概要
柳生一族を題材とした1978年の日本映画。1978年、2008年、2020年にそれぞれ関西テレビ、テレビ朝日、NHKでテレビドラマ化。
公開翌年に開催された第2回日本アカデミー賞では、萬屋錦之介が優秀主演男優賞、千葉真一が優秀助演男優賞、野上龍雄・松田寛夫・深作欣二が優秀脚本賞、美術監督の井川徳道が優秀技術賞を受賞した。
1978年ドラマの主演:千葉真一
2008年ドラマの主演:上川隆也
2020年ドラマの主演:吉田鋼太郎
あらすじ
権力に生きる柳生一族の存続を賭けた陰謀が、骨肉の争いへと展開していく姿を描く。
烏丸少将文麿
「出ておじゃれ!隠れていても、獣は臭いでわかりまするぞ」
烏丸 文麿(からすま あやまろ)は、架空の公家(作品オリジナルキャラ)。映画版・TV版『柳生一族の陰謀』に通して登場したキャラ。官職は近衛少将で、略して「少将」と呼ばれる。官位を中に入れて「烏丸少将文麿」と表記される事もある。
本作で最も印象的な悪役である。
公家=雑魚という時代劇の定説を覆した、いわば史実の公家に近い麻呂である。
演者は、映画:成田三樹夫、2008:佐野史郎、2020:波岡一喜
ポプテピピックでパロディされ、話題になった。
クソつよ麻呂の動画でおじゃ!
関連タグ
- 一条公麿三位中納言⋯ソックリな公家が出てくるが、人違いである。ついでにいえば、この人の方が文麿よりも官位が高い。