ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

むしまるQ

5

むしまるきゅー

「むしまるQ」とは、1995年4月から2004年3月までNHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送されていた子供向け番組である。 「なんでもQ」とも。

概要

自然環境・社会環境への興味をクイズで喚起する幼稚園保育所向け環境教育番組。生き物の特徴をクイズとで紹介していた、親子で楽しめるクイズバラエティ番組


シリーズ通しての番組名としては『なんでもQ』であるが、放送内容と時期によって『むしむしQ』、『あにまるQ』、『むしまるQ』、『むしまるQゴールド』というサブタイトルが付けられており、番組内でもこれらサブタイトルの方が大きく扱われているため、新聞のテレビ欄でも「むしまる」などと表記されることが多かった。ショートバージョンとして『ぴりっとQ』も1999年4月から2006年4月にかけて放送された。


『むしむしQ』は昆虫、『あにまるQ』は脊椎動物に特化していたが、『むしまるQ』以降のシリーズはその両方を取り扱う。


番組の基本構成はクイズ4問+ミニコーナー+歌。歌は段々と往年の洋楽のパロディやマニアックなアレンジ等の楽曲が増えていき、水木一郎影山ヒロノブ細川俊之といった有名歌手が参加していることも多々ある。


1996年度には第23回コンクール放送文化基金賞を受賞。


2013年6月29日には、10年ぶりに再放送された。


登場キャラクター

司会者

  • うらら

声:岡本かおり(パイロット版)→三石琴乃(レギュラー以降)

全編に渡って番組をナビゲートする女の子。シリーズによって衣装が変わる。

基本的にハイテンションな性格で、シリーズごとに設定された意味不明な決め台詞(例えば『むしまるQゴールド』なら「ぷりゅちゅびよ~んとうりゅたりほ~」)を叫ぶ他、時には下ネタダジャレも厭わない。

声優名からお察しの通り、某月の戦士のパロディをしたことも。


クイズ出題キャラクター

系キャラは、現代職業動物系キャラは、時代劇風キャラに統一されている(ただし、ダチョウは例外)。なお、虫系キャラは全て腕が4本あり、足を合わせると6本になる(クモのみ8本)。以下の通りキャラクターには名前が存在するが番組内でキャラ名を言う事は少なく、うららも「ちょうさん」「らいおんさん」などと紹介することが殆どである(モニター表記も同様)。キャラクター名は公式で販売されたVHSの裏面に掲載されている。各キャラクターごとに、冒頭アニメーション、使用BGMが異なる。クイズ出題後、実写映像と共に出題したキャラクターが解説または映像の動物の翻訳・通訳を担当する。


むしむしQからのキャラクター

声:山田敦彦

冒頭セリフ 「どすこいどすこいどすこい! カブト山っす! クイズ一発ぶちかますっす!」

カブトムシの力士。横綱。一人称は「ワシ」。語尾に「〜っす」をつけて話す。驚くと手を振り回す癖がある。クイズ出題前に「よいしょ!」と四股を踏む。甲虫の仲間のクイズを出す。相撲風のBGMが使われている。他のキャラクターに比べ比較的に出番が多く、最初の出題者として登場することが多い。


声:三浦克也

冒頭セリフ 「お忙しい所ご苦労様です。ああわたくし『たがめ』と申します。では、早速クイズです。」

タガメのサラリーマン。冒頭に「たがめ」と書いた名刺を差し出す。一人称は「わたくし」。恥ずかしがり屋。七三分け。非常にモタモタした話し方で、語尾に「〜です」「〜であります」をつけて話す。スーツを着ている。タガメ以外に、マツモムシやミズカマキリなどの水生昆虫のクイズを出す。若干ほのぼのとしたBGMが使われている。


声:三浦克也

冒頭セリフ 「ミミーン、セミーン。わたしのクイズはとても芸術的デース。」

セミの指揮者。「ミミーン、セミーン」が口癖。一人称は「わたし」。語尾に「〜デース」をつけて話す。タキシードを着ている。セミの仲間のクイズを出す。やや静かなBGMである。


