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谷源次郎

にだいめおやっさん

昭和ライダーシリーズの『仮面ライダー(新)』及び『仮面ライダースーパー1』の主要人物。
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概要編集

筑波洋(スカイライダー)、沖一也(仮面ライダースーパー1)を肉体的、精神的に支え、彼らを影から様々な形でサポートする立花藤兵衛と並ぶ、縁の下の力持ちの役割である2代目おやっさん。演じたのは塚本信夫氏。


初登場はスカイライダー(仮面ライダー(新))第14話。筑波洋とは大学の後輩と先輩という間柄であり、かつてネオショッカーにより、最愛の妻と娘を殺害された過去を持つ。


また、人間改造工学の権威であり、かつてショッカーに強要され教え子である本郷猛の運命を激変させる切っ掛けを作った緑川博士の弟子とされる志度敬太郎博士とも知人。若い頃には沖一也の両親に世話になったことがあり、その筋で国際宇宙開発研究所のヘンリー博士とも親交がある等、幅広い交友関係を持っている。


海外のネオショッカー対策委員会に招かれ、そこで日本を離れることになった志度博士に依頼され洋のサポート役を買って出た事が切っ掛けで奇しくも後輩である洋が改造人間であることを聞かされた。『スーパー1』でも最終話を除き、赤心少林拳の師範代である玄海老師、弁慶以外で一也がライダーだと知る唯一の人物でもある。


そのような経緯から彼ら2人以外のライダーたちについても交友があり、一文字隼人城茂を“君付け”で呼ぶなど、初代おやっさんである藤兵衛とはまた違った態度でライダーたちに接している。

洋からは「先輩」、一也からは最初は「谷さん」、中盤からは「おやじさん」と呼ばれている。

その他、スーパー1で結成されたジュニアライダー隊の後見人としての一面をも持ち、また初代おやっさん同様意外とお金持ちであるようでスカイライダー時には喫茶店「ブランカ」を、スーパー1時には「谷モーターショップ」を経営している。エンジニアとしても優れた技術を持っているらしく、店の経営の傍らでバイクの修理などを手掛けている。


このフルネームは偽名であり、本名はネオショッカーに家族を殺されて以降、捨てたとのこと。


また、裏設定によれば藤兵衛と面識があるそうだが、仮面ライダーSPIRITSでは互いに存在は知っていたようだが、面識はないという。


余談編集

当初平山亨プロデューサーは志度役の田畑孝氏が病気降板となったことから立花藤兵衛の再登場を図り、演者の小林昭二氏に打診した。

しかし小林氏に断られてしまい、代わりに「おやっさん」に相応しい俳優を推薦してもらうことにした。

そこで小林氏は「僕と同じウルトラシリーズの隊長を演じた俳優ならどうでしょう」と『帰ってきたウルトラマン』でMAT隊長加藤勝一郎を演じた塚本氏を推薦したという。

裏設定で谷源次郎と藤兵衛が面識があるとされたのはこの事情に由来するとされる。


関連タグ編集

立花藤兵衛 おやっさん スカイライダー 仮面ライダースーパー1

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