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仮面ライダースーパー1とは、特撮番組及び劇中に登場するヒーローである。

概要

1980年10月から1981年9月まで放送された仮面ライダーシリーズ第7作目。

対象年齢が若干高めに設定されていた前作のスカイライダーと打って変わって、本作は子供も受け入れやすい「メカニカルなデザイン」と「拳法で闘う」といった要素が盛り込まれている。

前半はシリアス気味で、たまにスポ根ドラマ的な展開になる事もある作風だったが、後半になるといきなりコミカルな作風になって、まるで別番組のごとく様相を見せている。

これは途中でTBS側の編成の都合でローカルセールス枠に変更になった影響。この作風変更の理由づけとして、敵組織のドグマ王国が23話で壊滅し、放送枠が変更した24話から新たな敵組織ジンドグマが登場している。

しかし、中にはこのローカルセールス枠になった影響で打ち切られた局もあった。結果、仮面ライダーシリーズは再び休止期間に入ることになる。

初期はタイトルロゴの『仮面ライダー』の部分が黒くなっており、背景と同化しやすく、見にくくなっていたが、途中から黄色に変更されて見やすくなった。

物語

アメリカにある国際宇宙開発研究所で所長ヘンリー博士のもと、進められていた惑星開発プロジェクト。日本人の青年・沖一也は、自ら志願して改造手術を受けて惑星開発用改造人間スーパー1となった。

しかし、その科学技術をテラーマクロ率いる暗黒国家ドグマ王国に付け狙われ、スーパー1の引き渡しを要求される。

博士が拒否したことで一也を除くメンバーは全員命を奪われたうえ、研究所が壊滅してしまった。

一也が変身するには他者と多媒体が必要であるため、彼は自力での変身が不可能となってしまう。

日本に舞い戻った一也は、半年に及ぶ猛特訓の末に赤心少林拳を学ぶと同時に変身の呼吸を会得。旧知の仲である谷源次郎から仮面ライダースーパー1=スーパーライダーの名を与えられた彼は、人類の未来のために戦う。

登場人物

沖一也/仮面ライダースーパー1

本作の主人公。アメリカ国際宇宙開発研究所・所属の科学者。

幼い頃に両親を失っており、ヘンリー博士に引き取られ育てられた。

惑星開発用改造人間『スーパー1』に自ら志願し、改造手術を受けた。

正義感溢れる青年であり、人のためなら危険をも乗り越える。赤心小林拳の使い手である。

ちなみに、これまでの様に敵組織による強制や重傷を負っての生命維持目的ではなく、ライダーシリーズ初の”平和目的のため、自らの意思で改造手術に志願した”主人公である。漫画版では右腕が切断され機械に置き換えられているシーンも描かれている。

 

仮面ライダースーパー1

平和利用の目的で改造された唯一の仮面ライダー。最初の頃は外部のコンピューターからの変身コマンドで変身していたため、沖一也の所属する研究所が破壊されてしまってからは変身できなくなっていた。

だが、彼は後に秘拳・赤心少林拳の修行を積み、赤心少林拳から得た呼吸法と拳法の発勁をベースにしたポーズで変身できるようになった。

ファイブハンドと呼ばれる惑星開発用ツールを武器としており、それと合わせて赤心少林拳の技を駆使した必殺技を得意としている。

デザインのモチーフはスズメバチ

変身の際にはトラックのクラクションのような音(よく聞くと「スーパー・ワン」と聞こえる)が鳴り響く。

ベルトにあるスイッチを押し、「チェンジ、○○○ハンド!!」 の掛け声で瞬間換装される。(初期の頃は「チェンジ、ハンド・○○(○○に各ファイブハンドの色が入る)」だったこともある)。

五色の形状の違う腕で構成されており、状況に応じて使い分けていく。

    • スーパーハンド ―― 変身時に装着している色の腕。腕の甲に赤い『V』の紋様が入っている。300tものパワーを秘めており、格闘戦に優れている。側面に付いているフリンジ状の物は打撃の反動から内部のメカを守る衝撃吸収装置である。
    • パワーハンド ―― 50tもの物体を持ちあげられるい腕。重量運搬用に考案されたもので、ガントレット上の甲板をもつ。最大で500tものパワーを発揮する。
    • エレキハンド ―― 3億ボルトもの電圧を発生させるい腕。手の甲に金色の紋様、腕の甲に黄・赤・オレンジ・青・緑のラインが入っている。「エレキ光線」という必殺技をもち、連射も可能。
    • レーダーハンド ―― 「レーダーアイ」と呼ばれる子機を射出し、周囲10kmを探知可能な色の腕。手の甲に青い円形のパーツ、腕の甲にレーダーアイがセットされている。レーダーアイは攻撃用ミサイルとしても使用でき、21話で怪人バチンガルにパワー・エレキ・冷熱ハンドを奪われた際に活躍して以降、切り札として要所で活用されている。

