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平山亨

ひらやまとおる

元東映プロデューサー。また、映画監督や脚本家、作詞家としても活躍。 1960年代から1980年代にかけて多くの東映特撮作品をプロデュース。ファンの間では『仮面ライダー』生みの親の一人として知られる(1929~2013)。
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経歴

1929年3月19日生まれ。
東京大学文学部に入学。在学中は映画監督を目指し、卒業後東映に入社。
入社後は助監督として東映京都撮影所で主に時代劇の制作に係わり、9年間で約130本以上の作品に参加。後に映画監督に昇格。
しかしその後はテレビの普及が原因で映画の制作本数が激減するなど仕事がなくなり、東映本社からの辞令でテレビ部へ異動、プロデューサーに就任した。

1966年10月に放映された『悪魔くん』で初プロデュース。その後も『キャプテンウルトラ』『仮面の忍者赤影』『ジャイアントロボ』『河童の三平』と次々とプロデュースし、特に石ノ森章太郎を原作に迎え、1971年4月から放映された『仮面ライダー』は爆発的な大人気を博し、翌年に白熱化した『変身ブーム』という社会現象を巻き起こした。
その成功により続編が作られ『仮面ライダーV3』『仮面ライダーX』『アマゾン』『ストロンガー』とシリーズ化され、ライダー以外にも『変身忍者嵐』『人造人間キカイダー』『イナズマン』など、石ノ森原作の東映特撮作品を次々と手掛けた。

1976年以降はプロデューサーの業務から離れて、新設された企画営業の部長代理としてデスク等の管理職を務める一方、ノンクレジットながら企画協力で引き続き特撮作品に加わった他、東映制作のアニメ作品(東映動画制作ではない)をプロデュースした事もあった。

1979年『仮面ライダー(※スカイライダー)』でプロデューサーに復帰。
仮面ライダースーパー1』を経て1984年1月3日放映の『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではプロデューサーとして係わった最後のライダーシリーズであると同時に定年退職記念作品となった。

定年後も嘱託職で残り『東映不思議コメディーシリーズ』(ロボット8ちゃんからじゃあまん探偵団魔隣組まで)で引き続きプロデューサーを務めた。
1989年3月、60歳を迎えて嘱託も定年、退職後は東映アカデミー代々木アニメーション学院などで講師として後進の育成や指導にあたった。
また、ファンとの交流並びイベントへの出席も積極的に参加していた。

2013年7月31日逝去。享年84歳だった。
翌年の2014年3月29日公開の映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の最後で、平山と同じくライダーシリーズを支えた監督の長石多可男(2013年3月31日没)と共に献辞が捧げられた。


エピソード

仮面ライダー第10話の撮影中の事故で主人公本郷猛を演じた藤岡弘、が重傷を負い、出演続行不可能と判明されて緊急会議が開かれた際、本郷の処遇を巡ってスタッフの多くが死亡案を挙げたのに対し「子供たちのオールマイティーの夢を壊すわけにはいかない」として断固反対の立場を取った。
その結果、主役交代=一文字隼人から始まり、その後の藤岡の番組復帰を経て、本郷&一文字ダブルライダー共演、そして続編へと、仮面ライダー第一期シリーズを約5年近く継続、後年に残るセールスを実現させていった。

がんばれ!!ロボコン』では「ロボコンに100点を!」というファンレターがたくさん届き、スタッフからもロボコンが100点を取る話を提案するが「ロボコンに100点を出すと視聴者が離れる」という理由から断り続けた。
結果、2年半=全118話(再放送含む)放映され、シリーズではない単体の特撮作品では最長となった。

秘密戦隊ゴレンジャー』のキャスティング選考では、モモレンジャーことペギー松山役を演じた小牧リサとの初対面がとても印象に残っており、キックのポーズを要求すると見事なまでの大腿から映えるハイキックを披露してくれたことでそのまま抜擢した。平山曰く「小牧リサの太もも=モモレンジャー」を発想したという逸話であった。


ペンネーム

平山は脚本や作詞を手掛けるときに複数のペンネームを用いており、中でも『八手三郎』は現在は東映映像本部テレビプロデューサーの共同ペンネームとして『スーパー戦隊シリーズ』や『メタルヒーロー』シリーズなどの原作名として使われているが、以前は平山の個人ネームで東映京都撮影所時代から使われていたという。
その他、東映ヒーロー作品の挿入歌作詞には主に田中守というペンネームが使われ、脚本では昭和ライダーシリーズで同じくプロデューサーを務めた阿部征司と共同で海堂肇というペンネームが使われた。


関連タグ

仮面ライダーをつくった男たち
東映特撮 東映ヒーロー

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