概要
マスタード姉貴とは、TwitterやYoutubeで活動している声真似主、動画投稿者、あるいは配信者である。正式名称は「マスタード」だが、通称は姉貴呼び(おそらくこれが原因)。
声真似主としての活動の他、YouTubeでは毎週雑談配信(主に下ネタ)や不定期でゲーム実況を行っている。配信や実況でも、声真似をよく披露している。
愛称は「マス子」。
人物
幼い頃からネット文化に触れており、小学3年生の時にはフランドール・スカーレットのフィギュアのスカートを覗く(本人談)など、早期から順当にオタクへの道を歩んでいる。『まちカドまぞく』の同人誌を描いて即売会で頒布したこともある。
また真夏の夜の淫夢のような例のアレ関連のネタに精通していたり、配信のアーカイブなどを見るとすぐに分かるが、下ネタも結構平気で言う。そのため、声真似にも淫夢ネタや下ネタが反映されることが少なくない(というか、後述するが声真似の代表作がド下ネタ)。
そのせいか、心ないリスナーからは「限界OL」とか「27歳」とか言われていたが、2022年度で18歳の誕生日を迎えたため、当時は正真正銘の現役JKだった。本人は現役JKであることを主張し続けていたが、実年齢を信じて貰えないことを動画でネタにしていた。
そんな芸風だが、純粋な声真似のクオリティはとても高い。ネタに走っても、そのクオリティの高さで帳消しにされるほど。また歌も上手い上にギターをかじっているので、配信では弾き語りを聴くこともできる。
配信中のスパチャによるリクエストに積極的に応じたり、Twitterでは定期的にファンアートタグを巡回してRTするなど、リスナーとの距離が近く、親しみやすい方である。配信中にも、リスナーへの愛をよく見せてくれる素敵な姉貴。
家族関係は良好で、雑談中に度々家族の話題になる。父親とお兄さんもマスタード姉貴の配信を見ており、特にお兄さんはスパチャでたまに現れたり、配信中に登場することもある。ご両親はYouTube活動に寛容だそう。
ネット上での交友関係としては、VTuberのなまほしちゃんとの交流はよく話題に上がり、コラボ雑談を行ったこともある。また栗駒こまるとも目立った交流があり、なまほしちゃんと同じくコラボ配信を行った。
プライベートではでは百合漫画『きたない君がいちばんかわいい』の作者、まにお先生と交流があり、お泊まりの際手料理を振舞っていた(その他にも料理スキルを垣間見れるツイートあり)。ちなみに配信では百合漫画を求めるリスナーに、同作をおすすめしたことがある。まにお先生のゲーム配信に参加したこともある。
またマスタード姉貴と同じくYouTuberである油粘土マンとも面識はあるが、コラボはしていない。
配信でたびたび成人向け音声作品を作る話をしていたが、上記の芸風のおかげで多くのリスナーからは「抜けない」「性的に見れない」と言われていた(そのくせ、マス二ーの頻度を暴露した切り抜き動画はやたら再生数が多かったり、マス子がカップ数を公表した直後にはTwitterの予測変換に「マスタード D」が出たりしていた)。
そしてめでたく18歳を迎えた2023年度、同人声優としては初の成人向け音声作品が発売(※リンク先成人向け)。成人向け作品での名義は「ますたぁど」。ちなみに記念すべき第一作のヒロインは幼馴染に「お前じゃ抜けない」と言われたサキュバスという設定。
声真似主として
代表作は「死になさいシンジくん」や「後藤さんちんぽデカいのね〜」など。
彼女を一躍有名にしたのは『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトの声真似だが、実はそれほど似ていない。一方で『カードキャプターさくら』の木之本桜と大道寺知世や、『ぼっち・ざ・ろっく!』の喜多郁代、『ちいかわ』のちいかわなどは特にクオリティが高く、リスナーからも生配信中に度々リクエストされるほど好評である。
他の声真似主との大きな違いかつ最大の特徴は、やはり淫夢ネタと下ネタを遠慮なく使うことである。その高いクオリティが相まって、絶対に言わなそうなキャラが本当に言っているように聞こえるのが面白み。
要するに大半がキャラ崩壊ネタ(しかも下ネタ)であるため、中には不快に感じる人もいる。そのため当然のことだが、マスタード姉貴に関連する動画の外でネタにするのは控えておこう。
