波岡一喜
なみおかかずき
1978年8月2日生まれ、大阪府大阪市出身。
2004年に『プライド』(フジテレビ系列)でドラマデビュー。同年、映画『パッチギ!』(2004年製作、2005年公開)の準主演モトキ・バンホー役、『幻星神ジャスティライザー』で神野司郎/デモンナイト役を演じた。2006年にテレビドラマ初主演作となる『ライオン丸G』が放送された。2013年には、『仮面ライダー鎧武』でシド/仮面ライダーシグルド役で出演、2014年の『ベイブルース 25歳と364日』で映画初主演。
その後もドラマ『モブサイコ100』や『遺留捜査』、NHK大河ドラマ『青天を衝け』、『どうする家康』など数多くの作品に出演し、名バイプレイヤーとしての地位を確立した。
子供のころは気の弱い性格で保育園ではいじめられて登園拒否、その後は小学校まで幼稚園などには行かなかったことを2010年7月のブログで明かしている。
私生活では、2006年に一般女性と結婚。2007年9月24日に女児を授かったことを報告し、2010年6月23日に第2子男児、2016年6月7日に第3子女児それぞれを授かった。
育児には積極的で、ママチャリで幼稚園へ送迎したり遠足にも随伴するが、家事は不得手で、妻が実家へ行くと麦茶の淹れ方が分からず、洗濯機の使い方を妻に電話で尋ねた。掃除も苦手で、部屋を汚したくないために菓子やパンなどを食す際はゴミ箱を抱えるという。
『パッチギ!』に出演した際に井筒和幸に散々しごかれた。笑うシーンで、200回以上笑うも「フィルムの無駄」と言われ、カメラを回さずに助監督と2人でずっと笑うが本番で使われたのは5秒程度だった。撮影中は毎晩同室の小出恵介と「明日撮影が休みになれば良い」と話したが、撮影後に事務所へ井筒から電話があり「どこに出しても辛くないようにしてやった」と言われ、実際それ以上に辛いと感じた仕事はないと語る。