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「強いって、いったいどういうことだろう?」

演者一覧

cv:喜安浩平(アニメ版)
cv:三木眞一郎(ドラマCD版)
後藤恭路(舞台『「はじめの一歩」The Glorious Stage!!』)

概要

本作品の主人公
鴨川ボクシングジム所属のプロボクサー。元ジャパンフェザークラスチャンピオン。
現時点の戦績は25戦23勝(23KO)2敗、WBC世界ランキングは7位。(2016年11月末のマガジン連載分現在)

普段は温厚で控えめ・気弱な性格で争い事を全く好まないが、ボクシングに対しては誰よりも真摯な姿勢で取り組んでおり、ボクシングや彼自身が懇意にしている人間(特に、鴨川源二宮田一郎)を侮辱すると怒りを露にする。また、集中すると周りのことが目に入らなくなる。
宮田とは、鴨川ジムでの2度なスパーリング以来自他共に認めるライバル同士。
腕力は高く、一撃で店のネオン看板を破壊したこともあるほか、青木村との腕相撲対決でも完勝していた(鷹村にはさすがに負けたが、その際に台座にしていたが壊れた
身長164㎝。巨根

来歴

実家は釣り船屋だが、早くに父の一男が海難事故で帰らぬ人となり、母の寛子と共に店を切り盛りしていた。
小学校から高校時代までいじめられっ子だった。高校時代、同級生の梅沢らにいじめられていたところを、ロードワーク中に通りがかった鷹村守に助けられたことがきっかけとなり、彼と同じ鴨川ボクシングジムに入門し、ボクシングを始める。
仕事の手伝いで幼少期から培った筋力が素地となり、練習の中でボクサーの才能を開花させた。その後も絶え間ない努力で着々と実力をつけてプロデビューを果たし、東日本新人王決定戦で優勝。そして西日本王者・千堂武士を下し全日本新人王の座に輝いた。
翌年、日本王座を伊達英二と争うも敗北を喫する。続く11月の再戦で新王者となった千堂を再び下して遂に念願の日本フェザー級チャンピオンの座を獲得。
その後も8回の防衛に成功し、海外へ打って出るためにタイトルを返上している。

特徴

ファイトスタイル

爆発的なダッシュ力で相手との距離を詰め、クリンチ寸前な至近距離で相手と殴り合うことを得意とする生粋なインファイターである。釣り船屋の手伝いの中で自然と鍛えられた筋力と足腰及び体幹バランスを元に、鴨川会長の指導の下柔軟でタフな肉体を作り出した。10cmほどの隙間さえあれば、鍛え抜いた足腰により、全身の力を拳に集約し、フルパワーなパンチを叩き込める。
フェザークラスとしては破格なハードパンチャーであり、ジャブですら対戦相手に「まるで石でもぶつけられているようだ」と評され、まともに当てれば相手を一撃で昏倒させる威力のパンチを放つ。分厚いスパーリング用のグローブとヘッドギアを装着した階級が上位階級の選手でも、ダウンをスパーリングであっさり奪うほどである。その破壊力は、自身の拳を痛めるほど。効果が遅く、何発も積み重ねなければ効果が出にくいはずのボディーブローですら、肋骨をへし折り、一発でダウンさせる事すらあり、その破壊力の常識はずれぶりは、対戦相手から心底恐れられる。
しかし、ボクサーとしてはかなり不器用であり、技術面では相手に後れを取ることもしばしばである。特に、キャリアがまだ少ない時代は、距離を取る戦法を取られると苦戦することが多かった。近代ボクシングでは、インもアウトもこなせる万能型が主流であるが、一歩は不器用なためインファイトでしか戦えない(防御に集中すれば、足を使ってのアウトボックスもそれなりにこなせるが、パンチを撃とうとするとリズムがバラバラになってしまう)。