スーパー1の関係者

谷源次郎

前作スカイライダーからの登場人物であり協力者。

普段は「谷モーターショップ」を営んでおり、「スーパー1」の生みの親・ヘンリー博士からの要請でスーパー1のバックアップをする。

一也を実の息子同然に接し、見守っている。作中で一也に「仮面ライダー」の名を送ったのも彼である。

小塚政夫

通称「チョロ」。谷モーターショップで働き、一也や源次郎をサポートする。

普段はお調子者であるが、昔は有名な大泥棒で、体中の間接を外して狭い場所も潜り込むという恐るべき特技を持つ。一時はその特技をジンドグマ(正確にはその特技と過去を見抜いた妖怪王女)に利用されてしまったことがある。

草波ハルミ

谷モーターショップの店員。一也に思いを寄せている。

後にスーパー1を補佐する「ジュニアライダー隊」の隊長になる。

草波良

ハルミの弟で正義感の強い少年。

一也を尊敬しており、彼から拳法を習っている。

第24話の最後で結成されたジュニアライダー隊の名付け親であり、同時にその中心的人物になる。

水沼マサコ

第24話から登場したハルミの親友。

ボランティア活動をしていたが、ジンドグマの起こした事件に巻き込まれたのをきっかけにジュニアライダー隊の副隊長兼通信係として、谷モーターショップの店員になる。

玄海老師

第2話から第23話、つまりドグマ編にのみ登場する、一也の拳法の師匠。

ライダーに変身しない生身の人間としては、昭和平成令和のライダー全シリーズにおいて、間違いなく最強の人物である。詳細はリンク先にて。

ジュニアライダー隊メンバー

秋田大助

良の友人で常に何かを食っている巨漢。

食い意地は張ってはいるものの、食べ物欲しさにグラサンキッドの悪巧みには加担しないなど良心に溢れている。

松岡シゲル

周囲から「やせ」と呼ばれている少年。

村山マモル

冷静な少年。

田中タケシ

お調子者な少年。

石川ミチル

ライダー隊の紅一点。マサルの姉で彼のワガママに頭を悩ますしっかり者の少女。

石川マサル

ライダー隊最年少の少年で通称「チビ」。自転車は補助輪がついている。

まだ小さいからか、ワガママでモラルに欠けた行動が多く、姉の大事にしている時計を勝手に持ち出して新しい時計と交換しようとしたり、敵に見つかりそうな状況で大声を出してしまったり等、かなりのトラブルメーカー。

彼の行動が事態の解決に向く事も少なくはないので、なかなか憎めないヤツ。

悪の組織

ジンドグマ

本作の悪の組織で、仮面ライダースーパー1と死闘を繰り広げた。

主題歌

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊价、こおろぎ'73

OP曲。前期OP映像はVジェットで道路を爆走するという物だったが、ジンドグマ台頭後の後期版では地獄谷五人衆と戦うシーンが追加されている。無論、ジンドグマ編は劇場版より後の話なので、本編中ではそのような展開は見られない。

  • 火を噴けライダー拳

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊介、こおろぎ'73

前期ED。意外な事に歌詞中には全く仮面ライダーの名前が登場しない。

子供が歌いやすいようにED映像での歌詞は全てひらがなで記載されており、最後の「トアーッ!」という掛け声がED映像では「とあーつ」と最後が小文字ではなく大文字で表記されている。