声:三浦克也

冒頭セリフ 「オッケー、みんな元気かい? ボクのクイズでスーパーファイター!」

トンボの航空機のパイロット。冒頭で航空機からスカイダイビングをするが、パラシュートなしで自分の羽で飛んでいる。トンボの目のようなゴーグルをかけている。外国かぶれのナルシスト口調。一人称は「ボク」または「ミー」。トンボの仲間のクイズを出す。外国風のBGMである。


声:三石琴乃

冒頭セリフ 「本日はご来店まことにありがとうございます。クイズフロアでございます。」

チョウのエレベーターガール。一人称は「わたくし」。語尾に「〜でございます」をつけて話す。ピンクの帽子とシャツがトレードマーク。語尾を出すとき、手を曲げてお辞儀するのが癖。解説は基本的におとなしめだが、興奮することもある。チョウの幼虫などに関するクイズを出す。優しげなBGMが使われている。カブト山と同じく出番は多めだった。むしまるQゴールドでは彼女に似た女性(羽と触角がなく手が2本)が登場したことがある。

パイロット版ではギャル(声:岡本かおり)で登場したがレギュラー化の際にエレベーターガールに変更され、ギャルはガ(まゆ子ちゃん)に置き換えられた。


  • まゆ子ちゃん(

声:三石琴乃

冒頭セリフ 「てゆうかてゆうかてゆうか〜 あたしのクイズでノリノリ系ってカンジ〜?」

口調がギャル系のガ。一人称は「あたし」。ヨナグニサンのクイズを出した、一度のみの登場。その他むしむしQで発売されたVHSや番組内の楽曲の1つである「カブトムシは840えん」にも登場している。ギャル系なのでBGMもギャル系である。

元々はパイロット版のアゲハちゃんのキャラクターデザインであり、羽や衣装の配色が変更されていた。


声:岡本かおり(パイロット版)→小川範子(むしむしQ以降)

冒頭セリフ (パイロット版)「暇なの? じゃあクイズに答えて。」

(むしむしQ)「ねぇねぇ、知ってる?! 知ってる?! あたしのクイズはピッカリピ〜よ!」

(むしまるQ、むしまるQゴールド)「なんだかさみしい放課後は、あたしのクイズでピッカリピ〜よ!」

優等生タイプの女子高生のホタル。放課後はいつも居残り。一人称は「あたし」。「ピッカリピ〜よ」が口癖。セーラー服で眼鏡を掛けている。ホタルの仲間のクイズを出す。アゲハちゃんのBGMを、学校のチャイムで演奏したBGMを使用している。キャラクターでは唯一冒頭セリフが2回変更されている。


声:山田敦彦(むしむしQ)→山中臨在(むしまるQ、むしまるQゴールド(2001年度まで))→鈴村健一(むしまるQゴールド(2002年度以降))

冒頭セリフ(むしむしQ) 「でやでやでやでやどないちゅうてんねんホンマに〜。ほんならな、わてがクイズ出しまっさかい、きばったりや〜。」

(むしまるQ以降)「何や、きゃくきゃく?あー、いらっしゃい。ほな、わての聞いたクイズ出したるで〜。」

大阪弁のカマキリ。的屋。カマキリ以外にナナフシなどの棒型昆虫のクイズを出す。クイズ出題前に、「ほな、いきまっせ〜」と言う。一人称は「わて」。「きばったりや〜」が口癖。性格としゃべり方はナルシストでサングラスを掛けている。BGMは関西風である。


声:長倉理子(むしむしQ、むしまるQ、ぴりっとQ)→松本さち(むしまるQゴールド、ぴりっとQ)

冒頭セリフ (むしむしQ〜むしまるQ)「まいどー。クイズを届けに参りました。ボクのクイズはとっても美味しいよ!」

(むしまるQゴールド)「まーいどー! アントピザっす! ご注文のクイズ、トッピングスペシャルっす!」

アントピザの宅配便のアリ。冒頭に「まいどー」とスクーターに乗りながら、挨拶する。一人称は「ボク」。口癖は、「〜っす」。彼のみクイズ出題時にピザの箱からクイズを出す。アリの仲間に関するクイズを出す。タガメ同様、ほのぼのとしたBGMである。


声:ザ・キング・トーンズ(むしむしQ、ぴりっとQ)→森川智之高木渉(むしまるQ、むしまるQゴールド)

