るために戦う(予定だった。)


改変元となったオルタリングは「レジェンドライダーシリーズ 変身ベルト 仮面ライダーアギト」と見られている。


怪人編集

正式名称は不明。紹介映像では金棒を使って戦っている。こちらのマスクも「倉戸みと」氏の作品「メカオニマスク」を無許可で流用したものである(ツイート)。


問題点編集

前述の人物紹介の部分で触れたが仮面ライダーゼロワンと非常に似ている。その見た目と所在地から「阿蘇ワン」とも呼ばれる。著作権的にも問題的な部分である。彼ら自身、外注のクリエイターに依頼し、ヒーロースーツはゼロワン、ベルトはアギトのものをベースに作ってもらった旨を語っている。公式のツイートでは「色変えたし東映に事前に問い合わせたけど返事もないから問題ないやろ(要約)」という考えであり甘さが指摘されている。東映はどのように判断するのか動向を注目されていたが「騒動は把握しており対応中である」とニュース番組の問い合わせに回答したのみでその後公に動きは無かった。


「阿蘇に新しいローカルヒーローを作る会」メンバーの勤務先であり、COVID-19により当時休業中であったレジャー施設「南阿蘇ホリデーパーク」で活動していた「アース戦士 ジオンガ」もスーツの上半身部分が仮面ライダーアマゾンネオの塗り直しである事も指摘されている。


経緯と顛末編集

2021年9月14日にアップされた報告ツイートには以下の情報が記された。

まず、クラウドファンディング終了の翌日5月6日にヒーロースーツを発注。スーツは8月11日までに完成した。

8月12日にインスタ垢とクラウドファンディングページのURLを添付した上で、グッズ展開含めた営利事業をする事を記すとともに「似すぎており著作権侵害の疑いがある場合」ご一報ください、という確認メールを東映に送っている。

そして8月28日にソルディア初回公演が催された。9月5日にツイッターとYouTubeに動画を投稿。


9月13日の夜、Twitterの特撮クラスタの目にとまり、秒でパクリ元が特定され、悪い意味で拡散していくことになる。1桁だったフォロワー数は2日後には3桁にはなっていた。

9月14日、ソルディア公式Twitterアカウントで活動休止を表明(熊本県のご当地ヒーローが「仮面ライダーゼロワン」にデザイン類似で物議 公式が「甘い認識でした」と謝罪 → 活動休止に)。

その表明が記された画像ツイートでは、スーツとベルトは破棄し、この旨を東映側に伝えることも記された。

同日、同じ九州のローカルヒーローキタキュウマンがソルディア公式Twitterアカウントに投稿されていた紹介ツイートに対し引用で「おい!!!炎上は私の専門分野だから早く消せ!!!リスタートして共演できる日を待ってるぞ。」と注意すると共にエールを送った(ツイート)。

同アカウントより謝罪と今後の説明がなされた後にはネットリンチをしないよう釘を刺すコメントを続けて投稿した。

実際、当初は著作権上の問題があったがそれを改め再起したローカルヒーローは存在している。

9月15日フジテレビの朝のニュース番組「Live News イット!」の「タテヨミ」コーナーで騒動が取り上げられた。Twitterアカウントは少なくとも夕方頃までには存在していたが、当日中に削除が行われた。

9月16日、クラウドファンディングを受け付けていた「CAMPFIRE」サイト内ページにて、代表が参加者への返金手続きをすると発表した(今後の事態を受けてお詫びとご報告)。ここにはスーツとベルトの破棄と共に「SNSアカウントを凍結致します」とあるが、ソルディアのTwitterやインスタのアカウントはこの時点で削除済みである。

灼零戦士ソルミナ(なりすましアカウント)編集

2021年10月21日、「灼零戦士ソルミナ【企画段階】」を名乗るTwitterアカウントが出現。

ソルディアに関するツイートや不謹慎とも取れるような阿蘇の噴火に関するツイート等をリツイートするなどした上でソルディアと同じ制作元だと自称し再起を語って見せた。

新ヒーロー「ソルミナ」は鉄仮面のようなフェイスを持ち、胸に五芒星のマークのついた全身真っ青という一見するとオリジナルなものであったが、アカウントに掲載していたその画像はウルトラマンコスモス ルナモードの公式画像を加工したものであった。

また、PVまで制作し、海外の制作者がYouTubeに投稿した作品のドラゴンを素材として無断使用する等かなり手の込んだものであった。

登場する敵の名前もコロナウイルスとウルトラマンコスモスに登場するカオスヘッダーを合わせたようなコロナヘッダーというものであり、再び特撮ファン等から著作権違反と指摘を受けたがそれ対し、そちらもTwitterアイコンに公式画像を無断使用し、著作権を侵害しているではないか。という的外れな「お前だって論法」を開陳。その後アカウントを削除した。

「阿蘇に新しいローカルヒーローを作る会」の関係者「坂本 蓮」氏のTwitterアカウントより当該アカウントが無関係であることが告知され、なりすましアカウントであることが確定した。(ツイート)。

新ヒーロー編集

ソルディア騒動ののち、関係者の「坂本 蓮」氏はTwitterアカウントのプロフィールに「次は必ず応援していただけるようなヒーローを作ります」と記した。そして明くる2022年2月19日、「着々と進んでます」というコメントと共にツイッターに型紙らしき画像を掲載した(ツイート)。26日の投稿でヒーロー制作に関するものであることが明らかとなった(ツイート)。つまり改造でない、ヒーローアクターである氏の体に合わせた完全新規のヒーロースーツが制作中である。

しかしながら騒動から3年が過ぎる2024年現在も未だ新ヒーローの発表はない。


その他影響編集

騒動はローカルヒーロー界の大御所超神ネイガーにまで飛び火し、ネイガーは仮面ライダー装甲響鬼のパクリではないか?との指摘に本人がツイッター上で造形担当者が平成仮面ライダーをリスペクトしていることは認めつつも2005年放映の響鬼よりも2年早い2003年にはデザインが決まっていたと弁明をすることになってしまった。(ツイート

とんだとばっちりである。


関連動画編集

本編の動画(元の動画は削除済み)。


関連タグ編集

ローカルヒーロー


メタルマンカブトゼクターの角をへし折ってそのままベルトに使用しているヒーロー。


エコハちゃん:同様に著作権の問題で騒動となったゆるキャラ。こちらは着ぐるみの顔が任天堂の有名キャラに酷似していた為に問題となったが、着ぐるみを封印する事で双方合意した(元になったイラストは指摘されたキャラとはあまり似ていないのもあってか現在も継続使用されている)。


きゃべっしー:これも著作権の問題で騒動となったゆるキャラ。こちらは銚子市の「銚子キャベツ大使」に任命された芸人であるキャベツ確認中のしまぞう(現しまぞうZ)が考案したゆるキャラなのだが見た目と名前が某梨の妖精と酷似していたため批判の声が集まりお蔵入りになった。


関連リンク編集

公式Twitter(削除済み)

公式インスタ(削除済み)

Youtube公式(削除済み)

「阿蘇に新しいローカルヒーローを作る会」公式Twitter

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