  • ジュニアライダー隊の歌

作詞:赤井圭/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会

後期EDでジュニアライダー隊のテーマ。少年ライダー隊系統のテーマソングでは仮面ライダーV3の前期ED以来久々の楽曲となっている。

挿入歌・イメージソング

  • 無敵の勇者スーパー1

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊介、コロムビアゆりかご会

スーパー1の戦闘テーマ。

  • 夢の流れ星

作詞:石森章太郎/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:水木一郎

沖一也のテーマソング。劇中未使用。

  • 秘伝赤心少林拳

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:高杉俊介、こおろぎ'73

赤心少林拳のテーマソング。劇中未使用。

  • 世界にひとり

作詞:石森章太郎/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:水木一郎、ザ・チャープス

  • ファイブハンドロック

作詞:赤井圭/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:高杉俊介、コロムビアゆりかご会

ファイブハンドのテーマソング。劇中未使用。

  • 行け!スーパーマシン

作詞:八手三郎/作曲:菊池俊輔/編曲:いちひさし/歌:高杉俊介、コロムビアゆりかご会

Vマシン/Vジェットブルーバージョンのテーマソング。劇中未使用。

  • 九人ライダー永遠に

作詞:赤井圭/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73

9人ライダーのテーマソング。劇場版で8人ライダーがドグマ復讐兵団と戦う際に使用された。

各話リスト

話数サブタイトル登場怪人放送日
1惑星用改造人間の大変身ファイヤーコング1980年10月17日
2闘いの時来たり!技は赤心少林拳10月24日
3行け!地の果てドグマの黄金郷エレキバス10月31日
4走れ一也!ドグマ死の結婚行進曲カマギリガン11月7日
5跳べ一也!悪魔のマシーンレースカメレキング11月14日
6助けてーくもの巣館の恋人たちスパイダーババン11月21日
7ドグマ式生きているコンピューターアリギサンダー11月28日
8闘え一也!死のドグマ裁判スネークコブラン12月5日
9見たぞ!!ドグマ怪人製造工場の秘密ガニガンニー12月12日
10危うし!悪魔のクリスマスプレゼントバクロンガー12月19日
11SOS!一也よドグマに協力せよジョーズワニ(Ⅰ世/Ⅱ世)12月26日
12強敵あらわる!赤心少林拳敗れたりライギョンギョストマ1981年1月9日
13見つけたり!必殺"梅花"の技ギョストマ1月16日
14ドグマ全滅?悪魔博士の笑いガスムカデリヤ1月23日
15天才怪人対ライダーの知恵くらべライオンサンダー1月30日
16助けて!一ツ目怪人が襲ってくるよオニメンゴ2月6日
17一也の血が欲しい!不思議な剣が呼ぶロンリーウルフ2月13日
18ファイブ・ハンドチェンジ不能!!ヤッタラダマス2月20日
19悪魔の学習塾!!恐怖のラジカセ怪人カセットゴウモル2月27日
20君の家に!ドグマの電話が今夜鳴るツタデンマ3月6日
21緊急司令!ファイブ・ハンドを奪え!!バチンガル3月13日
22怪人墓場の決闘!メガール将軍の最期死神バッファロー、カマギリガン、スネークコブラン、ガニガンニー、ライオンサンダー、オニメンゴ、ヤッタラダマス、ツタデンマ、バチンガル3月20日
23不死身の帝王テラーマクロの正体は?カイザーグロウ3月27日
24レッツゴー!!ジュニア・ライダー隊キラーナイブ4月11日
25飛行機も吸い寄せる!!強力磁石怪人ジシャクゲン4月18日
26時計にご用心?ジンドグマの罠火焔ウォッチ4月25日
27子供の味方!チャイルドXの正体は?グラサンキッド5月2日
28人間を写し取る怪奇ビデオ怪人!ビデオン5月9日
29雨あめ降れふれ!怪奇傘男!!アマガンサー5月16日
30悪魔の超特急!ローラースケート怪人マッハローラー5月23日
31人間を吸い込む!スプレー怪人の恐怖スプレーダー5月30日
32ライダーを餌にしろ!釣り竿怪人出現ツリボット6月6日
33みんなで闘おう!恐怖のラジコン怪人ラジゴーン6月13日
34マサルがひろった魔法の赤ランプレッドデンジャー6月20日
35怪奇イス人間!処刑の部屋!イスギロチン6月27日
36ハサミ怪人のチョキンチョキン作戦!!ハサミンブラッド7月4日
37巨腕コマ怪人!灯台の死闘!!コマサンダーロボットスーパー17月11日
38危い!冷蔵庫怪人の中に入るな!!コゴエンベエ7月18日
39強力ライター怪人の弱点はどこだ!!フランケライター7月25日
40あっ人間が溶ける!石けん怪人出現シャボヌルン8月1日
41動物園の一也・水中檻から脱出不能?キーマンジョー8月8日
42悪魔元帥の大仮装パーティドクロボール8月15日
43世界が凍る!?扇風機怪人の威力ゴールダー8月22日
44ニョキ・ニョキのびるハシゴ怪人の魔手ハシゴーン8月29日
45君の考えた最優秀怪人ショオカキングショオカキング9月5日
46悪魔元帥怒る!変身せよ鬼火!王女!サタンドールオニビビンバ9月12日
47黄金の雨!幽霊博士最後のワナ!!ゴールドゴースト9月19日
48地球よさらば!一也宇宙への旅立ち!!サタンスネークマジョリンガ9月26日