  コーラス部分のみ:デューク・エイセス

冒頭セリフ (むしむしQ)「(コーラス後)Thank you! Are you lady? オレ達のクイズにTryしてくれよぅ!」

(むしまるQ以降)「(コーラス後)Thank you! Are you lady? Hey mens! オレ達のクイズはチョットHeabyだゼ!」

コオロギのコーラス・グループ。冒頭シーンが最も長い。冒頭でリムジンに乗る。チビ、デブ、ガリ、のっぽの4匹のコオロギであり、チビがリーダー。一人称は「オレ」。4匹が交互に話す。スズムシキリギリスなどのコオロギの仲間のクイズを出す。番組全体を通して登場は非常に少ない。BGMはミュージカル風。キャラクターのモデルがザ・キング・トーンズのメンバーである。


  • ミャーミャーズ(はち

声:岡本かおり(パイロット版)、三石琴乃(レギュラー以降)、葛城ゆい榊原望

冒頭セリフ 「ミャー! ミャミャー!あたしらのクイズはちょっとムズカしいんじゃにゃーの? そーだわそーだわ!」

名古屋弁の主婦3匹のハチ。真ん中にいるハチがリーダー格。商店街を高速に移動する。一人称は「あたし」。世間話のように解説する。解説後のセリフは「そーだわそーだわ!!」。ハチの仲間のクイズを出す。むしむしQとそれ以外ではBGMが違う。


  • オクト婆さん(くも

声: 榊原望

冒頭セリフ 「(呪文を唱えた後)ムム! クイズの答えが溶けたぞ。」

水晶占いをしている占い師のクモ。彼女のみ、解説後は魔法で消えながら怪しく笑う。一人称は「ワシ」。語尾に「〜じゃ」をつけて話す。クモの仲間のクイズを出す。占い師というより、魔術師のイメージのBGMが使われている。


あにまるQからのキャラクター

声:藤本譲

冒頭セリフ 「デカ影参上。いざ勝負。忍法クイズ恩返し。」

ゾウの忍者。通称:デカ影丸。黄色い忍び装束を着ている。ネズミよりも足が遅く、いつも屋根に穴をあけてしまう。一人称は「拙者」。語尾に「〜でござる」をつけて話す。解説後のセリフは「本日はこれにて、さらばじゃ!」。ゾウ以外に、キリンなどの草食動物のクイズを出す。忍者に相応しいBGMが使われている。

冒頭BGMは「007シリーズ」に類似したものを使用している。


  • のろ足の亀五郎(かめ

声:緒方賢一

冒頭セリフ ウサギ「ご・ご・ごめんよ!」 カメ「なんやお急ぎでんなぁ〜。あんなんほっといて、あてらはクイズで一休みしましょっか。」

カメの飛脚。性格は温厚かつ能天気で、いつも冒頭でウサギの飛脚(声:三石琴乃)に追い越される。ダチョウやカマキリ同様、関西弁。一人称は「あて」。カメ以外にも、トカゲカエルなど爬虫類両生類のクイズを出す。性格の通り、のんびりとしたBGMである。


声:佐藤淳

冒頭セリフ 「クイズ探して一人旅、風があっしを呼んでいる…。空っ風の獅子太郎でござんす!」

ライオンの旅人。股旅姿。一人称は「あっし」。語尾に「〜でござんす」をつけて話す。基本的に冷静で落ち着いた性格だが、解説では興奮することもある。ライオン以外に、トラヒョウ、そしてチーターなどの肉食動物のクイズを出す。BGMは三味線を使っている。


  • 木幟屋猿之助(さる

声:古田信幸

冒頭セリフ 客(藤本)「いよっ、待ってました!」客(緒方) 「猿之助、日本一!」 サル「サルのクイズが猿知恵とバカにするなら、あ、やってみれ!」

サルの歌舞伎役者。外見はマンドリル。冒頭の客(声優:緒方賢一、藤本譲)の声で見得を切る、解説中も見得を切るのを欠かさない。七五調で話す。一人称は「ワシ」。サルの仲間のクイズを出す。歌舞伎曲のようなBGM。冒頭BGMはなぜかエレキギターも使用されている。