性格

性格は内気で奥手ではあるが、ボクサーとしての胆力とファイティングスピリッツは素晴らしいものがあり、練習には真摯に真面目に取り組む。鴨川会長から休養を命じられても、休むのが苦痛に感じてしまうほどの練習の虫である。
特訓をこうして積み、地力で上回る相手を根性でねじ伏せたことも多々ある。しかし元々の内気で生真面目な性格はボクサーとしての欲の無さに繋がっている。元は「宮田との再戦」を目指して努力していたがその一戦が流れてしまってからは目標を喪失した状態である。そのことを鷹村からも指摘されている。

奥手な性格のため、ほぼ両思いの状態にある間柴久美とは、未だに正式な恋人として付き合っておらず、そのじれったさから周囲にも呆れられている。ただ、一途であり、板垣菜々子や飯村真理から時に言い寄られているが、(本人が鈍感で、相手からの好意に気づいてない事もあるが)紳士的に誘いを断ることが多い。

ボクサーとしての実績

そのフェザー級離れしたとんでもないパンチ力もあり、一歩の勝ち星はすべてKOないしTKO勝ちであり、その中の苦戦していた試合もその一撃の重さからの一発逆転が多く、判定勝ちはない。その迫力のある戦いぶりからファンも多く、タイトル戦では会場を満員にできる人気ボクサーとして成長している。

ただし、その実直な性格とタフな肉体と被弾を厭わず真正面から打ち合うスタイルの副作用として、相手からの強打をほとんど毎試合当たり前のように受け続けており(必殺パンチの直撃も少なくない)、肉体の頑健さだけではカバーしきれない慢性的ダメージ(アルフレド・ゴンザレスとの試合後、パンチドランカーの疑いがかけられている)の蓄積懸念もあり、家で試合からの帰りを待つ母や、トレーナーである鴨川会長や八木さん、ガールフレンドで看護師の間柴久美、主治医の山口先生にもそこらへんを心配されている。

主な必殺技は鍛えに鍛えた足腰のバネを利用して、カモシカの跳躍めいて相手を下から打ち上げる「ガゼルパンチ」、天性なパンチ力を人体の急所である肝臓に叩き込んでその勢いを寸断する「肝臓打ち(リバーブロー)」、そして古きアメリカンボクサーであるジャック・デンプシーのそれと同じ原理に行き着き体得した必殺ラッシュ「デンプシーロール」など。
フェザー級日本王者になった千堂武士とのタイトルマッチではこの三つの技全てを一つの連続技として千堂に叩き込みフィニッシュ、KO勝ちしている。

その他

真面目な性格のため、頭は決して悪くないようで、高校時代は担任から「高望みしなければ、行ける大学はいくらでもある」と言われていた。

自動車と船舶の免許を持っているようで、実家の釣り船屋の手伝いでは、船を運転するシーンがある。ただ、船は問題なく動かせるようだが、車はほとんど運転したことがないらしく、かなり危なっかしい運転をする。

人称・口調・口癖・呼称だよ!

一人称
  • ボク
二人称
  • 同い年以下の人物⇒キミ
  • 年上の人物、一目置かれている人物、頭が全く上がらない人物⇒あなた
口調
  • 年上の人物、一目置かれる人物、頭が全く上がらない人物⇒敬語
  • 親しい人物、同い年以下の人物⇒中性口調タメ口
口癖
  • 強いって、いったいどういうことだろう?
呼称
  • 年上の人物・一目置かれる人物⇒「苗字・フルネーム+さん」
  • 同い年以下の男子キャラクター⇒「苗字・名前+くん」
  • 女子キャラクター⇒「苗字・名前+さん・ちゃん」


関連人物の呼称と変遷だよ!

