「彷徨える毛根の貴公子 ボボボーボ・ボーボボ 参上!!!!」
プロフィール
年齢 | 27歳 |
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身長 | 201cm(アフロ含む?) |
体重 | 112kg |
足のサイズ | 29cm |
血液型 | A型 |
誕生日 | 4月1日(牡羊座)(アニメでは3月14日生まれの魚座) |
好きな物 | パン類(しかし、食パン戦において、食パンは食わないと発言している) |
嫌いな物 | ピーマン(本人曰くしょっぱいらしい)&冬場の静電気 |
趣味 | バトルとバカいじり |
特技 | 鼻毛真拳とジェンガ |
最近嬉しかった事 | 宝くじが当たった事(末等の5円が一口) |
最近腹が立った出来事 | 首領パッチが活躍した時 |
自分を有名人に例えると | ISSA |
宝物 | パトカー(これでよく峠を攻めるらしい) |
好きな言葉 | 「愛」 |
旅をしてみたい所 | 秋芳洞 |
CV |
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舞台演者 | 加藤将 |
概要
本作の主人公。金髪のアフロヘアーにサングラスをかけた大男。人間ではなくヒューマンタイプの毛。チャームポイントは「全体」。
アフロからは様々なものが飛び出す。同時期に週刊少年ジャンプで連載されていた『遊☆戯☆王』とのコラボレーションにより、同漫画の主人公・武藤遊戯が登場したこともある。2023年に突如として発表されたねんどろいどボーボボでも(ねんどろいど闇遊戯が必要なものの)再現できるようになっている。付属品はなぜかつけもの。テメーはダメだ。
ギャグマンガ宜しくよくボケに回る生粋のハジケリスト。一方で予想をはるかに上回るハジケリスト相手の場合等、極稀にツッコむ事もある。
いい加減な性格に見えるが、胸の内に秘めた正義感は熱い。しかし首領パッチや天の助といった仲間をいいように利用する所がたまにキズ。だがビュティだけは何があっても必ず守ると決めており、首領パッチの事も相棒だと認めているようであり、天の助に関しても本当に危うい時は助ける。
また、女子供に対しては紳士的な側面があり、女子供と敵対する際は直接攻撃をあまり行っていない。
たまに性格が暴走してしまう事もあり、理性を吸い取られると、究極奥義「アフロ黄金郷」が発動し、理性が崩壊してる時にサングラスを逆さまにすると「ガネメ」が発動する。ウサギを見ると探検家になってアマゾンに金を探しに行く癖がある。また首領パッチキーホルダーによって「ボボボーボ・ボーボボWTマークIIセカンド」にパワーアップでき、このときにしか使えない技もある。
なお、主人公にもかかわらず人気投票の順位は低い。第3話の扉絵ネタ(第1位~10位まで全部ボーボボだった)を除き、登場人物が比較的限られた第一部一年目や第二部でも3位で、ひどい時には9極戦士(メインキャラクター9人)限定であったにもかかわらず第6位になったことすらある(某テレビ番組の小学生に聞いたアニメキャラランキングでボーボボキャラとしては1位だった事もある。よって中学生以上からの人気がそれ未満なのか)。おそらく一番の原因はお世辞にもかっこいいとは言えない外見のせいであろう。
アフロを含めた彼の服装はヒップホップのダンサーを彷彿とさせるものになっているが、これは本作の企画当初にあったという“ダンス漫画路線”の設定の名残と思われる。
