概要
「猿知恵」とは、気がきいているようで実はあさはかな知恵、こざかしい知恵の事を指す言葉である。
サルは動物の中で特に知能が高いと考えられるが、人間のレベルには全く届かない、という(人間の勝手な)判断がその元にある。
関連タグ
朝三暮四:中国の故事成語。目先の損得に騙され、結論が同じと気付かないこと。猿使いが飼っている猿の餌を減らしたのを猿を騙して納得させた逸話から。
似てるようでちょっと違う
関連キャラクター
- カタリナ・クラエス:乙女ゲームにはまっていた一人の少女は、前世の記憶をもったままクラエス公爵家の令嬢・カタリナ・クラエスに転生した。悪役令嬢としての悲劇を回避するため知恵を絞るが、脳内会議メンバー(カタリナファイブ)は皆中身が同じなのでマトモな議論はほとんど行われず、その内容の薄さや結論の稚拙さからニコニコなどでは「烏合の衆」だの「五等分の猿知恵」だの「猿卓会議」だの「AHO」だのと散々な言われようをしている。
- サルロー:アニメ『ヒーリングっど♥プリキュア』最終回に登場した老ヒーリングアニマル。人類が度を越えた進化を果たし、「生きる為」の目的以上に地球環境を破壊している現状を快く思っておらず「地球を蝕むという視点では、今の人間たちもビョーゲンズとそう変わらない」「オレに言わせりゃ、ヒーリングアニマルは人間だって浄化していくべきなんだ。この星のためにな」と臆面もなく言い放つ偏屈老サル。その言葉は花寺のどか達プリキュアに衝撃を与えたが、視聴者からは「ネオキングビョーゲン以上の驚異が現れたらヒーリングアニマルは人間とプリキュア抜きでどう対抗するのか」「地球上から人間を浄化すれば、ペットや家畜といった人間に依存している生物は飢えて死んでしまう」と猿知恵ではないかとツッコまれた。