その他

  • 実は1話から2話の間になんと半年経過しているという設定である。スカイライダーでは終盤が放送当時から1年経っている設定であるものの、早い段階でここまで月日が経つ作品はかなり珍しい。
  • 一部地域ではドグマ王国編で放送が打ち切られたため、ジンドグマ編の内容を知らないという人や、ジンドグマ編がある事自体知らないという人も少なくない。さらに、ある地域では本放送から10年以上経った90年代になってから唐突にジンドグマ編が放送されるという事すらあった。
  • オープニング・エンディングではスカイライダーの後半から引き続いて歌詞テロップが表示されている。そのテロップには漢字や片仮名は使われておらず、全て片仮名語も含め平仮名で書かれているものになっている。ただし、後期EDでは片仮名語も使われている。ちなみに、前期EDの後半の歌詞はほぼ「エイ!エイ!」の連呼だけであり、後年バラエティ番組でネタにされた。
  • 2021年に行われたNHK主催の「全仮面ライダー大投票」では、「仮面ライダー部門」において第60位にランクインした。
  • スカイライダーが主人公の前番組「仮面ライダー(新)」で視聴率は当初低迷し、制作側としてもキャラクターの入れ替えなど大幅なテコ入れを検討せざるを得なかった。そうした中で「仮面ライダーV9」という追加戦士の投入案が浮上し、実際にキャラクター造りなど企画が練られた。劇場版『8人ライダー対銀河王』で登場するというところまで話は進んだものの、歴代戦士の客演など他のテコ入れ策が成功してか、「仮面ライダー(新)」の視聴率がかなり回復したこともあり、「仮面ライダーV9」は「仮面ライダースーパー1」に名前を変え新番組となった。

関連タグ

仮面ライダー 昭和ライダー スズメバチ 宇宙 スーパー1 改造人間

ドグマ ジンドグマ 宇宙人

仮面ライダーフォーゼ

モチーフである装備を交換する宇宙ライダーを主人公、少林寺拳法の使い手を二号ライダーへと分割して継承している。

仮面ライダーマッハ

トップ画像の構えを変身時のポーズとして、海外の開発者によるライダーという要素を継承している。

主なゲスト出演者

大月ウルフ (第1話)・・・ヘンリー博士役

石橋雅史(第1、2話)⇒詳細はこちら

石田信之 (第4話)⇒『ミラーマン』で主役。

坂口芳貞 (第8話)

三井恒 (第11話)⇒詳細はこちら。『帰ってきたウルトラマン』等に出演。

大西徹哉(第12、13話)⇒詳細はこちら(1.2.)。『恐竜戦隊コセイドン』で主役。

神谷政浩 (第31話)⇒『大鉄人17』で主役。

篠田薫 (第36話)⇒詳細はこちら。『特警ウインスペクター』で顔出し出演有り

井浦秀智 (第37話)⇒『大戦隊ゴーグルファイブ』『超電子バイオマン』『特警ウインスペクター』等特撮作品に出演した。

二家元辰巳 (第42話)⇒現:二家本辰己。元ウルトラマンレオのスーツアクターで、特撮や『相棒』等警察物の擬斗指導をしている。

仮面ライダー仮面ライダースーパー110号誕生!仮面ライダー全員集合!!