声:三石琴乃

冒頭セリフ 「ぺいぺいぺいぺい!! どいたどいたどいたぁ!! 火事だいケンカだいお祭りだい!! おおっと! それよりクイズだい!!」

ペンギンの火消し屋。せっかちな性格でドタバタ走り出す。江戸っ子口調で話す。「ぺいぺい」が口癖。一人称は「オイラ」。ペンギンの仲間やオタリアなどの海獣のクイズを出す。江戸っ子風のBGMである。


声:こおろぎさとみ

冒頭セリフ おっかさん「あら、どうも〜」 かん吉「あ〜あ…。ねぇねぇオイラ達とクイズして遊ぼ!」

おっかさん(声:三石琴乃)の育児嚢に入った赤ちゃんカンガルー。一人称は「オイラ」。おっかさんが長話の井戸端会議をしている間、クイズで遊ぼうと誘う。カンガルーやコアラの仲間等、有袋類に関するクイズを出す。BGMはややおとなしめ。


声:麻見順子

冒頭セリフ 家来「下ニ~下ニ。」カバ「ふぁ〜。なんじゃ! わらわは姫じゃ。暇じゃ、暇つぶしにクイズじゃ。」

駕篭に乗ったカバ。暇つぶしにクイズを出題する。解説開始時と終了時に「お〜っほっほっほっほ…」と高笑いをする。一人称は「わらわ」。カバの他にシカウシサイバクウマブタなど中~大型の草食動物のクイズを出す。のんびりとしたイメージの強いBGMが使われている。


声:葛城ゆい

冒頭セリフ 「クェ〜クェクェクェクェ〜。ワタシオモシロイクイズギョウサンギョウサンシッテマンネーン、チョットドウデッカー?」

ダチョウのポルトガル人の貿易商。動物キャラの中では唯一時代劇の役回りではない。冒頭でトイレから出て来る。口調は若干間延びした関西弁で、語尾に「〜でオマース」をつけて話す。「クェクェ〜」が口癖。一人称は「ワタシ」。様々な鳥類コウモリのクイズを出す。関西弁だが、なぜかBGMでは銅鑼(どら)が使われている。


むしまるQからのキャラクター

声:三石琴乃

冒頭セリフ 家来「マウスの神様おな〜り〜」 マウス「おお、クイズじゃ」

ネズミの殿様。部屋は壁の小さな穴の中に住んでいる。クイズを出題時、「かまわぬ、即答を許すぞ」と言う。一人称は「わし」。語尾に「〜じゃ」をつけて話す。リスウサギなどの小動物のクイズを出す。殿様をイメージしたBGMが使われている。


声(イカ):藤本譲、声(タコ):こおろぎさとみ

冒頭セリフ タコ「大変だい大変だいイカ方親分!」 イカ「なんでぃハチ」 タコ「ク・ク・ク・クイズだぃ!」 イカ「オゥ! 謎解きならオイラ達の出番よっ!」

イカの岡っ引とタコの下っ引のコンビ。いつも漫才をしており、イカがボケでタコがツッコミ。イカはいつものんびりしており、解説ではとぼけた言動が散見される。タコは親分のそうした言動に対していつも、「このイカ」や「あんた」などとひどく言う毒舌家である。一人称はイカは「ボクちゃん」(冒頭では「オイラ」)、タコは「オイラ」。イカ、タコなどの軟体動物クジラサンゴなどの海の動物や魚類のクイズを出す。他の出題キャラクターと比べBGMがコミカル調。唯一の軟体動物キャラクター。


その他

  • Dr.ゾー

声:三石琴乃

「むしまるQゴールド」のミニコーナー「Dr.ゾー」に登場する悪の支配者。世界征服を目指している。語尾に「〜でちゅ」を付けて話す。


  • ドラキュラ

声:三浦克也

「むしむしQ」初期に放送した歌コーナー「ソウルバンパイヤ」のMC。登場したのは6回のみ。


関連タグ

NHK教育 クイズ 自然

昆虫 動物

概要

自然環境・社会環境への興味をクイズで喚起する幼稚園保育所向け環境教育番組。生き物の特徴をクイズとで紹介していた、親子で楽しめるクイズバラエティ番組


シリーズ通しての番組名としては『なんでもQ』であるが、放送内容と時期によって『むしむしQ』、『あにまるQ』、『むしまるQ』、『むしまるQゴールド』というサブタイトルが付けられており、番組内でもこれらサブタイトルの方が大きく扱われているため、新聞のテレビ欄でも「むしまる」などと表記されることが多かった。ショートバージョンとして『ぴりっとQ』も1999年4月から2006年4月にかけて放送された。