YouTuberとして
YouTubeへの動画投稿自体は小学5年生の頃に始めている(本人談)。当時はゆっくり茶番劇を投稿していたらしいが、クオリティの低さのため、面白いと思った動画以外は非公開にしてしまったとのこと。
Twitterで上げた声真似動画のまとめのほか、毎週土曜日20:15から約1時間の雑談配信を行っている。土曜日以外にも、短めのゲーム実況動画や、たまにゲーム配信も行っている。
雑談配信の内容は下ネタが中心ではあるが、マスタード姉貴の身の回りの話や、家族に起きたエピソードなど、下ネタ抜きにしても面白い話を聞くことが出来る。構成は特に決まっておらず、中心となるエピソードトークを20~30分程度したあと、そこからの派生の話やフリートークを行うことが多い。
弾き語り配信では、アニソンを中心に、その美声を惜しげも無く披露してくれる。もちろん、ただ歌うだけでなく、『ティーダのチンポ気持ちよすぎだろ!』や『テイキョウ・ヘイセィ・ダイガク』といったネタ曲、果ては独自の替え歌(大抵下ネタか受験ネタ)まで、様々なレパートリーを見せてくれる。
お金や、お金をくれる人は特に大好きで、スパチャは額に関係なく高確率で拾ってくれる。額にかかわらず、コツコツスパチャを投げている人は認知されていることもある。また声真似リクエストの大半は生配信中のスパチャによるものである。
現役受験終了後からは、毎週水曜日21:00から、ラジオトークでの配信も行っている。そちらではコーナーを設けたり、お便りを読んだりと、実際のラジオを意識してYouTubeでの配信よりも構成をしっかり作っている。
YouTubeよりも規約が緩いためYouTube以上に過激な配信をすると宣言していたが、流石にやりすぎてしまい、初日で運営に注意されてしまった。
余談
- 代理キャラは人型と猫型の2種類があるが、帽子を外すとにゅにゅにゅっと人間の姿になるらしい。逆に被ると猫になる。
- 後述のようにお兄さんが作ったキャラでこの設定も初めからあったが、マスタード姉貴は忘れていた。
- マスタード姉貴のTwitterのユーザー名は「rituakaPAKOPAKO」だが、その由来は、もともと『SSSS.GRIDMAN』のキャラである宝多六花と新条アカネの百合イラストを投稿するアカウントとして始めたため。
- 声真似中心になってからは印象が薄いが、画力は高い。
- 縁があってぼざろ同人誌に寄稿したこともある(リンク先R-18)。なおこの作者はマスタード姉貴の「デカいのね〜」に感化された人間の一人。
- 当然というか、YouTubeチャンネルの登録者はほぼ男性。2022年末頃には男性が99.1%という脅威の偏りが生じていた。が、登録者が増えると共に、女性リスナーの割合も増加している。良かったね!
- Adoに間違えられたことがある。確かに声や喋りの雰囲気は似ているが、マスタード姉貴の方が2歳年下なうえ、Adoは関西弁で喋らない。
- ただし配信中にモノマネはよくしている。
- 配信開始時刻が中途半端なのは、ピッタリ20時よりも時間に間に合いやすいから、とのこと。21時付近に終えるのは、21時以降にアコギを弾いたら母親に怒られるかららしい。
- ご家族もなかなかキャラが濃い。配信で聞いてみよう。
- 実の兄であるマダート氏はフリーのイラストレーターとしてケモナー界隈を中心に活動中(pixivアカウント)。マスタード姉貴の代理キャラのデザインや「歌ってみた」動画のサムネ、曲のミックスなどを行っている。Twitterでは兄妹で相互。彼も密かに人気上昇中である。
- その芸風から「動ありの妹ではないか」と言われることがよくある。尤も、動あり氏は妹がアンチであることを公言しているので、まず別人であろう。
- ちなみにお兄さんもその噂は認知しており、やんわりと否定している。
- 受験結果が散々だったことを自虐してたり視聴者からネタにされてることからおバカキャラに見えなくもないが、配信でのトーク力からして地頭はかなり良いと思われる。
- 代理キャラ(人型)を用いた成人向け作品がコミケで頒布予定。また別作者だが、一足先にDLsiteで代理キャラ(こちらは猫型)が主役の成人向け作品が販売されており、当然本人購入済み。