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    今回のテーマは「俺スーパーヒーロー大戦・平成FINAL」であり、かつ、旧作『Across Dark Universe』の内容を、2018年になってから改編(要は焼き直し)した作品です。 『ジオウ』のテーマが「祝え、新たなる王の誕生を!!」なので、敵味方でいろんな王様集めちゃったら面白いんじゃない?っていう単純な発想です。 先に断っておきますけど、電王も、剣崎さんも、キョウリュウジャーもいません(笑)。 また、他の拙作との擦り合わせをした結果、時間軸は2012年の晩夏~初秋、『Blue of Sea & Red of Sun』≪https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3676867≫と同時期になっています。 このエピソードの前段階として、『Gaze On Your Sin Through The Mirror』≪https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11567696≫を設定しました。 なお、多くのネタを『スーパーヒーロー大戦Z』からパクっています。 (拙作の作品世界では、『Z』の事件は起こっていない設定です、この映画のギャバン隊長の扱いとかリ・イマジネーションレイダーとか受け付けないのよ) 私のシリーズでは『仮面ライダーシリーズ』の設定は、昭和ライダー(1号~RXまで)、『電王』『キバ』『ディケイド』『W』『オーズ』『フォーゼ』の平成ライダーが、1つの世界に同居しています(昭和をベースに、まぜこぜにしてもそう違和感がなさそうなものを平成から入れている、正確には『ディケイド』は別の平行世界から往来してくる)。 なので、『ウィザード』以降の仮面ライダーは別の並行世界に住んでいる設定ですが、大ショッカーなどの組織が並行世界の壁を越えてくるため、鳴滝辺りが連れてきたりだの、敵組織の往来に便乗してやってきたりだの、という感じです。 なお、小生が垂れ流してきた、ヒーローものの2次創作について、お付き合いをしてくださった方々であればご承知でありましょうが、拙作に登場するキャラクターたちは『原典の世界』とは、断りがない限り別人だとお考え下さい(キャラクター崩壊がべらぼうに著しいので)。 特に、『仮面ライダージオウ』の面々につきましては、テレビ版でもない、劇場版でもない、まったく別の物語を描いております。 『ジオウ』及び『仮面ライダーディケイド』(『ジオウ』本編における要素は一切取り入れていない)の独自設定につきましては、『華やかな夢は泡沫(あわ)に消えゆく ―― それでも翼は明日へ羽ばたく』≪https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12648814≫のキャプション欄をご覧ください。 ついでに、うちの海賊戦隊ゴーカイジャーは、青い人と桃色の人、黄色の人と緑の人がそれぞれデキてて、銀の人は適当に、そしてマベちゃんはカサノヴァというイメージで描写しています。 最後に、このネタを考えているときに、さくらももこさんがご逝去されたことや、日本中が天災による大被害を受けたことなどいろいろ考えさせられることがありました。 OPには、サザンオールスターズの名盤『海のOh, Yeah!!』に収録されている「私の世紀末カルテ」、 EDには、某名作アニメーションで使用されていた、桑田佳祐さんの名曲が流れているイメージで読んでいただけると幸いです。 ニッポンの元気な未来に みんなで立ち上がれ!! Let’s try again!!
    31,030文字pixiv小説作品
  • スパロボ風掛け合い集

    VS ロボットスーパー1(仮面ライダースーパー1)

    「仮面ライダースーパー1」より、スーパー1の偽者、ロボットスーパー1との掛け合い。スーパー1本編ではコマサンダーの噛ませでしたが、SPIRITSでは、本格的な敵として登場しました。会話の内容的に、SPRITSを参考にしております。
  • ゆっきー作オリジナルヒトツ鬼集

    ゆっきー作オリジナルヒトツ鬼 その47

    今回はオリジナルヒトツ鬼の紹介です。 今回はうっちーさんのhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22767398をベースに、アレンジしてみました。 ちなみにストーリー展開はドン9話を意識しています。
  • 仮面ライダー神々の黄昏(ラグナロク)

    紺碧の星を守る勇者の星

     仮面ライダースーパー1。  それは、宇宙開発用改造人間。  宇宙空間では驚異のパワーを秘めたスーパーライダーであった。  ジンドグマの三怪人を続けて倒し、ゴールドゴーストとサドンデスの二体相手に勇敢に立ち向かう!  地球に近づいて来た時、それは決着の時も近かった。  ……そして、その時、あの『怪人』近付いていた……       ※ ※ ※  石ノ森ライダー敵怪人の中で最強クラスと謳われるあの怪人が顔見せで登場しますが、これも強敵として、大きな壁としてライダー前に立ち塞がります。  反論は認めますが、そんなに登場しなかったけど、ライダーで歴代最強最悪の怪人って、俺はン・ダグバ・ゼバだと思ってます。  あのスペックは、凶悪過ぎる!     【登場する主要人物】  本郷猛(仮面ライダー1号)  沖一也(仮面ライダースーパー1)  谷源次郎(仮面ライダースーパー1)       【登場する怪人】  銀河王(銀王軍)  サドンダス(銀王軍)  幽霊博士=ゴールドゴースト(ジンドグマ)  ネオショッカー大首領(ネオショッカー )  グランザイラス(クライシス帝国)
    11,873文字pixiv小説作品
  • 猫耳騒動