『むしむしQ』は昆虫、『あにまるQ』は脊椎動物に特化していたが、『むしまるQ』以降のシリーズはその両方を取り扱う。


番組の基本構成はクイズ4問+ミニコーナー+歌。歌は段々と往年の洋楽のパロディやマニアックなアレンジ等の楽曲が増えていき、水木一郎影山ヒロノブ細川俊之といった有名歌手が参加していることも多々ある。


1996年度には第23回コンクール放送文化基金賞を受賞。


2013年6月29日には、10年ぶりに再放送された。


登場キャラクター

司会者

  • うらら

声:岡本かおり(パイロット版)→三石琴乃(レギュラー以降)

全編に渡って番組をナビゲートする女の子。シリーズによって衣装が変わる。

基本的にハイテンションな性格で、シリーズごとに設定された意味不明な決め台詞(例えば『むしまるQゴールド』なら「ぷりゅちゅびよ~んとうりゅたりほ~」)を叫ぶ他、時には下ネタダジャレも厭わない。

声優名からお察しの通り、某月の戦士のパロディをしたことも。


クイズ出題キャラクター

系キャラは、現代職業動物系キャラは、時代劇風キャラに統一されている(ただし、ダチョウは例外)。なお、虫系キャラは全て腕が4本あり、足を合わせると6本になる(クモのみ8本)。以下の通りキャラクターには名前が存在するが番組内でキャラ名を言う事は少なく、うららも「ちょうさん」「らいおんさん」などと紹介することが殆どである(モニター表記も同様)。キャラクター名は公式で販売されたVHSの裏面に掲載されている。各キャラクターごとに、冒頭アニメーション、使用BGMが異なる。クイズ出題後、実写映像と共に出題したキャラクターが解説または映像の動物の翻訳・通訳を担当する。


むしむしQからのキャラクター

声:山田敦彦

冒頭セリフ 「どすこいどすこいどすこい! カブト山っす! クイズ一発ぶちかますっす!」

カブトムシの力士。横綱。一人称は「ワシ」。語尾に「〜っす」をつけて話す。驚くと手を振り回す癖がある。クイズ出題前に「よいしょ!」と四股を踏む。甲虫の仲間のクイズを出す。相撲風のBGMが使われている。他のキャラクターに比べ比較的に出番が多く、最初の出題者として登場することが多い。


声:三浦克也

冒頭セリフ 「お忙しい所ご苦労様です。ああわたくし『たがめ』と申します。では、早速クイズです。」

タガメのサラリーマン。冒頭に「たがめ」と書いた名刺を差し出す。一人称は「わたくし」。恥ずかしがり屋。七三分け。非常にモタモタした話し方で、語尾に「〜です」「〜であります」をつけて話す。スーツを着ている。タガメ以外に、マツモムシやミズカマキリなどの水生昆虫のクイズを出す。若干ほのぼのとしたBGMが使われている。


声:三浦克也

冒頭セリフ 「ミミーン、セミーン。わたしのクイズはとても芸術的デース。」

セミの指揮者。「ミミーン、セミーン」が口癖。一人称は「わたし」。語尾に「〜デース」をつけて話す。タキシードを着ている。セミの仲間のクイズを出す。やや静かなBGMである。


声:三浦克也

冒頭セリフ 「オッケー、みんな元気かい? ボクのクイズでスーパーファイター!」

トンボの航空機のパイロット。冒頭で航空機からスカイダイビングをするが、パラシュートなしで自分の羽で飛んでいる。トンボの目のようなゴーグルをかけている。外国かぶれのナルシスト口調。一人称は「ボク」または「ミー」。トンボの仲間のクイズを出す。外国風のBGMである。


