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仮面ライダーダークネクロム

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かめんらいだーだーくねくろむ

仮面ライダーダークネクロムとは、『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』及び『仮面ライダーゴースト』に登場する仮面ライダー達である。

ジェレド「天空寺タケルか…ここまで追ってきたのか。」

ジェビル「もう貴様には用はねえんだよ!」

ジェイ「私達は村の皆さんに用があるのよ!」

スタンバイ!

ローディング!ネクロム!

演者・CV八十島弘行(2700)(R)、ツネ(2700)(B)、高山侑子(Y). かでなれおん(P)
スーツアクター岡田和也(R)、神前元(B)、内川仁朗(Y)、藤田慧(P)

概要

仮面ライダーゴーストの夏の劇場版『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』に登場する劇場版限定ライダー

仮面ライダーダークゴーストに変身するアルゴスが率いるアルゴス親衛隊の幹部達が、プロトメガウルオウダーと各色のダークネクロムゴースト眼魂を用いて変身する。

顔にメイクをしているジェレドが変身する仮面ライダーダークネクロムR(レッド)、青い髪が特徴的なジェビルが変身するダークネクロムB(ブルー)、女性であるジェイが変身するダークネクロムY(イエロー)の3体が存在。

その名前から分かる通り仮面ライダーネクロムのダーク版であり、ネクロムのメインカラーが白いのに対し、こちらは全体的に黒いボディをしている。

量産型な為かチューブなどの装飾が多かったネクロムと比べると、マスクとベルトのバックル以外にこれといった装飾がないかなりシンプルなデザインになっており、パーカー部分はゴーストオレ魂と同一の形状である。

各々の外見的な差異はマスクのスゥイープホーンとヴァリアスゴーグル、パーカーの色味(及びプロトメガウルオウダーに装填されているゴーストアイコン)が違うのみで、形状的な違いはない。

また、ゴーストのライダーでは唯一基本形態でもフードを下ろさないで戦うのが特徴。

更に英雄ゴースト眼魂を使用する事で、ゴーストチェンジも可能である。

劇中では何度もタケル達の前に立ちはだかってその度に大暴れを見せている。

Bは物語の中盤で配下を引きつれてアルゴスがいる虹色の塔に向かうタケル達を襲撃するが、どこからともなく乱入したエグゼイドによって撃破される(ちなみにカットイン演出の際に演者の持ちネタ「右ひじ左ひじ」を行なっている)。

残ったRとYは最終決戦に参戦するが、Rはディープスペクターのギガオメガドライブ、Yはネクロムのネクロムデストロイに打ち負けて爆散。

配下の眼魔達も全て倒された事でアルゴス親衛隊は全滅した。

スペック(全員共通)

身長204.0cm
体重94.0kg
パンチ力10.3t
キック力13.7t
ジャンプ力ひと跳び44.9m
走力100mを4.8秒(時速75km)

ネクロムのプロトタイプである為か、スペックはあちらと比べるとやや低い。

だがそれでも闘魂ブーストを上回る程はあり、プロトタイプにもかかわらず高い能力を秘めている。

更に一対一であれば性能は上である筈のネクロムを圧倒出来るなど、変身者達の力量も相当なものであることが窺える。

派生形態(ゴーストチェンジ)

