「Hey Chaco…」
スペック
身長 | 216.0cm(格闘態)/216.0cm(剛強態)/222.0cm(凶暴態) |
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体重 | 143.0kg(格闘態)/149.0kg(剛強態)/158.0kg(凶暴態) |
特色/力 | 3つの命、両腕の盾状の武器、頑強な皮膚(格闘態)/より強固になった皮膚、ファキールス・ホーン(剛強態)/巨大な剣、圧倒的パワーと頑丈さ(凶暴態) |
初登場話 | 第11話『謎のベルト』 |
概要
『仮面ライダー555』に登場する怪人・オルフェノクの1体であり、ワニの特性を備えている。4人の強力なオルフェノクで構成された集団・ラッキークローバーの1人、ジェイが変化した姿である。
口から「使徒再生」の効果を持つ触手を出し、設定では顔の巨大な口で獲物を一飲みにすることが出来るとされている。
ラッキークローバーの一角を担っているだけに他のオルフェノクたちとは別格の強さを兼ね備えており、全身がワニの如く強固な鱗に覆われているため、高い防御力と怪力を誇る。
最大の特徴として、命(あるいは魂)を3つ持っており、2回までならたとえ死んでも蘇るという珍しい特殊能力を持つ。初期形態である格闘態から倒されるたびに防御力が上昇した剛強態、パワーが上昇した凶暴態へと強化再生することが出来る。それを示すように剛強態以降の胸には3つのコアが確認できる。
TCG『バトルスピリッツ』でも再生効果が再現されている。
形態
格闘態
クロコダイルオルフェノクの基本形態。その体表面は銃弾さえいともたやすく弾き返すほど強固な皮膚で覆われており、ワニの歯形状のバックラーを武器としており、3tのパンチ力を誇る剛腕から繰り出されるその威力は絶大で、一度は乾巧の変身する仮面ライダーファイズを完膚なきまでに叩きのめした程の実力を持つ。クリムゾンスマッシュすら正面から叩き潰して見せたほど。
最後は駆けつけた流星塾の西田清高が変身する仮面ライダーカイザのカイザスラッシュ(マーカーでの拘束は無し)で致命傷を追い敗北。
その肉体は青白い炎を上げ灰と化すが…。
剛強態
西田が変身するカイザの前に敗北したクロコダイルオルフェノクは復活。強化再生したクロコダイルオルフェノクの第二形態。
以前よりさらに皮膚が強固になり(とはいえ、オートバジンの援護射撃には怯んでいた)、飛躍的に防御力がアップしたほか、武器も以前のバックラーからファキールス・ホーンと呼ばれるワニの歯のような特殊な形状をした剣へと変化しており、前回敗れたカイザ(流星塾の神道貴久)を軽く退け、瞬殺するなど、大幅なパワーアップを遂げている。胸にある三つのモールドから触手を出して使徒再生を行う。
が、流石にカイザの適格者である草加雅人の前では分が悪く、一方的に攻撃を受け、更にエクシードチャージしたカイザブレイガンのブレードモードの必殺技「カイザスラッシュ」で致命傷を受け再び敗北。2つ目の命をも失ってしまった。
凶暴態
クロコダイルオルフェノクの最終形態。
ただでさえ高かった攻撃力は以前より大幅に上がっており(パンチ力は4.5t)、ファイズのクリムゾンスマッシュをバックラーで防いだ後に上空へと弾き返す程の腕力を持つほか、武器も「クロコダイルソード」という名の巨大な剣へと変化しており、オルフェノクの力を剣に纏わせて威力を更に増すことが出来る技を持つ。
装甲はあの国際条約で禁止されている程の殺傷力を持つダムダム弾さえも通さず、100mの高さから落ちても骨が全く折れる事はない。また、劇中未使用だが、尻尾「クロコダイルテール」も強力な武器となっている(出典:「仮面ライダー555図解超百科」より)。
上記の通り、その剛腕で一度は巧が変身したファイズのクリムゾンスマッシュをバックラーで防いだ後、強引に上空へと弾き返すが、彼も以前の戦いより成長していたこともあってか、その落下の勢いを利用して放たれたグランインパクトを胸に受け敗北。
完全に止めを刺され絶命し、その体は灰と化した。
PS2版ではこの姿がプレイアブル参戦。必殺技は腕にエネルギーを発生させて敵をぶん投げる技と、クロコダイルソードにエネルギーを集め、切り上げを行う技の2種類がある。
演じた人物
映像作品
ゲーム
声優 | 作品 |
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ケネス・ヅリア | 『仮面ライダー555』 |
フィギュア
メガハウス「ART WORKS MONSTERS」
格闘態と凶暴態のフィギュアが立体化されている。
余談
モチーフは『キカイダー01』に登場するハカイダー四人衆の1人・ブルーハカイダーの変身した青ワニ。
スーツはピジョンオルフェノクに改造された為、『仮面ライダーディケイド』や平成二期にも再登場はしなかった。因みに青ワニのスーツも鳩モチーフの怪人であるキチガイバトに改造されており、クロコダイルがピジョンに改造されたのはこれを踏襲してのものである(『完全超悪』p.144)。
デザイナーの篠原保曰く、本来は凶暴態ぐらいのイメージだったのをシェイプして格闘態のデザインにしていたため、凶暴態は「元に戻った感じ」とのこと。また、凶暴態のデザインは無機質な甲冑っぽいのが続かないよう変化球の一つとして提案されたものである(『完全超悪』p.143)。
関連タグ
仮面ライダー555 ラッキークローバー オルフェノク Mr.ジェイ 怪人態 ワニ 多段変身
ドラゴンオルフェノク センチピードオルフェノク ロブスターオルフェノク
外部リンク
クロコダイルオルフェノク 格闘態 | 仮面ライダー図鑑 | 東映