「やれやれ……聞き分けのない子供は嫌いだぜ」
チェリーエナジー!
「変身」
ロックオン!
ソーダ!
チェリーエナジーアームズ!
CV:波岡一喜
変身者
・シド
概要
『仮面ライダー鎧武』14話から登場する次世代アーマードライダーの一人。
変身者は元錠前ディーラーのシド。
アーマードライダーでは初の北欧風のデザインで、手足にはヴァイキングの様な毛皮が付いている。
普段から帽子を着用している為か、変身後も頭部に手を当てる仕草を頻繁に見せている。
変身ポーズ
右手でロックシードを解錠した後帽子のつばに左手で触れながらゲネシスドライバーに装着し、ドライバーのレバーを動かすことで変身する。
形態
チェリーエナジーアームズ
身長 | 203cm |
---|---|
体重 | 105kg |
パンチ力 | 14t |
キック力 | 18.9t |
ジャンプ力 | ひと跳び24m |
走力 | 100mを6.1秒 |
新世代アーマードライダーの中でも特にパワーに特化しており、攻撃力を高める装備が各所に配置されている。
両腕と両足に取り付けられた毛皮型装備「シグルドボーア」もその一つで、余剰熱を吸収してエネルギーに変換する機能が備わっている。
接近戦を主体とするパワーファイターだが、自らの力を誇示し、相手を必要以上に痛めつけて力の優劣を見せつけようとするチンピラ的な振る舞いをするのも特徴。
当初は次世代システムがもたらすスペック差もあり旧システムのライダーたちに対し有利に立っていたが、この戦闘スタイルやシドの慢心からくる迂闊さが仇となり、詰めの甘さを見せることが多かった。
やがて鎧武やバロンが自身と同等、もしくは自分以上の性能を誇る新たな形態を得たことでパワーバランスの崩壊に拍車がかかり、最終的にバナナアームズのバロン一人でさえ圧倒出来なくなる程に実力の差が開いてしまっていた。
総じてシドがスペックに頼りきりなせいで次世代ライダーの中では最弱と言っていい程に力量が劣っており、旧世代にすら同じ土俵に立たれた途端劣勢に陥るという散々な結果を招くこともあった。
キバアームズ
キバロックシードを使用して変身する形態。
ガンバライジングにのみ登場する。
必殺技
チェリーエナジーアームズの技
- ソニックボレー
ソニックアローにロックシードを装着して発動。
チェリーエナジーロックシードだと、矢を挟むようにしてぶら下がっているさくらんぼ状のエネルギー体を放ち、敵に刺さった瞬間アメリカンクラッカーの要領で回り込みんで敵を両サイドから押し潰す。
シドロックシードだとスイカロックシードを射抜いて無人機スイカアームズを起動させる。
- ディーラーズモーメント
ソニックアローで敵を乱れるように切り裂き、ソニックアローの狙撃でトドメを刺すガンバライジング限定技。
キバアームズの技
- ダークネスディーラーブレイク
右足を高く掲げ、その後飛び蹴りを放つ。
モーションは仮面ライダーキバのダークネスムーンブレイクと同じ。
ガンバライジング
ガンバライジングでは3弾から参戦。
マリカ同様にSRとCPで参戦した。SRは表面だとミガワリアップでチームを無条件でフォローし、しかもどちらのスロットにも50がないという優秀な1枚。
必殺技は劇中再現のものではないものが、荒々しく好戦的なシドの気性を表した連続攻撃の再現度は高い。蹴り抜いた後の勢いを殺さず斬撃を放ち、さらにそのまま隙無くトドメの一発を放つ様はまさに戦闘のプロである。同じくアグレッシブなマリカとは斬撃と射撃の構成が逆になっているのも特徴。
6弾の「伝説ロックオン! キャンペーン」ではキバアームズが登場した。
余談
登場前に刊行された特撮雑誌「宇宙船」2014年冬号での紹介では「変身者は不明」という趣旨の記述がなされていたが、その直後「錠前ディーラー時代には見せなかった冷酷さを」と書かれており、結果とんでもないネタバレをかましてしまった。
関連タグ
仮面ライダー斬月・真、仮面ライダーマリカ、仮面ライダーデューク:ユグドラシル・コーポレーションのメンバーがゲネシスドライバーで変身するアーマードライダー。
仮面ライダーフィフティーン:毛皮を使ったアーマードライダー。
仮面ライダーオーディン:北欧神話の登場人物が名前の由来のサブライダー。