来歴
本名は「今井雄三」(読みは芸名と同じ)
徳島県出身。
高校野球の名門校として知られる徳島県立池田高等学校の出身だが、今井自身はドライブや撮影と同様の趣味となるサッカー部所属だった。
獨協大学卒業後は劇団四季に入団するが、約1年で退団。その後は東宝芸能のミュージカル部に在籍し、芸能活動を行った。
2003年4月よりNHKの番組「おかあさんといっしょ」の10代目うたのおにいさんに就任。同期のうたのおねえさんははいだしょうこ(19代目)。
2008年に5年間出演した「おかあさんといっしょ」を卒業してからはタレント、俳優としても活動していた。
舞台俳優としての活動の傍ら、子供向けのコンサートも精力的に行った。
2020年12月21日に千葉県で脳内出血のため43歳の若さで急死したことが、同月27日に徳島県で活動するシンガーソングライターKEiから明かされた。『おかあさんといっしょ』のうたのお兄さんとしては、初めて鬼籍に入った人物となる。
同月6日に出演したコンサートで、体調不良により舞台上で倒れ救急搬送されている。また、生前最後となる同月15日に更新された自身のオフィシャルブログに充血した自身の目の画像をアップロードしており、免疫力の低下など体調の異常があること、体調を考慮してブログの更新をしばらく控えることを綴っていた。
また、ひろみちお兄さん曰く、数年前に共演した際に体調の悪さを感じていたとのことで「あの時にもっと厳しく体調管理について注意しておけばよかったなぁ〜と後悔してます。」とコメントしている。
相方があの(伝説の絵を描いた)しょうこお姉さんであることから、『おかあさんといっしょ』在任時の視聴者以外の世代からも知名度が高く、ショックを受ける人が多かった。
ちなみに、その絵描き歌ではいだの絵を見て笑いを堪えられず、「はい…画伯(笑)」と言っている。というより、リハーサルの時点でもうダメだったらしく、実際に歌い出す前から半笑いしていた。「絵が上手い」とは別の意味の「画伯」という言葉が世間に広がるきっかけとなった人物の1人と言えるだろう。
私生活では既婚者で2児の父でもあった。
共演者
うたのおねえさん
- はいだしょうこ:第19代/2003年4月~2008年3月
たいそうのおにいさん
身体表現のおねえさん
人形劇
- ぐ~チョコランタン:2003年4月~2008年3月