声:三石琴乃

冒頭セリフ 「本日はご来店まことにありがとうございます。クイズフロアでございます。」

チョウのエレベーターガール。一人称は「わたくし」。語尾に「〜でございます」をつけて話す。ピンクの帽子とシャツがトレードマーク。語尾を出すとき、手を曲げてお辞儀するのが癖。解説は基本的におとなしめだが、興奮することもある。チョウの幼虫などに関するクイズを出す。優しげなBGMが使われている。カブト山と同じく出番は多めだった。むしまるQゴールドでは彼女に似た女性(羽と触角がなく手が2本)が登場したことがある。

パイロット版ではギャル(声:岡本かおり)で登場したがレギュラー化の際にエレベーターガールに変更され、ギャルはガ(まゆ子ちゃん)に置き換えられた。


  • まゆ子ちゃん(

声:三石琴乃

冒頭セリフ 「てゆうかてゆうかてゆうか〜 あたしのクイズでノリノリ系ってカンジ〜?」

口調がギャル系のガ。一人称は「あたし」。ヨナグニサンのクイズを出した、一度のみの登場。その他むしむしQで発売されたVHSや番組内の楽曲の1つである「カブトムシは840えん」にも登場している。ギャル系なのでBGMもギャル系である。

元々はパイロット版のアゲハちゃんのキャラクターデザインであり、羽や衣装の配色が変更されていた。


声:岡本かおり(パイロット版)→小川範子(むしむしQ以降)

冒頭セリフ (パイロット版)「暇なの? じゃあクイズに答えて。」

(むしむしQ)「ねぇねぇ、知ってる?! 知ってる?! あたしのクイズはピッカリピ〜よ!」

(むしまるQ、むしまるQゴールド)「なんだかさみしい放課後は、あたしのクイズでピッカリピ〜よ!」

優等生タイプの女子高生のホタル。放課後はいつも居残り。一人称は「あたし」。「ピッカリピ〜よ」が口癖。セーラー服で眼鏡を掛けている。ホタルの仲間のクイズを出す。アゲハちゃんのBGMを、学校のチャイムで演奏したBGMを使用している。キャラクターでは唯一冒頭セリフが2回変更されている。


声:山田敦彦(むしむしQ)→山中臨在(むしまるQ、むしまるQゴールド(2001年度まで))→鈴村健一(むしまるQゴールド(2002年度以降))

冒頭セリフ(むしむしQ) 「でやでやでやでやどないちゅうてんねんホンマに〜。ほんならな、わてがクイズ出しまっさかい、きばったりや〜。」

(むしまるQ以降)「何や、きゃくきゃく?あー、いらっしゃい。ほな、わての聞いたクイズ出したるで〜。」

大阪弁のカマキリ。的屋。カマキリ以外にナナフシなどの棒型昆虫のクイズを出す。クイズ出題前に、「ほな、いきまっせ〜」と言う。一人称は「わて」。「きばったりや〜」が口癖。性格としゃべり方はナルシストでサングラスを掛けている。BGMは関西風である。


声:長倉理子(むしむしQ、むしまるQ、ぴりっとQ)→松本さち(むしまるQゴールド、ぴりっとQ)

冒頭セリフ (むしむしQ〜むしまるQ)「まいどー。クイズを届けに参りました。ボクのクイズはとっても美味しいよ!」

(むしまるQゴールド)「まーいどー! アントピザっす! ご注文のクイズ、トッピングスペシャルっす!」

アントピザの宅配便のアリ。冒頭に「まいどー」とスクーターに乗りながら、挨拶する。一人称は「ボク」。口癖は、「〜っす」。彼のみクイズ出題時にピザの箱からクイズを出す。アリの仲間に関するクイズを出す。タガメ同様、ほのぼのとしたBGMである。


声:ザ・キング・トーンズ(むしむしQ、ぴりっとQ)→森川智之高木渉(むしまるQ、むしまるQゴールド)