名前を漢字で表記すると「母母母ー母・母ー母母」(7人の母)となるのだが、中国語公式表記では「波波波波・波波波」)。苗字は3番目の「ボ」で、「・」の部分はサングラスである(サングラスの名前は「コンマ」)。なお「ボボボーボ」が苗字で「ボーボボ」が名前だという発言もしているが、周囲から「ボボボーボ」と呼ばれたことはなく、兄や姉とも名字が異なるので深く追求しない。ギャグマンガだから仕方ない。
第63回扇風機にアーッてする大会第2位(準優勝)。
家族構成
父・TUYOSIの子供であり、末弟であるボーボボ自身を含めてバーババ(胸毛真拳)・ビービビ(カミの毛真拳)・ブーブブ(ワキ毛真拳)・ベーベベ(スネ毛真拳)の総勢5人兄弟だが、長兄バーババは作中に一切登場せず、過去にボーボボによって宇宙に投げ捨てられたまま行方不明。恐らく自力で戻れるくらいの力はあるはずだが、王位継承などに一切興味が無かったために戻ってくる可能性は低いらしい。
来歴
- 三歳時に巨大ロボット、五歳時に武士、七歳時には軍艦と特訓と、わけのわからない少年時代を過ごしていたが、7代目鼻毛真拳伝承者に(イヤイヤ)選ばれる。祖国である毛の王国を滅ぼした毛狩り隊に復讐するため、仲間とともに旅をした。毛狩り隊、マルハーゲ四天王、サイバー都市、といった悪の勢力を次々倒し、聖地エターナルでの修行によって「スーパージャンパー」を手に入れスーパーボーボボとなる。100年前の毛刈り隊、裏マルハーゲ帝国を倒し、さらにはマルハーゲ帝国を解体した後は毛の王国を「新・毛の王国」として牛耳っていたビービビとの戦いに望む。ビービビ戦では一度死亡するも、ベーベベと破天荒の手によって復活。死後の世界である「ハジケリスト墓場」にて地雷ダンディら歴代のハジケリストの力を授かり、100%ボーボボに変身。戦いが終結して平和を取り戻した後は、ゲーセン巡りへと旅立った。
- 『真説』からは、服の色が青から赤に変わった(よく見ると長袖に替わっている)。また、ライスから貰ったキングオブハジケリストの証も無くなっている(ただし身に付けていなかっただけで、柊戦では証が現れた)。スーパーボーボボにも変身することはなくなった。1年間にわたる魚雷ガールの特訓によって「ゲナハブレイク」と叫びながら自らの鼻毛を抜く事によって真説ボーボボに変身する力を得た。2度目のナメ郎戦で使用し、見事粉砕(但しその時点では10分間しかその力を使えなかった)。その後、再び魚雷ガールとの修行の末に「真説ジャケット」を手に入れ、これを着ることでいつでもどこでも真説ボーボボに変身できるようになった。ツル・ツルリーナ3世が再興したネオマルハーゲ帝国の本拠地東京マルハーゲ23区へ向かい、悪の根源であったツル・ツルリーナ3世を倒した。
その後、首領パッチと共に毛狩り隊残党の討伐を行っていたところ、今度はツル・ツルリーナ4世と「関東野菜連合」を裏切ったピーマンが築いた「大ピーマン帝国」を滅ぼすために、首領パッチや新たな同行者ユキ、関東野菜連合達と共に新たな旅に向かった。
強化形態
ここでは、融合戦士以外のボーボボ単独による強化形態を解説する。技の発動中に一時的に(あるいはギャグ的に)変身したものなどは省略。
- ボボボーボ・ボーボボWTマークIIセカンド(ダブルツインマークツーセカンド)
ショウ・メイ戦で登場。「首領パッチキーホルダー」によって変身。アフロは黒いモジャモジャになって角のようなものが生え、もみあげもトゲトゲになる。また、サングラスも丸形に変わる。忠のバトルアーマー「カオス・オブ・オデン」を身に纏うことができる。
- スーパーボーボボ
聖地エターナルでの修行で変身できるようになった形態。全国のスーパーマーケットの愛の力が込められた「スーパージャンパー」(黒地に「毛魂」などの文字が書かれている)を身に纏っている。他の形態と異なり一時的な変身ではなく、旧毛狩り隊戦以降は主にこの姿で戦っていたため、第1部作中後半の基本形態といえる。
