概要
「知恵」とは、いわば得た「情報」をいかに迅速かつ正確に判断したり活用するかを対象とした能力のことであり、「知識」その物とは別に扱う概念である。
知識は対象の名前を知っているだけでも(一応)知識の範囲である。例えばクイズならば知識が求められるが、対してなぞなぞは知恵が求められるという感じにである。知識もうまく活用すれば知恵となりうる。
知恵は爪も牙も素早い脚もない人類が他の動物たちの何よりも勝っている能力であり、これがあるから今の万物の霊長へとなり得たと言っても過言ではない。
しかし世の中悪い事に知恵を使うこと、いわゆる悪知恵に長けている人もいる。
また、気がきいているようで実はあさはかな知恵、こざかしい知恵の事はサルになぞらえて猿知恵と呼ぶ。