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解説編集

全ガンダム大投票から続く投票企画第8弾。初の特撮からの企画である。

公式サイトにて投票を募り、一番好きな仮面ライダー・作品などをランキングするという企画番組。仮面ライダー50周年記念企画でもある。


投票期間は2021年9月17日(金)~10月17日(日)午後11時59分まで。

10月2日に中間発表が行われ、結果は同年11月6日(土)、NHK-BSプレミアムの生放送番組にて発表された。


生放送番組ではエス役の伊藤英明氏、門矢士役の井上正大氏、乾巧役の半田健人氏、五十嵐一輝役の前田拳太郎氏、フィーニス役の生駒里奈氏、紅音也/猿渡一海役の武田航平氏の6人のレジェンドキャストが出演している。他に中川翔子氏も出演。司会はNHKアナウンサーの杉浦友紀氏と『REAL×EYEZ』を歌唱した西川貴教氏が担当した(REAL×EYEZもちゃんと音楽部門にランクインしている)。


映像ゲストとして要潤氏、藤岡弘、氏も出演している。


カテゴリー編集

カテゴリーは以下の3つ

  • 作品:3つまで投票可能(TVSPは基本的にTVシリーズと同一扱い、劇場版は別枠扱い)。
  • 仮面ライダー:5つまで投票可能。
  • 音楽:3つまで投票可能(映像作品で使用されたもののみ)。

投票結果編集

各カテゴリーで最も多かったものは次の通り。

作品全体の人気のみ、発表された25位まで記載。


作品編集


ライダー編集

(※)2号ライダーは『仮面ライダークローズ』(第11位)、4号ライダーは『仮面ライダー王蛇』(27位)


音楽編集


評価編集

基本的にはやはり平成ライダー及び仮面ライダーゼロワンの多くがノミネートされており、番外となったのはキバウィザードゴーストセイバーの4作。

昭和ライダーは馴染みのない人も多い為少ないが、それでも初代、V3、BLACKがランクインとなった。


電王は音楽部門で2回もトップ10入り(両方ともにClimax_Jumpシリーズである)、作品部門とライダー部門共に1位という、衰えぬ電王人気を視聴者に見せつけた。

2位のWや3位のオーズも当時より根強い人気を持ち、10年以上経った令和に未だ新形態や続編などがリリースされる事からも、その愛されようが窺える。


現行作品の『仮面ライダーリバイス』は始まったばかりゆえ作品部門での入賞は逃したが、それ以外ではしっかり成績を残しており、ライダー部門では38位、音楽部門では19位となかなかの好成績を修めたほか、サブコーナーとして紹介された「9歳以下に人気の作品BEST5」では1位を獲得した。



音楽で次点に票数が高かったのは『Revolution』(21位)。この他にも『乱舞escalation』(23位)、『Supernova』(26位)、『Double-Action』(28位)と平成世代の人気挿入歌も20位代に集中しており、如何にこの順位がずば抜けているかが理解できるだろう。とはいえ、音楽部門は主題歌に票数が集中しやすい傾向にあるので、『Time judged all』に続いた彼ら(?)も大健闘したと言える。

1位から4位に目を向ければ、DAPUMP三浦大知大黒摩季小室哲哉など一般層に認知度の高いアーティストが手掛けた楽曲がTOP10入りしており、オタク層のみならず、一般層からも多数の票が集まったと思われる。


なお、最下位は作品部門では仮面ライダーV3(25位)、ライダー部門では仮面ライダータイガ(100位)、音楽部門ではFULL_FORCE。ただし、ここでいう最下位とは決して不人気を意味するものではない。むしろ、567710という膨大な投票数の中から見事ランクインを勝ち取った証(=ランクインしていない作品・ライダー・楽曲も存在している)なのである。そういう意味では最下位という呼称は正しくない。尚V3は50~59代の投票数が63.1%とぶっちぎりで高く、同じく60代も高い数値を出している。

当然ながらネット上の投票のため参加率も若い層が多く、高い年齢層の参加率が低いのが票が伸びなかった原因と言える。

ちなみにネタキャラとして人気の高い仮面ライダーゲンム(19位)、ギャレン(36位)、キックホッパー(49位)、イクサ(54位)に関してはランクインこそしているものの、知名度の割に順位はそこまで伸びておらず、ネットでのネタ人気と全視聴者での人気は一致しないという一例を生み出した。

逆に作品部門ではネットで賛否両論が巻き起こった仮面ライダービルド(5位)、仮面ライダーゼロワン(本編10位、劇場版16位)は全作品で比較してもトップクラスの高順位に位置しており、上述のネタキャラと合わせてネットでの評価と実際の人気は比例しないという好例を作り出した。


この他、順位は偶然にも縁のある数字になっている作品や音楽も存在する。

  • 仮面ライダーOOO』(作品部門、音楽部門で3位)
    • "3"つのメダルで変身する。
  • 『Alive a life』(13位)
    • 龍騎の登場ライダーは合計で"13"人である。
  • 仮面ライダーW』(作品部門、仮面ライダー部門で2位)
    • "2"人で1人の仮面ライダー。
  • 仮面ライダークウガ』(作品部門で4位)
    • 別名:未確認生命体"4"号
  • 仮面ライダー555』(ライダー部門で5位)
    • 名前に"5"が入っている

余談編集

タイトル詐欺?編集

なお、全仮面ライダーを謳うだけはあり、関東十一鬼も投票対象であるが、(擬似ライダーはともかくとして)何人かハブられた正規戦士も登場する。

仮面ライダー図鑑では「仮面ライダーではない」とされているシャドームーンは今回はライダーカウントとなっている。


その他編集

実は一部の作品では女性票が票数の大半で、男性票はあまり入っていないというのが現状である。

これは仮面ライダーに限った話では無いが、女子受けするか否かで人気に大きな差が出る現実を気に入らなく思う硬派好きも昔から存在する。


一般層のみならず、ディープファンもこの番組を作り上げているため、度々濃いネタの数々が飛び出す事があった。

出演者側では伊藤英明氏がプレバンで販売された「ゼロワンサポーターTシャツ」を装着し、中国限定の「LIMITED_RED_DX飛電ゼロワンドライバー」をカスタマイズしたエデンドライバーを提げて登場した(エデンドライバーは元々ファンの間で赤ゼロワンドライバーの方が似合っていると言われており、まさかの変身者本人がそれを実践した事で大きな話題となった)。ジャケットのポケットにはヘルライジングホッパーS.H.Figuartsが収まっており、仮面ライダーエデンへの愛や裏話を語り、改めてファンにガチ勢だと認識させた。ある意味で本番組の出演者の中では最も注目を浴びた人物であると言える。


ファンコメント関連ではジオウ関連が話題になっており、『仮面ライダージオウ』(TVシリーズ)のファンコメントの内容がどう見ても20代女性を自称するウォズの物だったり、『Over_Quartzer』が「ピザに天ぷらとハンバーグあんかけスパをトッピングしてカレーをかけてギョーザの皮で包んだような作品」(原文ママ)と評されたりととんでもなくカオスな事になっていた。無論、あのシーンも流されている。


関連タグ編集

仮面ライダー 仮面ライダーシリーズ


全プリキュア大投票:同番組で行ったニチアサにおけるプリキュアの大投票。

全ウルトラマン大投票:2022年、仮面ライダーに続いて行われる、ウルトラマンの大投票。


仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER:作品部門でのTOP2はこの作品のキーパーソンである。


関連サイト編集

公式サイト


全仮面ライダー大投票 仮面ライダー部門

全仮面ライダー大投票(仮面ライダー部門)

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