ゴゴゴーゴ・ゴールシ
ごごごーごごーるし
――ゴルシ艦に燃料は不要だ。
面白けりゃ勝手に走る。飽きたら知らね。
ゴー・ルド=シップ1世。
(詩人、超哲学者、鬼冒険家 / ????~)
「邪魔だ邪魔だ! どけどけーーっっ!!」
ラストの直線、最後方にいたはずの
ニクイアイツが銀髪なびかせブッ込んだ!
「ヒャッホーウ! マクれマクれ~!」
大胆不敵、慮外千万の瞬間移動を駆使し――
ゴール板を抜けると、そこは北極でした。
「うおっと間違ってK点越えしちまった!
もー、ゴルシちゃんてばウッカリ☆」
次回、『おでん!』ゼッテー見ろよな!
――サポートカード『[不沈艦の進撃]ゴールドシップ』のエピソード(原文ママ)より――
ビュティ「わけわからん!!!」
現実の競走馬を擬人化した『ウマ娘プリティーダービー』で、一人ぶっ飛んだ言動・行動から大いに注目を集めているウマ娘、ゴールドシップ。
本馬が破天荒なもんだからウマ娘化したゴルシもハチャメチャなキャラになっており、その様子が週刊少年ジャンプの名作漫画『ボボボーボ・ボーボボ』のようなノリのため、ファンからは
「一人『ボーボボ』の世界に生きている」
「ウマ娘界のハジケリスト」
「ゴルシの台詞だけ考えたの澤井(ボーボボの作者)だろ」
などと言われている。
こんなキャラだが、モチーフとなったゴールドシップ号も本当にアレなので、「まぁゴルシだし」と受け入れられていたりする。
表記ゆれとして「馬馬馬ー馬・馬ー馬馬」や「ゴゴゴーゴ・ゴーゴゴ」、「ゴゴゴーゴ・ゴーゴゴルシ」もある。
主な共通点は
- 目を離した隙に全く違う事をしている。
- 予告もなしに謎のキャラクターを演じだす(アナウンサー、仙人など)。
- 基本的に回答が問いかけと噛み合ってない。なんなら自分から出した問いかけと矛盾している事すらある。
- よくわからない動機でモチベーションが変わる。
- 過去や出自の内容がころころ変わり、信憑性が疑わしい。
上記画像の台詞はゲーム版ウマ娘でのゴルシのものとほぼ同じだが、ボーボボが言っていても全く違和感が無い。
後にも先にもこんな芸当ができるのはゴルシくらいだろう。
そんなこともあってか、ゴールドシップのセリフか『ボーボボ』キャラのセリフか当てるクイズも作られている。
そうしたギャグ要素ばかりが目立ってはいるが、仲間思いで情に厚く、不意に良いことを言う点も共通点に挙げられる。
少なくとも、弱っている相手に対してはゴルシなりに気遣いのある行動をしており、実はかなり空気が読める。
ゴールドシップ自身は、アニメ版第1期、そしてYouTubeで配信を行っていた時から、奇人ぶり・変人ぶりが押し出されたキャラクターであったが、満を持してリリースされたゲームでは、アニメ版・YouTube版に輪を掛けてぶっ飛んだ言動を行うハジケリストと化していた。
折しも『ボーボボ』は2021年を以って連載20年を迎えたことで、109をはじめとして各方面とコラボを行っていた上に、後輩漫画と被る構図が出たり、あげくにはこれの公開日に関連するサブタイトル回が公開されたり、令和になってから予言のようにネタが引っ張り出されていた。
しかも、『ボーボボ』の本編でも旧毛狩り隊編で魚雷ガールが愛しのソフトンを見つめていると突然馬になり、「明日のG1死んでも勝つ!! オグリ(アニメではサラブレッド)にゃ負けられねぇ!!」とトレーニングに励みだすというギャグがあったりと、ウマ娘と被るようなネタまで存在していた。ゴルシがよくネタに使うおでんについても、『ボーボボ』ではアーマーになったり、バトルフィールドになったり、モチーフのキャラがいたりと何かと縁のある食べ物だったりする。20年を超えて世相を反映するとか、この漫画は一体何なのだろうか……。