  コーラス部分のみ:デューク・エイセス

冒頭セリフ (むしむしQ)「(コーラス後)Thank you! Are you lady? オレ達のクイズにTryしてくれよぅ!」

(むしまるQ以降)「(コーラス後)Thank you! Are you lady? Hey mens! オレ達のクイズはチョットHeabyだゼ!」

コオロギのコーラス・グループ。冒頭シーンが最も長い。冒頭でリムジンに乗る。チビ、デブ、ガリ、のっぽの4匹のコオロギであり、チビがリーダー。一人称は「オレ」。4匹が交互に話す。スズムシキリギリスなどのコオロギの仲間のクイズを出す。番組全体を通して登場は非常に少ない。BGMはミュージカル風。キャラクターのモデルがザ・キング・トーンズのメンバーである。


  • ミャーミャーズ(はち

声:岡本かおり(パイロット版)、三石琴乃(レギュラー以降)、葛城ゆい榊原望

冒頭セリフ 「ミャー! ミャミャー!あたしらのクイズはちょっとムズカしいんじゃにゃーの? そーだわそーだわ!」

名古屋弁の主婦3匹のハチ。真ん中にいるハチがリーダー格。商店街を高速に移動する。一人称は「あたし」。世間話のように解説する。解説後のセリフは「そーだわそーだわ!!」。ハチの仲間のクイズを出す。むしむしQとそれ以外ではBGMが違う。


  • オクト婆さん(くも

声: 榊原望

冒頭セリフ 「(呪文を唱えた後)ムム! クイズの答えが溶けたぞ。」

水晶占いをしている占い師のクモ。彼女のみ、解説後は魔法で消えながら怪しく笑う。一人称は「ワシ」。語尾に「〜じゃ」をつけて話す。クモの仲間のクイズを出す。占い師というより、魔術師のイメージのBGMが使われている。


あにまるQからのキャラクター

声:藤本譲

冒頭セリフ 「デカ影参上。いざ勝負。忍法クイズ恩返し。」

ゾウの忍者。通称:デカ影丸。黄色い忍び装束を着ている。ネズミよりも足が遅く、いつも屋根に穴をあけてしまう。一人称は「拙者」。語尾に「〜でござる」をつけて話す。解説後のセリフは「本日はこれにて、さらばじゃ!」。ゾウ以外に、キリンなどの草食動物のクイズを出す。忍者に相応しいBGMが使われている。

冒頭BGMは「007シリーズ」に類似したものを使用している。


  • のろ足の亀五郎(かめ

声:緒方賢一

冒頭セリフ ウサギ「ご・ご・ごめんよ!」 カメ「なんやお急ぎでんなぁ〜。あんなんほっといて、あてらはクイズで一休みしましょっか。」

カメの飛脚。性格は温厚かつ能天気で、いつも冒頭でウサギの飛脚(声:三石琴乃)に追い越される。ダチョウやカマキリ同様、関西弁。一人称は「あて」。カメ以外にも、トカゲカエルなど爬虫類両生類のクイズを出す。性格の通り、のんびりとしたBGMである。


声:佐藤淳

冒頭セリフ 「クイズ探して一人旅、風があっしを呼んでいる…。空っ風の獅子太郎でござんす!」

ライオンの旅人。股旅姿。一人称は「あっし」。語尾に「〜でござんす」をつけて話す。基本的に冷静で落ち着いた性格だが、解説では興奮することもある。ライオン以外に、トラヒョウ、そしてチーターなどの肉食動物のクイズを出す。BGMは三味線を使っている。


  • 木幟屋猿之助(さる

声:古田信幸

冒頭セリフ 客(藤本)「いよっ、待ってました!」客(緒方) 「猿之助、日本一!」 サル「サルのクイズが猿知恵とバカにするなら、あ、やってみれ!」

サルの歌舞伎役者。外見はマンドリル。冒頭の客(声優:緒方賢一、藤本譲)の声で見得を切る、解説中も見得を切るのを欠かさない。七五調で話す。一人称は「ワシ」。サルの仲間のクイズを出す。歌舞伎曲のようなBGM。冒頭BGMはなぜかエレキギターも使用されている。


声:三石琴乃

冒頭セリフ 「ぺいぺいぺいぺい!! どいたどいたどいたぁ!! 火事だいケンカだいお祭りだい!! おおっと! それよりクイズだい!!」

ペンギンの火消し屋。せっかちな性格でドタバタ走り出す。江戸っ子口調で話す。「ぺいぺい」が口癖。一人称は「オイラ」。ペンギンの仲間やオタリアなどの海獣のクイズを出す。江戸っ子風のBGMである。


