概要
医学的には「慢性外傷性脳症」と呼ばれ、頭部への反復的なダメージにより脳に損傷が生じた結果アルツハイマー病やパーキンソン病に似た症状が出るもの。
外傷による疾患である点がそれらとは異なるものの、生きている間に診断を確定させることが出来ず、死後解剖して脳を調べなければ本当にパンチドランカーだったかは分からない。
最初に報告されたのがボクサーであり、また症例数もボクサーが多いが他のスポーツでも確認されている。
創作物においてはボクサーの引退理由として登場することが多い。その場合「打たれ過ぎた事でパンチドランカーになって…」というパターンになることも。
『あしたのジョー』では主人公であるジョーがこの傾向が見られた他、カーロス・リベラはホセ・メンドーサのコークスクリューを受けてパンチドランカーになっている。