その上、『ウマ娘』配信の少し前にオンラインイベントを開催したり、ウマ娘と同じ運営元であるCygamesの人気ゲーム『グランブルーファンタジー』とのコラボが開催されるなど注目度が上がっており、長期的な相乗効果を生み出すことに繋がっている。
その結果、ゴルシにボーボボの要素を加えたイラストが徐々に増え始め、『ウマ娘』が注目を集めるきっかけの一つになった。
人類には早すぎた漫画と言われる『ボーボボ』だが、こんな形で追いついてくるヤツがいるとは誰が予想しただろうか。
ただし、まだ人類も他のウマ娘もゴルシに追い付けていない。
そんな中でもかろうじてテイエムオペラオーだけは、ゴルシと問答(シチュエーション表現対決)で互角に渡り合える。
……と言っても、その様子とお題は傍から見れば両者の独特な世界観をぶつけあってるようにしか見えず、結局プレイヤーは審判を任されたトレーナー共々置いてけぼりである。
ナカヤマフェスタもモデル馬が同じステイゴールド産駒だからか(現状、ウマ娘化されているステイゴールド産駒はこの2頭だけ)、ゴルシのノリについていける貴重な存在だが、流石に自分から仕掛けに行くような真似はしない。(ボーボボで言えばソフトンに近い立ち位置か)
但しアグネスデジタルについては明確にヤベー奴と認識しており、またサトノダイヤモンドについては予想を上回る行動に驚いていたり、感性自体が大きくズレている訳ではない模様。
満を持して…
2022年2月8日にゴールドシップもグランブルーファンタジーとウマ娘のコラボ『蒼空に響くファンファーレ』にて召喚石枠で実装。キャラ枠のボーボボとついに共演させることができる。
なお、イベントストーリーでは第二のボーボボコラボとまで言われる程のハジケっぷりをいかんなく発揮している。
一部で、彼女の言動はボーボボというより首領パッチ寄りではないかと議論されることもある。
ボーボボは女子供には基本的に手を上げないし、モノローグからしてもバトルを優位に進めるための戦術としてハジケているフシがある。しかし首領パッチは完全に無軌道で、自分が不利になろうとも構わず好きなようにボケ…もといハジケているため。
……が、歴戦のハジケリストでもない限りこの議論にはついて行けない。やっぱりコイツら、人類には早すぎる……。
ゴルシをボーボボ的ポジションに置いた場合、彼女に振り回されることの多いスペシャルウィークやメジロマックイーンがビュティに相当するツッコミ役を務めることが多い。
そのせいか彼女たちがビュティのツッコミ風になっていてもこのタグが使われる。
なお、ゲーム・アニメ共にゴルシのノリにツッコむことが一番多いメジロマックイーンだが、こっちはこっちでゴルシのノリに合わせてプロレス技を使ったり、チームメンバー募集で何故かお店の安売りセールのように声掛けしていたりとややズレた行動をしていることがあるため、実はゴルシが濃すぎるせいでかろうじて常識人に見えるだけではという疑惑もかけられていたりする。(「かっとばせー!」という自分の寝言で目覚めることがあるそうだし)
スペシャルウィークの方もアニメ二期では主人公の座をトウカイテイオーに継がせて肩の荷が降りたのか、ゴルシがたまに先輩らしいところを見せる一方でギャグ・ボケ担当になっている。
ちなみに、競走馬の方のゴルシには、性格が真反対の親友・ジャスタウェイが存在している。こちらは性格こそ真面目な優等生だが、名前の元ネタが『ボーボボ』と同じジャンプ系列のギャグ漫画である『銀魂』であり、『ウマ娘』に実装されたらとんでもギャグ時空が繰り広げられる……かもしれない。
というかジャスタウェイもジャスタウェイでゴルシと仲が良くなったきっかけの一つが、「ゴールドシップの威嚇に対して持ち前の図太さから来る「無視」を続けたから」と言われており、こっちもこっちで個性的なお馬さんである。