声:こおろぎさとみ

冒頭セリフ おっかさん「あら、どうも〜」 かん吉「あ〜あ…。ねぇねぇオイラ達とクイズして遊ぼ!」

おっかさん(声:三石琴乃)の育児嚢に入った赤ちゃんカンガルー。一人称は「オイラ」。おっかさんが長話の井戸端会議をしている間、クイズで遊ぼうと誘う。カンガルーやコアラの仲間等、有袋類に関するクイズを出す。BGMはややおとなしめ。


声:麻見順子

冒頭セリフ 家来「下ニ~下ニ。」カバ「ふぁ〜。なんじゃ! わらわは姫じゃ。暇じゃ、暇つぶしにクイズじゃ。」

駕篭に乗ったカバ。暇つぶしにクイズを出題する。解説開始時と終了時に「お〜っほっほっほっほ…」と高笑いをする。一人称は「わらわ」。カバの他にシカウシサイバクウマブタなど中~大型の草食動物のクイズを出す。のんびりとしたイメージの強いBGMが使われている。


声:葛城ゆい

冒頭セリフ 「クェ〜クェクェクェクェ〜。ワタシオモシロイクイズギョウサンギョウサンシッテマンネーン、チョットドウデッカー?」

ダチョウのポルトガル人の貿易商。動物キャラの中では唯一時代劇の役回りではない。冒頭でトイレから出て来る。口調は若干間延びした関西弁で、語尾に「〜でオマース」をつけて話す。「クェクェ〜」が口癖。一人称は「ワタシ」。様々な鳥類コウモリのクイズを出す。関西弁だが、なぜかBGMでは銅鑼(どら)が使われている。


むしまるQからのキャラクター

声:三石琴乃

冒頭セリフ 家来「マウスの神様おな〜り〜」 マウス「おお、クイズじゃ」

ネズミの殿様。部屋は壁の小さな穴の中に住んでいる。クイズを出題時、「かまわぬ、即答を許すぞ」と言う。一人称は「わし」。語尾に「〜じゃ」をつけて話す。リスウサギなどの小動物のクイズを出す。殿様をイメージしたBGMが使われている。


声(イカ):藤本譲、声(タコ):こおろぎさとみ

冒頭セリフ タコ「大変だい大変だいイカ方親分!」 イカ「なんでぃハチ」 タコ「ク・ク・ク・クイズだぃ!」 イカ「オゥ! 謎解きならオイラ達の出番よっ!」

イカの岡っ引とタコの下っ引のコンビ。いつも漫才をしており、イカがボケでタコがツッコミ。イカはいつものんびりしており、解説ではとぼけた言動が散見される。タコは親分のそうした言動に対していつも、「このイカ」や「あんた」などとひどく言う毒舌家である。一人称はイカは「ボクちゃん」(冒頭では「オイラ」)、タコは「オイラ」。イカ、タコなどの軟体動物クジラサンゴなどの海の動物や魚類のクイズを出す。他の出題キャラクターと比べBGMがコミカル調。唯一の軟体動物キャラクター。


その他

  • Dr.ゾー

声:三石琴乃

「むしまるQゴールド」のミニコーナー「Dr.ゾー」に登場する悪の支配者。世界征服を目指している。語尾に「〜でちゅ」を付けて話す。


  • ドラキュラ

声:三浦克也

「むしむしQ」初期に放送した歌コーナー「ソウルバンパイヤ」のMC。登場したのは6回のみ。


関連タグ

NHK教育 クイズ 自然

昆虫 動物

コメント

コメントはまだありません

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

おすすめ記事

pixivコミック 週間ランキング

  1. 1

    餅田むぅ

    読む
  2. 2

    漫画:白梅ナズナ/原作:まきぶろ/キャラクターデザイン:紫 真依

    読む
  3. 3

    雨乃家路(漫画) / 夢見るライオン(原作) / セカイメグル(キャラクター原案)

    読む

pixivision

カテゴリー