「いつだって踏み込んで力勝負! それがボクシングだろ!?」
概要
CV:中村悠一
フェザー級プロボクサー。憧れの幕之内一歩を倒すため音羽ボクシングジムに入門し、プロに転向した。礼儀正しく勤勉且つ実直な性格の自信家で、その実力もスパーリングで幕之内一歩が本気になるほど高い。一歩と同じタイプのインファイターであり、板垣学とは高校時代から自他共に認めるライバル同士であり、アマチュア時代の戦績は今井の3戦3勝。
アマチュア戦績は35戦35勝33KO無敗。インターハイ・国体を2連覇ずつ達成しており、当時の高校生ボクサー最強の存在だった。
板垣の妹・板垣菜々子に想い寄せているが、全く相手にされていない。
実家は板垣家とは対照的に非常に裕福であり、それ故に両親は多忙で満たされない幼少期を送っていた。
(左が板垣で右が今井)
プロ転向後は東日本新人王決定戦で鎬を削り、板垣を試合後に即入院させるほど追い詰めるも、すんでの差で判定負けを喰らう。これに関しては本人もそうとう悔しかったようで、「俺は試合に負けたが勝負にはほぼ勝ったようなものだ」と板垣に漏らしていたほど。
その後捲土重来を目指し(宮田に胸を借りたりしながら)地道に勝ち星を重ね、日本フェザー級2位となる。そして迎えたタイトルマッチで開始直後の突撃により板垣を逃げ場のないコーナーに追い詰め、1RでKO勝ちし日本フェザー級王者となった。本人曰く板垣との長期戦は不可能であり、2R以降まで先延ばしにしていたら確実にやられていたうえでの行動らしい。
その後、3度の防衛を果たし、いずれも板垣戦同様の1RKO勝ちという鷹村みたいな試合を進めていて、その姿から『ミスター1R』と渾名されている。
一歩の事を憧れの存在として深く尊敬している一方で、超えるべき壁としても見ており、同じく一歩を慕い鴨川ジムの門をたたいた板垣と異なり別のジムへ所属した。他方、リング外では非常に呑気な一歩には強者としての無責任さも感じており、苛立つ姿も見られる。
ファイトスタイル
強打を武器にしたインファイターで、一歩に憧れているというだけはあるほどスタイルが一歩に似ている。しかしアマチュアボクシングで頂点に立った経験から技巧派への対応力も高く、スパーリングを見た鴨川会長は「似ているだけでなく、完璧に自分のものにしている」と評している。プロ転向直後の実力でも6回戦から通用すると言われる程。ただし一歩と比べると小回りが利かないとのこと。
ボクサーとしての意識も高く、上記の通りスパーリングで当時日本チャンピオンだった一歩が本気で倒しに行こうとしてしまっており、「既にプロボクサーの空気を纏っている」と戦慄していた。
関連タグ
ヴォルグ・ザンギエフ:かつて同じ音羽ジムに所属していたが、今井が入ったのはヴォルグの帰国後なので面識はない。
速水龍一:同じ音羽ジムの先輩であり、一歩の同期。今井と同じくアマチュア日本王者でインターハイ3連覇を成し遂げたが、一歩戦後に致命的なグラスジョーを発症し現在はランク外まで落ちぶれており、ジムの会長も今井に執心しているため放置されている。