また、「銀魂だけに銀(2着)ばかり取っていたかと思ったら、いきなり強くなって世界ランキング1位の座に着いた」という、これまたぶっ飛んだ名馬でもある。
また、ゴルシとジャスタウェイが名馬に成れたのはお互いの存在があったからでもある。こちらはギャグ要素ゼロのスポ根エピソードになるため、詳細はジャスタウェイ(競走馬)、ジャスゴル(三次創作CPタグ注意)に譲る。
※補足
史実のジャスタウェイ号、ゴールドシップ号にまつわる噂として「ジャスタウェイは芦毛フェチでゴルシと仲が良かったのはそれが理由」、「ジャスタウェイ以外の馬が彼の馬房に入るとゴールドシップが威嚇したり暴れた」というものが存在する。これらは現状確たるソースが無いためデマとして扱うのが無難である。
アニメ版
- ウイニングライブではブレイクダンスさながらの逆立ちを披露。
- ライブの特訓で歌も踊りも無視して座禅を組む。
- レースの特訓で土手に丸太を打ち込む(片手持ちのハンマーで)。
- 同じくレースの特訓でスイカを指先で連打して割る。
- 秘密のメニューと聞いて、内容物の判らないシークレット鯛焼きを大量に注文する。トウカイテイオーが悶絶する辛さだったが当人は平気で食べていた。
- メジロマックイーンにちょっかいをかけては目を痛めるが、次のシーンではもうケロっとしている。
- 練習中に同じく目を怪我し、眼帯を着けることを余儀なくされたダイワスカーレットから「アンタが異常なのよ!」と言われている。ウマ娘にとって怪我は選手生命に関わる重大な事態なのだが、ゴールドシップに限っては元の馬が異常に頑丈だったためか鉄串がぶっ刺さろうとギャグで流されている。
- トレーニング用の重り付きの靴を履いたメジロマックイーンに背中を数回踏まれるが、背中に跡が付いた程度で無傷。
- ただしこれに関しては、気を散らせたスペシャルウィークやよそ見したメジロマックイーンが悪いのだが。
- そもそもマックイーンは何故ゴルシをハードル代わりに使ったのか。意趣返しか?
- 商売熱心で、イベントなどでは焼きそばや弁当の売り歩きをしている。売れ行きは好調なので美味しい模様。
- ファミマコラボのゴルシ枠も当然のごとく焼きそばになっていた。
- マイケル・ジャクソンの直立不動パフォーマンスを完全再現。
- さも当然のようにセグウェイ登校(命名「ゴルシちゃん号」)。しかも挨拶はネイティブ寄りの「Good morning」。(たづなさんも完全に慣れてしまっているようで、普通に挨拶し返している)
- 怪我をした他のウマ娘に貸し出されており、地味ながら一発ネタに留まらない活躍を見せている。
- 何故かほぼ常時ルービックキューブを持ち歩いている。
- 知能が高い馬だったことの再現ではないかとも考えられていたが、このキューブはSeason3にてキタサンブラックに黄色(この時点でのキタサンブラックのGIタイトル・菊花賞のイメージカラー)の面だけ揃った状態で託し、「あたしは6つだったが、お前は何面揃えられるかな」と発言。GI6勝を表していたことが判明した。
- Season3第三話では有馬記念で負けた相手について『暴君』『貴婦人』と渾名で言及。視聴者の多くは「ああ、ドゥラメンテと同馬主だけど、そっちは実名出せないのか」と推察した(現にサンデーレーシング所有馬はドゥラメンテが登場しても、リアルスティールは別名での登場だった)。……が、有馬記念の後には「待ってろよ、オルフェーヴル! ジェンティルドンナ!」と思いっきり実名を出すという爆弾を投下し、視聴者を仰天させた。
ゲーム版
- そもそもまともなセリフが殆ど無い。
- GⅠに勝つと無邪気に手を振って喜びながらこちらに飛びつくかと思った瞬間、ドロップキックしてくる。車並の機動力を持つウマ娘のキックって、普通死にませんか人間……。トレーナーってもしかしてスーパーマサラ人か元超人兵士?