ベーベベ戦で登場。完全に理性が破壊されたことで「ガネメシステム」が発動し、「ガネメ補完計画」を開始する。スーパーボーボボ状態の時に発動しており、サングラスが上下逆さまになり、「ボ」しか言えなくなる(が、実は普通にしゃべれる)。
- 100%ボーボボ
ビービビ戦で登場。一度死亡したボーボボが「ハジケリスト墓場」のハジケリストたちの力(その中でも地雷ダンディの力の源である「地雷玉」の力が強い)を得てパワーアップした形態。「スーパージャンパー」とは異なる上着に変わっている。毛の覇轜袈(ハジケ)「エクストラ・ダンディ」を呼び出すことができる。そして、100%ハンバーグが好きな男でもあるぜ。
- 真説ボーボボ
2度目のナメ郎戦で登場。第1部から第2部(『真説』)の間に魚雷ガールの元で1年間修行したことで得られた形態。「ゲナハブレイク」と叫びながら自らの鼻毛を抜く事によって変身できる。上着は「真説ジャケット」という革ジャケットに変わり、サングラスの上にバイザーを着用する。当初は10分しかこの形態に変身できなかった。
- 修行後完成版真説ボーボボ
真Eブロック戦後、魚雷ガールの元で再度修行することで得られた真説ボーボボの完成形態。いつでも「真説ジャケット」を取り出して変身することが出来る。
鼻毛真拳
鼻毛をムチのように使い、相手をはたくことを基本攻撃とする能力。『真説』からは真説・鼻毛真拳へとパワーアップした。
ボーボボ自身がハジケリストのため、「鼻毛真拳」でありながら鼻毛を一切用いない技も多い。
また、かめはめ波や鼻毛バズーカ、マッスル・スパーク、八卦六十四掌等、他作品のキャラの技も使うこともある。さらにはマッスル・ドッキングなど他の漫画の技で勝負を決めてしまう時さえある(八卦六十四掌の時は「岸本先生ごめんなさい!!」という吹き出しがあった)。
ギャグ漫画である上に、作者曰く「基本ノリと勢いだけで進める漫画」らしいのでまともに考えるだけ無駄かもしれない。
基本的に「一人一真拳」というのが原則だが、ワキ毛真拳やCDのケースをカパカパする真拳(CDのケースがカパカパしない真拳)やティッシュ真拳などを会得している。何故使えるかは不明。
なお人間の5つの毛はそれぞれ違うエネルギー源を持っているが、ボーボボの鼻毛のエネルギー源はタイヤキである。
奥義
「オレの弱点は必殺技の数が少ないということだ。そのため一度見切られたら相手を倒す技がなくなってしまう」
このポリシーから、ボーボボの放つ奥義には複数回使われるものが少なく、その分奥義の種類数が他の真拳よりもケタ違いに多い。そのため、ここでは複数回登場したまたはゲームで採用されたもののみを記載する。
- 鼻毛激烈拳
鼻毛を高速でムチのようにふるう攻撃。鼻毛真拳の中でも特にシンプルな奥義のため、ゲーム作品にも採用されている。
無数のボンタンを投げつけ、最後に首領パッチを相手にぶつけて爆破する攻撃。ゲームではボーボボにとっての貴重な飛び道具として採用される。食べ物なのでアニメではスポンジに変更されている。
究極奥義
- 聖鼻毛融合(ボーボボ・フュージョン)
仲間やその力を直接体内に取り込んで融合合体、1人の融合戦士となる奥義。
圧倒的な実力を得る反面、融合状態を維持できる時間は一分が基本と短いのが欠点(田ボのみ例外)。
㊙奥義
- 聖鼻毛領域(ボーボボ・ワールド)
鼻毛空間を展開する領域支配系奥義で、この空間内では精神を解放しなければ逆に精神が崩壊してしまう恐ろしい技。更に空間内の人物はあらゆる能力が封殺されてしまう。その特性から真面目に戦うキャラへの決定打として使われる。
最終奥義
- 鼻毛横丁
