ユルセン「全く、手間のかかる奴だなぁ」
ゴースト「それは…お前の船か?」
ユルセン「これは、キャプテンゴースト!お前の物だ!」
概要
仮面ライダーゴーストをサポートする幽霊船型の飛行ユニット。
自律行動が可能であり、ユルセンの指示や自己判断によって戦闘を支援する。
ユルセン曰く「お前の物」らしいが、登場するまで当の本人はその存在を知らず、呼び出すのも専らユルセンだったりとゴーストの意志で使用されるケースはあまりない。
登場時には『目の紋章』から出現している様な描写が見られるが、出自や普段は何処に居るのか等は不明で、役目を終えるとユルセンと共に何処かへ去っていく様子も見られた。
初登場は第2話。
外観
一言で言えば『2本脚(腕)が付いた巨大な幽霊船』。
船体は黒で腕や船首が緑。爪やマストが灰色で甲板のフレームが銀。
さらに船底や側面には赤い塗料でパターン付けした様な顔面(口と目)が造詣されており、敵側のユニットとして登場しても通じそうな不気味な見た目をしている。
スペック
全長 | 重量 | 最高飛行速度 |
---|---|---|
3.0m | 255kg | 390km/h |
船底・側面にある口と目「フェイスレッドスマイル」は飾りではなく、見えない敵を見つけ出す「ディメンションソナー」を備えており、また内部には自律行動の制御ユニットが格納されている。船体を覆う防御フレーム「アージェントガンネル」は耐衝撃性に優れ、高速で体当たりして障害物を破壊する攻撃的な運用にも耐えうる。
船首を兼ねる主砲「セイリングキャノン」は追尾性を持つエネルギー弾を生成・高速連射する事が可能。半径500m以内の対象であれば、ほぼ確実に命中させられる高い精度を誇る。
二本の帆「ミラージュマスト」は周囲のエネルギーや気流を捉えて増幅させ、ボロボロな見た目に似合わぬ膨大な推進力を生む。
異物感満載の2本の腕「レプティルアーム」は2tの物体を殴り飛ばすパワーと、クァンタムソリッドでできた鋭い5本の爪「アンカークロー」を兼ね備え、あらゆる金属を引き裂く事が出来る。
船尾にある二つのユニットは「ヴォイドフローター」と呼ばれる重力制御装置。任意の方向に重力を発生させる機能を備えて、左右2基の出力バランスの調整によって、急上昇や急降下、高速旋回を行うことが可能。
その効力はかなりの物で、第13話ではプラネット眼魔を追いかけてゴースト リョウマ魂を宇宙まで運んでみせた。
イグアナゴーストライカー
ゴーストのバイク・マシンゴーストライカーと合体する事で出来上がる巨大イグアナ型ユニット。
最高速度は落ちており、飛行能力も無くなるため機動力は低下するが巨大化した眼魔やグンダリを単独で撃破するほどの戦闘能力を有し、ゴースト単独では対処に困る場面で活躍する。
類似機体
タイムマジーン(ウール機)
『仮面ライダージオウ』に登場する敵組織「タイムジャッカー」のウールが使用するタイムマジーン。キャプテンゴーストを模している理由は不明。
オリジナルより大型で速度も高く、謎の小型のマシンと合体してロボモードなる機能を持つ。
バイクとの合体なしでイグアナゴーストライカーに変形することも可能。
詳しくはタイムマジーンを参照。
余談
- バイクと合体する関係で3人並べるかどうか程度の幅しかないが、大きさをある程度変動させる事が可能らしく劇場版では5人が無理なく搭乗できる大きさになっていた。