「このジョーズワニが、佐野博士ともども地獄に送り込んでくれるわ!」
「言え、言わないとお前の頭を噛み砕くぞ‼」
CV/八代駿
概要
『仮面ライダースーパー1』第11話「SOS!一也よ、ドグマに協力せよ!」に登場するワニ型改造人間。普段は人間態であるジョー鰐口(演:三井恒)という名の青年の姿を取っている。
佐野博士を強制的にドグマ王国に協力させ、自身のパワーアップ用アイテムとして、外気に触れるとあらゆる生物を喰らい自己増殖する『強化用人工細胞X9』を開発させた。
しかし、その恐ろしさに身震いした博士が組織を裏切って脱走した為、それを取り返そうと出動する。その途中で偶々沖一也と遭遇してしまい、彼と争っているそのどさくさに紛れて『強化用人工細胞X9』を収めた純金のトランクケースを何も知らない引ったくりに奪われてしまった為に一也と一時停戦協定を結び、彼と協力して『強化用人工細胞X9』を奪い返そうと奔走する。
ジョーズワニⅠ世
主な戦力はワニのシッポの形状をした左腕で、これをムチのように使って敵を打ちのめして攻撃する。
必殺技は、相手に噛み付いて放電する「ジョーズショック」。また、キック攻撃を得意としており、脚力を活かして猛スピードでターゲットを追いかけることが出来る。
ジョーズワニⅡ世
ジョーズワニⅠ世が『強化用人工細胞X9』を取り込みパワーアップした姿。
眼の色が赤から黄色へと変わり、左腕が金色に、体色が黒っぽく変化している。
『強化用人工細胞X9』の力により、敵からのあらゆる攻撃を吸収して自身の力へと変換することができる恐るべき怪人。
エレキ光線、超高音火炎に耐えるが爬虫類らしく冷気にはめっぽう弱いようで、最後はスーパー1の『冷熱ハンド』のフルパワーで放出された冷凍ガスを浴びる雷→炎→氷の属性攻撃鬼畜三連コンボで凍らされた所へ『スーパーライダー閃光キック』の直撃を喰らい『強化用人工細胞X9』諸共吹き飛んで滅び去った。
余談
人間体を演ずる三井恒氏は帰って来たウルトラマンの上野隊員などでお馴染みで、ライダーシリーズには風見の友人・高木役などで出演している。
関連項目
クロコダイルオルフェノク:同じく外見が変わってパワーアップするワニのライダー怪人。
ムシバワニ/イレバワニ(東映版スパイダーマン):同じく外見が(ちょっぴり)変わってパワーアップするワニの東映怪人。