周囲を埋め尽くすほどの無数の鼻毛を出し、相手を切り裂く奥義。伝承されてきた奥義の1つであり、同じ真拳使いの軍艦が習得できなかった技でもある。
三大鼻毛極意
三大と言っているが2つしか披露されていない。
- 熱炎漢浪漫
魂の熱さを伝える鼻毛の極意。熱い行動をとることで相手の魂に直接ダメージを与える。
- 毛深一天
鼻毛を片腕に巻きつけて強烈なストレートを打ち込む極意。初めて使用した際には5つの発動条件があったが、2度目はすぐに使用できた。
外部出演
「ジャンプスーパースターズ」や「ジャンプアルティメットスターズ」等、ジャンプのお祭りゲームに何度か出演。
「ジャンプスーパースターズ」「ジャンプアルティメットスターズ」では、必殺技でボボパッチの助や田ボなどの融合戦士に変身する。
ジャンプスーパースターズでのスーパータッグ技は、アフロから武藤遊戯を呼び出して攻撃する「澤井版オシリスの天空竜」。
原作終了後から久々の出演である「Jスターズビクトリーバーサス」でも、声優共々盛大にハジケている。…外野(ビュティ)のツッコミがないので、全員ボーボボの試合だとカオスな事極まりない(動画にあるが見たらほぼ間違いなく腹筋崩壊する)。
性能は1対1においての拘束能力が高いのだが、地の火力が低いのが悩みのタネ。
しかし近距離キャラに対してはその拘束力が功を奏し、何もさせないまま一方的になぶり殺しが出来る脅威の性能を持っている(というか存在自体がバグと言われている超能力者や孫悟空に並ぶジャンプのレジェンドの一角と同等と言われている)。
掛け合いでは青キジ・ディオ・ブランドーと同じキャストという事で赤犬・ルフィ、ジョナサンとの敵対時に特殊台詞が、それ以外だとアレンにもっとハジケろYOと要求したり、星矢のハジケっぷりに対抗したり、ケンシロウの発言に噛み付いたりやりたい放題。一方で技ネタのパロディ成分は薄め。弱攻撃コンボ・強強弱攻撃コンボの〆程度しかない。DBネタの餃子自爆が原作通りだったと思えば魁!!男塾ネタの「王大人」は「ワンタンメン」のままだったり、2段目のジャンプのモーション「影の伝説跳び」はやっぱり「忍者ゲーム跳び」になっていたりする。どうやらアニメ設定に準拠しているようだ。
2019年12月27日放送の『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE』においてゴールデンボンバーの「女々しくて」10周年を祝うべく、テレビ朝日の大人気アニメキャラとして、サプライズ登場を果たした。ちなみにボーボボのアニメ放送終了から14年後の出来事である。
2021年4月1日にグランブルーファンタジーとまさかのコラボ、しかもイベントのオープニングを見るだけでプレイアブルキャラクターとして仲間に加わる。
オシリスの天空竜は流石に権利的に無理だったが、代わりにアルティメットバハムートを奥義で頭から召喚する。
関連タグ
野原しんのすけ:日本では知らない人の方が珍しいファミリー作品の主人公。放送当時、『クレヨンしんちゃん』の後に『ボーボボ』が放送されていた地域が多く、スペシャルの際には掛け合いのみではあるがボーボボとしんちゃんの共演が実現している。
デッドプール、ペッシェ・ガティーシェ:声優が同じで、やりたい放題なヤツ繫がり。
ペコリーヌ:誕生日が1日早い、コラボ先では同じ光属性、更に王族、食に関しては結構ハジケる、ツッコミ担当もいる、ピンク髪のヒロインがいるなど意外にも類似点がある。
奥義外典全空ハジけ祭り:グランブルーファンタジーとのコラボ、ぐらぶるっ!に負けないハジケを魅せる。
ゴールドシップ(ウマ娘):ゲーム中のセリフをボーボボと入れ替えてもまったく違和感が無いという、ウマ娘界のハジケリスト。「ゴゴゴーゴ・ゴールシ」も参照