概要
1940年12月15日、福岡県小倉市(現・北九州市)に生まれ、山口県下関市で育つ。
1961年に大学を中退し、劇団・俳優座の試験を受け合格し。養成所卒業とともに文学座へ移籍。そこで二枚目俳優としての実力を付けていく。1971年に文学座から独立し、以降は没時までフリーランスであった。
独特の語り口と美声でも知られ、俳優業のみならず声優やラジオパーソナリティとしても活躍。声優としては『あしたのジョー』の力石徹役が著名で、サントリー『BOSS』のテレビCMで矢吹丈役のあおい輝彦と往年の掛け合いを披露している。→関連動画
また1973年には歌手としてアラン・ドロンとダリダのヒット曲『あまい囁き』を中村晃子とのデュエットでカバーした。
1995年に糖尿病を発症し『ゴジラvsデストロイア』を降板(後に復帰)。また同年中に脳内出血で倒れていたと徹子の部屋で明かしている。
2011年1月14日、急性硬膜下血腫のため死去。70歳没。死去の2日前に自宅で転倒し意識不明のまま緊急搬送されたが、最後まで意識が戻ることはなかった。
生前の本人の遺志で葬儀は行われず、遺体は献体の手続きが取られ、1年8ヶ月後に火葬され納骨された。