「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
概要
『仮面ライダースーパー1』第29話「雨あめ降れふれ!怪奇傘男!!」に登場。
蝙蝠傘を模した妖怪王女配下の改造人間で、普段は“雨男”と呼ばれる老紳士の姿で暗躍している。
その使命はジンドグマが開発した、人間を意のままに操る事ができる『人間コントロールマシン』を仕込んだ傘を街中に配布し、手にした人間を操ってジンドクマの支配下に置く事である。
最初に草波ハルミに日傘を握らせて操り、鉄柱にぶつけて怪我を負わせた。
拳法の達人で沖一也との一度目の対決においては傘で滅多刺しに突き刺して重傷を負わせたほどの手練れであり、また街中に『人間コントロールマシン』を内蔵した傘を設置している最中、その危険性を知ったジュニアライダー隊が傘を使わない様に注意勧告をしているのを見ても、「どうせ大人は子供のいうことなんぞ信用しないから捨て置け」と不問にし、実際にはその通りに事を運ぶなど頭の回転も速い切れ者である。
『人間コントロールマシン』を内蔵した傘を手にした人々を操り、実験と称して暴動を起こし街に大混乱を招くが、ジュニアライダー隊にコショウを仕込んだスーパーボールを投げ付けられた事で正体を表し、彼らを殺してしまおうとしたが、彼らの行動が時間稼ぎになったらしく、傷を癒して駆けつけたスーパー1と対決。雷が先端の尖ったものに落ちやすいという性質を利用したスーパー1のエレキハンドを頭頂部に食い、最後は『スーパーライダー旋風キック』を受け「重ね重ね残念ー!」と言い残して爆散した。
能力
「雨よー降れ~」という言葉と共に任意で自在に雨を降らせることができ、主に人間態である“雨男”の際に使用する。
『人間コントロールマシン』を仕込んだ傘を握った人間は自分の意思で外す事ができなくなり、アマガンサーの命令の言いなりになってしまう。しかもタチの悪い事に洗脳の類などではなく、本人の意識は基本的にそのままである。
この傘の先端にはロケット弾が仕込まれており、何とビルや壁を破壊してしまえるほどの威力がある。
流石のスーパー1も手を出せないよく練られた作戦…と聞こえは良いものの、実際の所はスーパー1のエレキハンドの威嚇射撃に驚いた人々があっさり手放した為に作戦は失敗となった。
傘の先端にマシンガンが組み込まれた仕込み傘を武器としており、取っての部分を引き抜いてレイピア状のサーベルとして使用し、これで敵を滅多刺しにする。また、シールドとしても使用される。
体を回転させてエリマキから発射する『アマガサロケット』と呼ばれるロケット弾が必殺技。
余談
このアマガンサーが仮面ライダーシリーズ第一作目から怪人を演じてきた池水氏による最後のライダー怪人である。
関連項目
仮面ライダースーパー1 ジンドグマ 妖怪王女 ジンドグマ怪人 傘
エージェント・アブレラ:同じく雨傘がモチーフ。
ウェザー・ドーパント:天気を操るライダー怪人。こちらは雨以外の天気も発生させており、完全に上位互換。