    ダンス・ダンス

    『猫耳騒動』(http://www.pixiv.net/series.php?id=660807)・『大きな大きな騒動』(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6670684)の続き…というより、挿話です。 書いていてとても楽しかった。
  • 仮面ライダー神々の黄昏(ラグナロク)

    決着、ライダーマンVSヨロイ元帥!

     戦いの最中、本城研究所では、矢田勘次が自分も戦う為に、かつてのヨロイを出そうとしていたが、なかなか見つからなかった。  がんがんじいのヨロイの置いていた場所には、何故か、結城丈二からの手紙が……  その頃、結城丈二、ライダーマンはヨロイを元帥ことザリガーナと戦っていた!  強固な鎧に新たなる力を手に入れ、ライダーマンを圧倒する!  だが、ライダーマンは、その鎧の秘密を知ると、秘策を見つけ、自分の悪夢に立ち向かう!  ライダーマンの秘策とは?    そして盟友、V3も、ドクトルGと出会い、この宿敵と戦う決意を固めた。  その頃、岡村マサヒコは、デストロン怪人、ギロチンザウルスに狙われた…… そして、宇宙では、この状況を悔しく見つめている最後のライダーがいた。     ※ ※ ※     【主な登場人物】  風見志郎(仮面ライダーV3)  結城丈二(ライダーマン)  沖一也(仮面ライダースーパー1)  岡村マサヒコ     【登場する怪人】  ヨロイ元帥  ザリガーナ(V3)  ドクトルG(V3)  ギロチンザウルス(V3)  
    11,908文字pixiv小説作品
  • ヒーロー戦記におけるカイザーグロウの考察

    以下の文章はヒーロー戦記というゲームの内容を一通り理解していることを前提にしたものです。
  • 仮面ライダー 短編小説集

    EXTRA.11 死斗!無敵の勇者スーパー1vs不屈の勇者 V9

    仮面ライダーV9、遂に登場!仮面ライダースーパー1との戦いが始まる。 彼は正義のライダーか?それとも、悪か… (立木ボイスで)
  • 賢者の石

    天文学者

     夏休みが終わりました。秋の行楽ネタで、妄想を逞しくしたい今日この頃。  第91弾は、ひさびさに沖さんの登場です。筑波さんの話『バウムテスト』と同じく、独白文になります。現行ライダーもあと残すところ3話となり、佳境となってまいりました。このシリーズの序盤に出ていたブレンさんが退場され、悲しい気持ちです。何らかの形で、また再登場させたいと考えています。  今シリーズの内容は【ライダー大戦】【鎧武本編】【3号】【4号】の隙間を埋める。昭和ライダー平成ライダーのクロスオーバーサイドストーリーになってます。  時系列は原則バラバラ。  基本雰囲気重視のオムニバス小説です。  とにかくスバラシイまでの不親切設計です。  もしも、何かご意見があればお知らせくださいませ。前向きに善処します。このキャラは何してるのかっていう突っ込みも、もっと○○を出してという要望も大歓迎です。 ※こちら時系列一覧表(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5894629)です。本文の前後に、前後の話へのリンクを貼ってあります。ご参照ください。  捏造過多ですし、オリキャラも散見します。  今回の話に出てきておりますが、仮面ライダーSPIRITSの彼らには、お話の都合上ちょっとした年齢操作がされています。そのため彼らが出てくる話には、一応タグに仮面ライダーSPIRITSをつけさせていただきますが、イメージとは異なってしまうかもしれないことを、ご了承ください。  腐女子が書いているだけでなく、ホラー書き出身者が書いているので、若干ソレっぽいものもありますし、えぐいネタもあります(友人に指摘されて、気付いた(^_^;))。  これはさすがにアカンなと感じたものには、その旨を明記しておきますので、キャプションには必ず眼を通してください。お願いします。

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仮面ライダースーパー1
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