CV/朝戸鉄也
概要
『仮面ライダースーパー1』第32話「ライダーを餌にしろ!釣り竿怪人出現」に登場する、魔女参謀配下の釣竿型怪人。
ジュニアライダー隊の一員・古賀慎一の父親である国防長官を脅してミサイル秘密基地の所在地を聞き出し、基地を占領して奪い取ったミサイルを使って日本全土を焦土と化す「ミサイル分捕り作戦」を使命とする。
右腕を釣竿に変形させて対象者を釣り上げて捕獲したり拘束できるほか、戦闘時にはこれを振り回して打撃用の武器と使用する。また、腰に装着された「錘爆弾」を釣り糸に付けて遠くの敵に投げつける遠距離攻撃能力も備えている。
その他、ジンファイターの召喚や右手を釣り針状の鉤爪へと変形させることも可能。配下のジンファイターは傘を被った釣り人に化けている。
ただし、知能はお世辞にも高いとは言えず、慢心した隙をついて発信機を頭部に取り付けられて居場所を割り出されたり、海から引き揚げたジンファイターをわざわざ人食いザメのいる場所に放り込んで戦闘をさせるなど指揮官としては非常に問題があり、折角の魔女参謀のお膳立ても無駄にしてしまっている。
キャンプにやって来ていたジュニアライダー隊を襲撃し一度は慎一を捕える事に成功するが、駆けつけた沖一也=仮面ライダースーパー1に阻止されるものの、魔女参謀の助太刀を受けスーパー1を退け捉えることに成功する。
その後、人食いザメがウヨウヨ生息している海岸にて慎一を人質に長官からミサイルの秘密基地の在りかを聞き出そうとするが、斃したと思い込んでいたスーパー1に慎一を救出され作戦は失敗。最後は「スーパーライダー月面キック」を受けて爆散した。
人食いザメ
ジンドグマの死刑場と呼ばれる岩場に生息する鮫の群れ。魔女参謀とツリボットが「秘密基地の場所を吐かなければ息子はこうなるぞ」と、お試しとばかりにジンファイターを突き落とし、鮫に貪り食われる姿を見せつけ国防長官を脅した。
なおジンファイター(元ドグマファイター)は体の90%以上が機械化されており、高い凶暴性と強靭な顎を持つと推測される。
後にスーパー1を沖に追い込み人食いザメをけしかける作戦に活用される。
だが最初は肝心のスーパー1は無視してジンファイターに襲い掛かり、ようやくスーパー1に目を付けたかと思えば、ジャンプであっさり陸上に逃げられてしまう。その後は特に倒されるような描写も無く、放置されて終わった。
なお作中で登場したのは背ビレのみであり、天然の鮫なのかなんらかの改造手術を受けた生物兵器なのかは全く不明である。