- 元馬の蹴り癖の再現か。
- トレーナーのノリが良くなったことを「三日後の佃煮くれーの仕上がり」と表現。
- 皐月賞に対して「4月開催なのにこの名前じゃ4月が可哀想」と激怒、「勝利して名前を卯月賞に変える」という謎のモチベーションを発揮。
- バレンタインには真鯛をくれる。
- ゲームの進行度によっては、自ら捌いて刺身を振舞ってくれる。
- リアルのバレンタインの時は木炭味のチョコかチョコ味の木炭かを選ばせる。
- 好感度が3以上だとやっぱり刺身をプレゼントしてくれる、マグロの。
- クリスマスに巨大クリスマスツリーを建てるためトレーナーの家をぶち抜こうとする。
- トレーナーへの誕生日プレゼントに歳の数と同じ数のシャー芯をくれる。好感度が3以上だとぬか床を贈ってきて、良いぬか漬けを作ってくれと頼まれる。プレゼントとは一体…。
- 自分の誕生日にはトレーナーの髪をバリカンで刈り上げさせてくれと頼みに来る。
- トレーナーを脅迫して気に入らない練習メニューを拒否してくる。やる気が一段階上がるが、本当に指示できなくなるシステムが用意されている。
- 史実で調教に対してやる気が無かったことの再現だろうか。
- 「賢さ」の初期値が全ウマ娘中最低の「70」。次点のウオッカの「88」とも大きく差がある。
- 史実的には頭“は”良かったとされている。このパラメータは「従順度」を表しているのではないかという指摘も。またスキル発動などにも関わるため、レースでのムラっ気を再現したものかもしれない。
- そのくせ謎に語彙が豊富。謎の教養や豆知識も豊富。
- トーセンジョーダンに対しては無性にオラつく。
- 史実では見かけるたびに蹴りに行っていた。
- メジロマックイーンに妙に懐いていて、傍に居ると「おじいちゃんちの畳の匂いのようで落ち着く」らしい(体臭がという意味ではない)。
- 史実でマックイーンの孫だからだろうか。また史実では同じステイゴールド産駒であるナカヤマフェスタにも何か感じるものがある模様。
- コーヒーにはミルク代わりにラー油を入れようとする。
- 寒いとドラミングを始める。
- 夏にはうな重のうなぎ抜きをオススメしてくる。(ってかうなぎのタレご飯である)
- 秋には部屋に入ってきたコオロギに「ポチ」と名付ける。
- 冬にはインナー代わりに防弾チョッキを着こむ。(銛が降っても鯖が降っても平気との事)
- 深夜に、活きの良い蝦蛄を120連写した画像を送りつけてくる。
- ファン感謝祭にて、突如として木魚ライブを始める。
- 宝塚記念を連覇して選択肢で「歴史に名を刻むレベルですごい」を選ぶと『ゲート難』のマイナススキルが付く。つまり三連覇のかかった翌年の同レースで歴史に名を刻む……。
- 補足すると、『愛嬌』との抽選なので必ず付く訳ではない。また選択肢を変えれば確実に避けられる。ついでに言うとゴルシは後ろの方にいると加速し続ける強力な固有スキルが発動する為、ゴルシに限ってはゲート難をバフ扱いするプレイヤーもいる(出遅れる事で囲まれるのを予防するといえば聞こえはいいが、そこまでせずとも追込を指示すれば後方に着くため囲まれることは少なく、実質バフとはいえマイナススキルなので査定に響く為推奨はされない)
- セイウンスカイのサポートカードで、スペシャルウィークをブーメラン泥団子で狙う。その後、スペシャルウィークに避けられた泥団子が自分に帰ってきて自滅。
- マチカネタンホイザのサポートカードで、階段をDIYで滑り台に改造しようとしてエアグルーヴに追いかけられる。「ゴルシちゃんは思いました。やっぱ、時代は階段よりも滑り台だと」
- キタサンブラックのサポートカードで、キタサンブラックがサトノダイヤモンドに持っていくお見舞い品の中に「ゴルシのマムシ」という見るからに怪しいドリンクを仕込む。
- チャンピオンズミーティングの雑誌インタビュー全般。
- プレイヤーが原因ではあるが、タウラス杯ではゴルシが好成績を残しやすいためか3チーム全てにゴルシが入っているレースが頻繁に発生し、終盤に先頭のウマ娘が3人のゴルシに追われるどころか、1~3位まで全員ゴルシというカオスな結果になることも。
- 特にゴルシの場合、前述の『ゲート難』を獲得することでわざと育成後のランクを下げられるので、オープンリーグ向けに『Bランクだけど強いゴルシ』を作るプレイヤーもいる
- ゴールドシップ「ゴルシ!シップ!奴にジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!!」
コラボ編
- 何の前触れもなく謎の槍を用いてグラブルの世界へ転移。
- 同ゲームのキャラと意気投合して他者に理解不能なやり取りを繰り返す。
- ゴルシファー誕生。
- このゴルシファーが人々を洗脳しゴルステ帝国なる国家を作り上げ、しかも住民はゴルシ耳をつけてゴルシとほぼ同じ奇行に走り出す。