眼魔スペリオルが投げた、英雄の村に住むビリー・ザ・キッドを倒して変化させたビリー・ザ・キッドゴースト眼魂を受け取ったダークネクロムBが変身。

ガンガンセイバーのガンモードとバットクロックのガンモードの二丁拳銃でネクロムを苦しめた。

ダークネクロムRが英雄の村に住む武蔵坊弁慶を倒して変化させたベンケイゴースト眼魂を用いて変身。

ガンガンセイバーのハンマーモードを振るってゴーストを叩きのめした。

ベンケイの力は彼の荒々しい攻撃スタイルに合っていたようで、戦闘中に「こりゃいいぜ!」と高揚の声を上げている。

ダークネクロムYが英雄の村に住む織田信長を倒して変化させたノブナガゴースト眼魂を用いて変身。

他の2人とは異なり、頭部のウィスプホーンがスペクターが変身した時と同様2本になっている。

ガンガンハンドの銃モードを用いた的確な射撃で、ベンケイ魂に変身したRをアシストしてゴーストを追い詰めた。

共通アイテム

変身アイテム。プロトメガウルオウダーは眼魔スペリオル・パーフェクトが使用している物と同型。

ゴーストリベレイターを押して待機状態にしたダークネクロムゴースト眼魂をプロトメガウルオウダーに装填することで変身が完了する。

変身音声は『ローディング!ネクロム!』。

ゴーストリベレイターを押して起動したゴーストアイコンをプロトメガウルオウダーに装填する事でゴーストチェンジを行う。

劇中では英雄の村に住む英雄達を倒して変化させた眼魂を使用。

変身音声は『ローディング!』。

プロトメガウルオウダーから取り出す武器。

ゴーストやスペクターが使用している物の同型で、ゴーストガジェットと合体出来る点も変わっていない。

劇中ではRがガンガンセイバーのハンマーモード、Bがガンガンセイバーのガンモード、Yがガンガンハンドの銃モードを使用している。

一部の写真では3人全員がガンガンセイバーのブレードモードを所持しているが、劇中では基本形態でこれらの武器を使用する描写はない。

同じくプロトメガウルオウダーから取り出すアイテム。

劇中ではBがガンモードのバットクロック、Rがガンガンセイバーと合体した状態のクモランタンを使用。

ダークネクロム達が操縦する巨大ユニット。

ゴーストが使用している物と同型だが、緑色だった部分が青色になっている。

マシンゴーストライカーキャプテンゴーストに分離できるかは不明。

ダークネクロムP(ピンク)

「貴方はもう、アデルではない。」

仮面ライダーゴースト』第39話『対立!父と娘!』に登場。

アリアダークネクロムPゴースト眼魂をプロトメガウルオウダーに装填して変身した姿。名前の通り、各部の色がピンク色に変化している。

劇場版の3人とは変身プロセスが異なっており、待機状態のダークネクロムPゴースト眼魂を装填後にプロトメガウルオウダーのデストローディングスターターを押す事で変身が完了する。

必殺技はプロトメガウルオウダーのデストローディングスターターを押し込んで右足にピンク色のエネルギーを収束させた後、両足できりもみキックを放つダークネクロムスパイラル

ガンマイザーの力を得て暴走し出したアデルを止める為に変身し、桃色のプレートが変化したガンマイザープラネット、深緑色のプレートが変化したガンマイザークライメットと2対1での戦いになる。

身軽な動きで翻弄するも圧倒的な力を持つガンマイザーの前には叶わず、必殺技のダークネクロムスパイラルを放つもシールドによりあっさりと弾かれてしまい、変身解除すると同時にアリアの眼魔眼魂も粉々に砕け散ってしまった。

ちなみに本来変身時に出現するパーカーゴーストオレ魂の色違いなのだが、何故かテレビ朝日公式サイトに掲載されているパーカーゴーストの画像はネクロムのパーカーゴーストをピンク色にした物になっている

余談

スーツのボディ部分は、実体化した偉人ゴーストのスーツにベルトをつけてマスクを交換したものと思われる。

RのスーツはPにリペイントされ、その後にPのマスクは友情バースト魂に改造されている。

変身に使うブレスはプロトメガウルオウダーと同型であるが、当初ダークネクロムが発表された時にはメガウルオウダーと呼称されていた。

しかし、テレビ朝日公式サイトのダークネクロムPの項にはプロトメガウルオウダーとある為、こちらが正式な呼称であると見て間違いないだろう。

名称がやや長い為か、公式の説明文などでは色の部分が頭文字だけに略称されている。

なお、NHKの「全仮面ライダー大投票」では正規ライダーであるにもかかわらず、投票対象からハブられるという扱いを受ける。ただし、アバドンやメイジといった他の量産型は投票対象になっている(主人のエクストリーマーもダークゴーストに編纂されている模様)。

量産型であるにもかかわらず、各個体ごとに名前が違うのが問題だったのではないかと思われるが、それなら仮面戦隊ゴライダーのように一纏めでカウントでも良かった気がするのだが…。

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