※対面時/対面外、モノローグ時

関連人物呼び方呼ばれ方
鷹村守鷹村さん一歩
青木勝青木さん一歩
木村達也木村さん一歩
板垣学板垣くん⇒学くん先輩/幕之内一歩
鴨川源二会長小僧
八木晴彦八木さん一歩くん
篠田篠田さん幕之内
宮田一郎宮田くんおまえ/アイツ、幕之内一歩
千堂武士千堂さん幕之内(一歩)
間柴了間柴さん幕之内
伊達英二伊達さん幕之内
沖田佳吾沖田さん幕之内
ヴォルグ・ザンギエフヴォルグさんマクノウチ
今井京介今井くん幕之内さん
沢村竜平沢村さん幕之内
ブライアン・ホークホーク選手ボーイ
デイヴィッド・イーグルイーグル選手ボーイ
リチャード・バイソンバイソン選手不明
リカルド・マルティネスリカルド選手デンプシー・ロールの少年
アルフレド・ゴンザレスゴンザレス選手マクノウチ
梅沢正彦梅沢くん一歩
藤井稔藤井さん一歩くん、幕之内くん
飯村真理飯村さん一歩くん
間柴久美久美さん幕之内さん
板垣菜々子菜々子ちゃん一歩さん
幕之内一男お父さん一歩
幕之内寛子お母さん一歩

関連タグ

はじめの一歩 主人公 デンプシーロール ボクシング
フェザー級


















以下、ネタバレ注意


















復帰第1戦にて、フィリピン王者アントニオ・ゲバラと対戦。はじめてのサウスポー相手に戸惑う中、ゲバラを殺しかねないほどのハードパンチで一時的に圧倒するものの、普段と違う間合いでの苦戦、長期戦線離脱に伴うラグ、そして完成させた新型デンプシーロールで倒すという気負いすぎなどが重なり、共に2ダウンまで追い込まれ、遂に敗北。実際の所はデンプシーロールに拘り過ぎなけ得れば十分に勝てた相手であった事もあり、読者も大きな衝撃を受けた。
復帰直後の2連敗はあまりに重く、一歩は再度精密検査を受けることを打診される。
結果は良性であったが、パンチドランカー疑惑の払底という悪魔の証明は残り、一歩は決断を下す。



そして、幕之内一歩の選手生命は、8年目にして終止符を打たれた。

それから少し後。空位となったフェザー級選手たちの王位を今井京介が守り続ける中、彼はリング上でこう独白した。
「今自分が戦いたい選手は、宮田一郎千堂武士、そして幕之内一歩である」と。
当の一歩が梅沢君のメインアシスタントになりつつある中、その言葉はいずれ帰って来る風神の再来を確信しているかのようであった。

その後、家業の釣り船屋の仕事や梅沢のアシスタントとして働く日々を過ごす中、釣り船幕之内を訪れた篠田トレーナーの要請により(ガールフレンドの久美は猛反対したが)、今度はセコンド要員として鴨川ジムの仕事に携わることに。
生真面目な気性や現役選手時代のノリが抜けきらないこともあり、気負いが過ぎるあまり鬼気迫るほどイス出しの練習に没頭したり、セコンドにつく選手の勝利祈願のお賽銭で大散財したり、実際の試合でコーナーに戻ってきた木村のイス出しに失敗して倒れたイスの脚に腰を下ろさせてしまったり(観客席で見ていた鷹村達は「笑いの神が降りてきた」と爆笑)、板垣の試合では苦戦しつつも勝利して得意げな顔で戻ってきた板垣を「全然ダメ」とダメ出し&説教で出迎えたことで板垣のテンションを下げてしまうなど、選手時代とは勝手が違う慣れないトレーナーの仕事に悪戦苦闘中である。
それでも少しずつトレーナーとしての経験を重ねていき、ボクシングのやる気を失いかけていた木村達也を激励して勝利に導いたり、彼が減量に失敗しかけた時は身体中の毛を剃り、計量を突破した(その際に自分も負い目を感じて髪の毛を剃っている)。


なお、ゲバラ戦掲載時に出版されたムック本での作者コメントによれば、「これから一歩にも、そして読者の方々にも辛い展開になるかもしれません。でも、『はじめの一歩』の最終着地点は、ずっと前から決まっています。その日がいつか必ず来ることを待っていてください」とのこと。

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