- 対決方法が大食い競争、ダンス、レースの三段方式。
- プロフィールが一人だけ出てくるゲームを間違えたかのような内容(他のキャラは概ねウマ娘本編に準じているのに)。出身地はゴリン星☆。
史実
そもそもモデルとなった現実の競走馬ゴールドシップの時点で、上記のキャラ付けも仕方なしと納得してしまえるレベルでハジケた馬である。凄まじく強い馬だったのは間違いないのだが。
詳しくはゴールドシップのページをご参照いただくとして、ウマ娘で使われた史実ネタをいくつか挙げる。
- 菊花賞を目指すトウカイテイオーに「京都の外回りコースでは第3コーナーで仕掛けるのはやめろよ。いいか、絶対だぞ!」とアドバイスしている。京都外回りの第3コーナーには坂があるためで、言っていることは定石通りなのだが、史実のゴールドシップ号はその定石を破って菊花賞を勝った。つまりお前が言うなというネタである。
- 一方でゴルシら12世代のクラシック活躍馬は多くが古馬になる前に故障引退した他、ゴルシのレース展開に付いていこうとした結果屈腱炎で再起不能になった馬もいるため、普通の馬がゴルシと同じ走りをしたら壊れることを知った上での発言かもしれない。
- 広い所を走っているとき「パカラッパカラッ」という足音ではなく「パカッパカッ」と走ることがある。要するにコイツ四足歩行の癖にスキップを体得している
- ゲームではGI・チームレース以外のレースに勝つとドロップキックではなく「一着のポーズ」をするが、ほとんど同じポーズを現実のゴルシもやっている。
- 手も足も使用したポーズなのを見れば分かる通り「馬の方は後脚で立ち上がり二足歩行してやっている」、お前は頻繁にそんな身体の使い方をしてなんで無傷なんだ
- 上述の通り非常に頑丈な馬。競走馬は使役馬や軍馬などと比べて脆弱であり、かつ酷使されているため、怪我なく引退できたとしても体のどこかにガタが来ていることが多い。が、ゴルシは引退後の検査でも全く異常が無かった(生涯で負った最も重い怪我が「軽い筋肉痛」または「軽い蹄球炎」で、どちらも次走までに完治してレースも勝っている)
- チームスピカのメンバーのモデルになった馬は、ゴルシとスペシャルウィーク以外何かしらの怪我・病気で引退している。スペの場合は早期引退したからというのもあるが、ゴルシはスペより2年も長く走っている。
- 知能が高く狡猾な一面もあったので、時々手抜きして走っていたのではないかとも言われている(自己管理のできる馬だった、とも)。しかし菊花賞での定石破り以外にも「コーナー内側の荒れた馬場を強行突破して先頭集団までショートカット」、「他の馬に体当たりされてもビクともしないばかりか弾き返す」といったスタミナと体幹に物を言わせた勝ち方を何度もしているので、恐ろしく頑丈なのは間違いない。
- アニメ・ゲームでもネタにされている120億円事件。
- アニメ2期では3度目の春天へ挑むマックイーンに「3連覇なんて気にするなー」と声をかけている。お前は気にしろ。
表記ゆれの一つである「馬馬馬ー馬・馬ー馬馬」だが、『ボーボボ』本編にも「バババーバ・バーババ」というキャラが存在している。こちらはボーボボによって乗っていた宇宙船ごと飛ばされてしまい、名前だけの登場で本編に一切出てこない。
ボーボボの他に「花中島マサル(『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の主人公)に近いのではないか?」という声が上がることもある。
……いずれにせよ、「その言動の数々を『週刊少年ジャンプ』稀代のシュールギャグ漫画の主人公に例えられる超絶美女」と、「擬人化キャラクターに負けず劣らず、ヘタすりゃ上回るレベルの数多の武勇伝によるキャラの濃さを見せ付ける競走馬」という構図は本当に何なのだろうか……。
CVを担当する上田瞳は『ボーボボ』のキャラクターを演じた声優陣とは他作品で共演しており、特に首領パッチ役の小野坂昌也とは新人時代から同じ事務所のよしみで面識がある。小野坂と公私共に付き合いの深い小西克幸(カネマール役)とも様々な現場で共演していた。
『ウマ娘』のリリース以降、小野坂・小西が二人共ウマ娘のトレーナーになったこともあり、後に小野坂のYouTubeチャンネルにおけるゲスト出演が実現し、『ウマ娘』や競馬にまつわるフリートークを展開した。また、フリートーク回前の配信分でも、ゴルシ役で電話出演しており、ゴルシとして二人と愉快なトークを繰り広げている。
さらにはスピンオフ漫画「ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん」のボイコミではゴルシの幼稚園の先生であるまなみ先生役に、ボーボボでビュティを演じた野中藍がキャスティングされた。
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